IODATA(アイ・オー・データ) GigaCrysta LCD-GD241JDは、リフレッシュレートが180Hzに対応している23.8インチモニターで、発売日が2024年5月下旬のモデルです。
本記事では製品の機能について解説していて、詳しいスペックについてレビューしていますので、ぜひご参考ください。
モニターの特徴は180Hzのリフレッシュレート
「LCD-GD241JD」は23.8インチでほぼ24インチの大きさで、全体を把握しやすいサイズのゲーミングモニターです。
大きな特徴は高いリフレッシュレートで180Hzに対応しており、滑らかな表示が可能です。一般的なモニターは60Hzなので比較すると3倍の性能になります。
応答速度は1.0ms(GTG)なので高速です。解像度はフルHD(1920×1080)でゲームの用途なら十分な画質といえます。
画面はADSパネル
パネルの種類は、広視野角なADSパネルで上下左右178°まで見やすい画面です。
HDR10に対応していて、黒つぶれや白飛びしない自然な色階調で映すことが可能です。色は10bitで入力した場合には1677万色で表示することができます。また、エンハンストカラーの機能を搭載していて、メリハリのある映像を楽しめます。
機能
設定はモニターの下にあるボタンを押すことで操作することで、画面のモードや、色の濃さ、コントラストなど映像の調整ができます。
オーバードライブ機能を使うことで、FPSゲームのような動きが速いゲームで残像感を低減することができます。また、ゲーミングモニターらしい機能としては、背面のイルミネーションが可能になっています。
スタンド部分は使いやすい位置にできる設計になっています。高さ調整は110mmの昇降に対応、画面回転(ピボット)は横から縦にして使いたいときに便利です。また、上下の傾きを調整するチルトや、左右方向のスイベルにも対応しています。外観はシンプルなデザインですが、好みの高さに調整ができて機能的です。
オーディオはスピーカー(1W x2)を内蔵していて、3.5mmのステレオミニジャックも備えています。
接続
接続のポートは3箇所ありHDMI 2.1 VRR ×2、DisplayPort ×1の2種類です。DisplayPortではNVIDIA G-SYNC Compatibleに対応していて、可変リフレッシュレートでティアリングやカクつきを感じさせないゲーミングが楽しめます。注意点としては、付属品のケーブルがDisplayPortのみなので、HDMIで繋げたい場合には別途ケーブルが必要になります。
レビュー
IODATAは日本の周辺機器を扱うメーカーです。一般的なモニターの他、ゲーミング用のGigaCrystaシリーズをラインナップしています。
「LCD-GD241JD」もGigaCrystaシリーズで、性能とコストのバランスに優れたモデルです。
評価したい点は、180Hzのリフレッシュレートの高さと応答速度です。また、メーカーとしてしっかり検証されているのが魅力です。パソコンではWindows・Mac・Chromebookで使えます。ゲーム機ではNintendo Switch・PS5、PS4・Xboxで利用できます。一方で気になった点としては、イルミネーション機能は使わないかもしれないと思いました。(ONとOFFの切り替えはできるので問題ではないかもしれません。)
とはいえ、総じて言えば、180Hz/1msの速さで高さ調整もできるので、コスパ高いです。
保証が長く5年間のサポートがあるので安心して使えます。また、保証内容はパネルやバックライトも含まれています。
価格は2024年05月07日13:34の時点で税込み36,080円です。
スペック
製品名 | LCD-GD241JD |
---|---|
メーカー | I-O DATA |
画面サイズ | 23.8型ワイド |
解像度 | フルHD(1920×1080ピクセル) |
コントラスト比 | 1000:1 |
アスペクト比 | 16:9 |
リフレッシュレート | 180Hz(最大) |
応答速度 | 1ms(GTG) |
パネル | ADS |
輝度 | 350cd/㎡ |
カラー | 1677万色 |
サイズ | 約540×231×396~492mm |
重量 | 約6.5kg |