Lenovo(レノボ)のTinyシリーズ専用のモニターで、ThinkCentre Tiny-in-One 24 Gen5のご紹介です。(Tiny以外のパソコンでも接続できます。)発売日は2023年6月6日のモデルになっており、23.8型のサイズのモニターにWebカメラとマイクを内蔵しています。
本記事では製品の機能について解説していて、詳しいスペックについてレビューしていますので、ぜひご参考ください。
モニターの特徴
特徴はThinkCentre Tiny-in-One 24 Gen 5のディスプレイの背面に、ミニPCのThinkStation Tinyシリーズを取り付けて、一体型のオールインワンで使う環境にできる点です。
標準でウェブカメラとマイクロフォン、スピーカーを内蔵しているのでオンライン会議などに最適な製品です。
デザインはレノボらしいブラックとレッドのカラーになっていて、レノボのパソコンを使っている方におすすめです。
画面
パネルの種類はIPSで、解像度はフルHD(1920x1080)なので画質としては十分です。
色は8bitカラーの最大1,677万色、色域はsRGB 99%カバーしています。輝度は250 cd/㎡なのでそれほど明るくはないですが、コンパクトなサイズなので問題ない明るさです。コントラスト比も1000:1なのでどちらかといえば高い方です。
機能
スタンド部分の機能は高さ調整が可能で、最大で155mmの範囲で上下に調節することができます。手前と奥の角度を調整するチルトと、左右のスイーベルにも対応しています。
また、画面を90°ピボット(回転)することにより、横から縦にして使用することも可能です。
OSDメニューより設定できることは、明るさやコントラスト、オーバードライブやカラーモードを調整できます。
内蔵スピーカーは他のメーカーの24インチに内蔵されているモニターと比較すると、出力が大きめで3W x 2なので音声もしっかりやりとりできると思います。
接続
接続はDisplayPortまたはHDMIポートにより映像の出力が可能です。また、VESAマウントは100mmに対応しているので、市販のアームに取り付けることもできます。
注意点として付属品はACアダプターとスタンドぐらいなので、必要に応じてケーブルを別途購入する必要があります。
レビュー
レノボは2022年の時点でパソコンにおいて世界で1位のシェアがある人気メーカーです。ちなみにNECや富士通もレノボのグループです。
そんなレノボのPCモニターなので、デスクトップパソコンにはないWebカメラもモニターに付いており便利ということなのかもしれません。
パソコンでオンライン会議や授業など、コミュニケーションをしたい人におすすめの製品です。約24インチの大きさで省スペースに設置ができます。
評価として良い点は十分な性能のスピーカー・カメラ・マイクを内蔵しているということになります。一方で気になる点はデザインは好みが分かれそうな感じがします。
とはいえ、レノボのパソコンを使っている方であれば、ThinkCentre Tiny-in-One 24 Gen5はピッタリだと思います。デスクトップPCで、オンライン通話をしたい方に適したモニターですね。
価格は2024年05月18日02:05の時点で税込み48,400円です。
スペック
製品名 | ThinkCentre Tiny-in-One 24 Gen5 |
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メーカー | Lenovo |
画面サイズ | 23.8インチ |
解像度 | FHD(1920×1080ピクセル) |
コントラスト比 | 1000:1 |
アスペクト比 | 16:9 |
リフレッシュレート | 60Hz(最大) |
アイケア機能 | 対応 |
パネル | IPS |
色域 | 99%sRGB |
カラー | 1,677万色 |
サイズ | 207.6 mm x 539.6 mm x 539.8 mm |
重量 | 6.0 kg |