Philips(フィリップス)のマルチタッチ機能のSmoothTouchに対応しているモニターのご紹介です。「222B9T/11」は21.5インチの製品で2019年11月に発売されてから売れ続けている定番モデルです。
本記事では製品の機能について解説していて、詳しいスペックについてレビューしていますので、ぜひご参考ください。
モニターの特徴
一番の特徴はSmoothTouch ディスプレイで、10点のマルチタッチに対応している21.5インチモニターです。タッチジェスチャーはタップやグラブ、ズームやスワープなどが可能です。直感的に指で操作できるのは快適です。ただし、対応しているOSがWindows 10やAndroid 7.1など限られているので、検討している人は確認しておきましょう。
画面
解像度はフルHD(1920 x 1080)なので、作業するためのモニターとしては十分な画質です。色は約1677 万色で色域はNTSC 72%をカバーしています。また、独自の技術としてSmartContrastがあり、コンテンツを分析をして色の調整とバックライトとの強さが自動的に行われます。
機能
機能はコントロールボタンから設定が可能で、OSDメニューよりセットします。輝度のレベル調節や表示モードを切り替えられます。
目を保護する機能としては、ローブルーモードがあり、ブルーライトカットが可能です。また、目の疲れを軽減するチラつきを抑えるようになっています。
スタンド部分は上下のチルトの角度調整に対応しています。一般的なモニターと違い、90°上に画面を向けてフラットにして使えるデザインです。タッチモニターなので操作しやすくなります。
スピーカー(2W x2)を内蔵しているので、音を出力することも可能です。
接続
接続はアナログではVGA、デジタルではDVI-D・DisplayPort 1.2・HDMI 1.4に対応しています。また、タッチ機能を使うためパソコンのUSBポートに接続する必要があります。
付属品のケーブルはHDMIやDPなど全ての種類が付いていて、USBケーブルも付いています。ちなみにタッチ機能で使えるスタイラスペンも付属しています。
レビュー
フィリップス(Philips)は、オランダの会社で世界的に販売されています。ヘルスケア関連の業務用の周辺機器を扱っていて信頼性の高い製品を多く製造しているメーカーです。
SmoothTouch[222B9T/11]も人間工学に基づいたZ型デザインにより位置で使用できるようになっています。
評価できる点としては、他のメーカーの21.5インチのタッチパネルモニターと比べてスタンド部分がしっかりしています。また、接続する端子が豊富なことも魅力です。一方で気になる部分はTNパネルなので、色域はそれほど広くはありません。とはいえ、操作する目的で選ぶのであれば検討したいモニターです。
保証は5年のサポートがあるので安心して使えます。
価格は2024年05月09日21:36の時点では税込み33,739 円です。
スペック
製品名 | 222B9T/11 |
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メーカー | PHILIPS |
画面サイズ | 21.5インチ |
解像度 | フルHD(1920x1080ピクセル) |
コントラスト比 | 1000:1 (SmartContrast時50,000,000:1) |
アスペクト比 | 16:9 |
リフレッシュレート | 60Hz (最大) |
応答速度 | 1ms(GTG) |
パネル | TN |
色域 | NTSC 72% |
カラー | 約 1677 万色 |
サイズ | 515(W)x 394(H) x 227(D) mm |
重量 | 7.46 kg |