JAPANNEXT(ジャパンネクスト)の「X-360Q」は、ULTRA FAST IPSパネルを搭載しているゲーミングモニターです。2024年4月19日に発売されたハイスペックなモニターで、リフレッシュレートは360Hzに対応しています。本製品の機能について解説していて、詳しいスペックについてレビューしていますので、ぜひご参考ください。
モニターの特徴
大きさは27インチでWQHDのゲーミングモニターです。
モニターの大きな特徴は超高速なリフレッシュレートで360Hzに対応している点です。速い理由はULTRA FAST IPSパネルを搭載しているためで、視野角も上下左右178°まで対応しています。
また、スタンドは回転や昇降など高機能なタイプです。接続の種類が多く、DPやHDMIのほかにUSB-Cを備えているので、ノートPCを使いたいシーンでも便利です。また、ゲーム機ではHDMI2.1なのでPS5でWQHD@120Hzが可能になります。
リフレッシュレートが360Hzの画面
解像度はWQHD(2560x1440ピクセル)に対応しており、フルHDと比べて78%高精細な画面です。
ULTRA FAST IPSパネルなので、滑らかでリフレッシュレートが360Hz、応答速度は1ms(GTG)に対応しています。
色は鮮やかで色域が広く、sRGB 100%でDCI-P3 95%をカバーしています。また、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しているため、ゲームで暗いシーンでも黒つぶれや白飛びすることなくリアルな映像を実現しています。
輝度が500cd/m2でコントラストが高く1000:1で映すことが可能で、HDR400相当の性能があります。
機能はUSB-Cに対応
USB-Cを使えば、ケーブル1本で給電(最大90W)と映像表示が可能なので、ノートパソコンのサブモニターとして快適に使えます。(ノートPC側も対応している必要があります。)また、KVM機能を搭載していて、デバイスで切り替えも便利です。
スタンド部分は高さ調整が可能になっていて最大145mmの昇降ができます。上下の角度調整する機能や左右のスィーベルにも対応。画面を90°に回転させるピボット機能も搭載しています。
スピーカーを内蔵しているタイプで5W x2で出力することが可能です。
接続
接続はHDMI 2.1 x2(2560x1440@360Hz)、DisplayPort 2.1(2560x1440@360Hz)、USB Type-C (2560x1440@360Hz)、USB-A x2、USB-Bポートを備えています。
付属品のケーブルがそろっているのが魅力で、HDMIケーブル、DPケーブル、Type-Cケーブル、USB B-Aケーブルが付いています。
また、VESAマウント100mmが使えるので市販のアームに取り付けることが可能です。
スペック
製品名 | X-360Q (JN-27IPS360WQHDR-HSP) |
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メーカー | JAPANNEXT |
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | WQHD(2560x1440ピクセル) |
コントラスト比 | 1000:1 |
アスペクト比 | 16:9 |
リフレッシュレート | 360Hz(最大) |
応答速度 | 1ms(GtoG)、MPRT 1ms |
パネル | ULTRA FAST IPS(AHVA) |
色域 | sRGB 100%、DCI-P3 95% |
カラー | 1677万色 |
サイズ | 高さ406-551x幅615x奥行191mm |
重量 | 5.9 kg |
JAPANNEXT X-360Qゲーミングモニターのレビュー
リフレッシュレートが360Hzのゲーミングモニターということに加えて、VRRといわれる可変リフレッシュレートに対応していて、ティアリングやスタッタリングを抑えて見やすくなります。
最新の技術が詰め込まれた製品といえるでしょう。速いゲーミングモニターで、FPSゲームのような速い動きでゲームをしたい人におすすめです。
評価として良い点は高速な画面表示とスピードがあるゲームでも、滑らかに感じられる機能があるということです。一方で悪い点はこれといって見当たりませんが、JAPANNEXTといえばコストパフォーマンスをイメージする人も多いと思うので、もう少し安かったら嬉しいところです。とはいえ、360HzのWQHDでスピードと画質を求める人にとっては満足できる製品になると思います。
価格は2024年11月13日05:39の時点で、税込み90,727 円です。