BenQ(ベンキュー)のゲーミングモニターでMOBIUZシリーズの「EX321UX」です。2024年5月に発売されたモデルで解像度が4Kで、リフレッシュレートが144Hzに対応する31.5インチモデルです。
本記事では製品の機能について解説していて、詳しいスペックについてレビューしていますので、ぜひご参考ください。
モニターの特徴
EX321UXの大きな特徴は、パネルの種類がIPSでMini LED(ミニLED)バックライトを採用している点にあります。以前のLEDと比較して輝度やコントラストを細かく最適にすることが可能になっています。
サイズは31.5インチの大画面で、最大輝度1,000cd/㎡の性能があり迫力のあるゲームが楽しめます。
デザインはPS5と並べて設置したくなるような白系のデザインで、ベゼルの部分はブラックです。
画面
解像度は4K UHDに対応しており、高画質な映像を映すことができます。リフレッシュレートは最大144Hzで応答速度は1msで高速です。低レイテンシーのFreeSync Premium Proに対応しているので、FPSゲームのような速いゲームにも対応できる性能があります。
色は量子ドット技術により、色域が広く鮮やかな色彩です。輝度が高くコントラスト比が1000:1のVESA DisplayHDR 1000に対応している点も魅力です。
また、Color Shuttleソフトを使うと最適なカラー設定をプリセットして保存が可能になります。
機能
設定できるカラーモードが多く、ゲーム用のモードの他、シネマやリアル HDRiなどが使えます。
KVM機能では複数のデバイスを切り替えて使いたいときに便利です。「Shadow Phage」機能は、AIにより映像コンテンツに合わせてリアルタイムで、自動でコントラストを調整。「Color Vibrance」では色の鮮やかさを調整し、Light Tuner機能では明暗を調整します。
スタンドは、画面の高さ調整が100mmで昇降が可能で、前後の傾きを調節するティルトや、左右の方向に角度を変えられるスウィーベルに対応しています。
オーディオはスピーカーが無く、ヘッドフォンジャックが備わっています。その他の機能としては、付属品としてリモコンがあるので操作するときに便利ですね。
接続
接続は、HDMI 2.1 eARC・DisplayPort 2.1・USB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応、65W給電・データ転送)などが使えます。その他、USBハブ機能のポートが付いています。
ケーブルは、HDMI・USB-C・USB3.2の3種類が付属しています。
レビュー
BenQ(ベンキュー)は台湾のメーカーで、MOBIUZシリーズはゲーミングで高性能なモデルを多くラインナップしているゲーム向けのブランドです。
本記事で紹介をしたEX321UXは、新たな技術を採用しており、ミニLEDを繊細に調整するAIの自動調整が特徴的なモデルになっています。
ゲーミングモニターの性能を測る上で重要になっていたのが、リフレッシュレートの速さでしたそれだけでなく、色の表現力が魅力のモデルとなっています。
解像度が4Kで高画質に映せる点がポイントで、パソコンでは144Hz、PS5ではHDMI2.1なので4K 120Hzまで対応できます。接続端子が多いのでPCとゲーム機の両方で使いたい人にとっても魅力がある機種だと思います。
というわけで、良い点を多くお伝えしましたが、気になったの1点だけあり、他のメーカーのゲーミングモニターと比較すると、スタンドの高さ調整できる昇降の幅は狭いように感じます。
それ以外は31.5インチの大画面、さらにコントラストが高くメリハリのある画面で、ゲーム環境に最適な製品ですね。
価格は2024年05月15日20:29の時点で税込み265,000円です。保証は3年のサポートです。
スペック
製品名 | EX321UX |
---|---|
メーカー | BenQ |
画面サイズ | 31.5 インチ |
解像度 | 4K(3840 x 2160ピクセル) |
コントラスト比 | 1000 cd/㎡(最大HDR時) |
アスペクト比 | 16:9 |
リフレッシュレート | 144Hz(最大) |
応答速度 | 1 ms |
パネル | IPS |
色域 | 99% Adobe RGB、99% P3 |
カラー | 10.7 億色 |
サイズ | (H x W x D) 714.4x598.7x306mm |
重量 | 9.7 kg |