板タブのおすすめ製品をご紹介しています。
いわゆる板タブといわれるペンタブレットは、ペンを握って感覚的にデジタルでイラストなどが描けるのが魅力です。メーカーではWacom(ワコム)やXP-PENが人気があります。8192レベルの筆圧を検知するタイプなら直感的に濃淡を付けられます。
ショートカットを設定できるファンクションキーなどもあります。選び方もあるので、ぜひご参考ください。
便利なナビゲーション
板タブと液タブの違い
板タブ
板タブは、パソコンの画面を見ながら手元で描くタブレットです。板タブのメリットは価格が安いので大きめサイズを使えます。コスパが良いので導入しやすく初心者でも始めやすいです。初めてではディスプレイを見ながら描くので慣れるまで練習は必要でしょう。価格は1万円~5万円ぐらいが相場で、メーカーやサイズによって値段が違います。
液タブ
液タブは液晶のペンタブレットのことです。液晶画面を直接タッチしながら描くことができます。液タブのメリットは液晶の画面に描けるところ。デメリットは価格が高いことですね。サイズや解像度によって異なりますが、相場は3万円~30万円ぐらいです。
板タブの選び方
傾き検知の機能に対応
傾き検知の機能は、描く表現を豊かにするために必要です。とくに、太さを変えられるのが魅力です。いっぽう、検知機能がない場合には比較をすると線が単調になりがちです。
感覚的に線をかき分けるなら傾き検知はあると便利です。エントリー向けのモデルでは付いていない製品もあるので、ペンを傾けて描きたい場合はチェックしておきましょう。
ファンクションキーでショートカット
ファンクションキーが付いている板タブではショートカットを設定できるモデルもあります。
左手でツールを直感的に切り替えができるので、使いたい数のショートカットの数だけファンクションキーのボタンがあると効率的です。
ワコムではIntuos Proが対応しています。ファンクションキーやタッチホイールは、カスタマイズをして機能を割り当てることができるようになっています。タッチではズームやスクロールの速度などを設定できます。
サイズで選ぶ
サイズは外形サイズと、絵を描くときの作業領域のサイズの両方をチェックするようにします。本体の大きさに対して、読み取れる作業範囲の大きさが小さくなります。また、大きさによって価格が変わってきます。
作業性を重視するなら大きいほうが効率的ですが、値段で選ぶなら小さいほうが安価ですね。
たとえば、Wacom Intuos Proの場合には次のような大きさになります。
←比較表はスクロールできます。→
サイズ | Small | Medium | Large |
---|---|---|---|
読取可能範囲 | 160×100mm | 224×148mm | 311×216mm |
外形サイズ | 269×170×8.4mm | 338×219×8mm | 430×287×8mm |
価格 | ¥ 30,400 | ¥ 35,700 | ¥ 45,382 |
型番 | PTH460K1D Amazonで見る | PTH-660/K0 Amazonで見る | PTH-860/K0 Amazonで見る |
※価格は2024年02月26日22:29の時点です。
板タブのおすすめ
HUION HS64 / 安いペンタブレット
HUIONのペンタブレットでHS64です。
筆圧感知8192レベルに対応している充電不要のペンが付属しています。4個のショートカットがあり便利で、ボタンが上に配置されているので、左利きの方にも使いやすいですね。
スマホ対応に対応しておりAndroidで使用できるほか、PCではWindowsとMacなどに対応しています。
大きさは、本体が200 x 166 x 8mm、PCでの作業領域は160 x 102mm(携帯は102x 63.8mm)です。
安価な板タブで、これから始めるかたに最適。お絵描きやイラストを楽しみたい方に最適です。
選ぶポイント:
ショートカットキーが上にある
- 左利きと右利きのどちらでも操作しやすいボタンの配置
XP-PEN ペンタブレット Decoシリーズ Deco01 V2
XP-PENのペンタブレットでDecoシリーズ Deco01 V2です。カスタマイズできるボタンが左側に8個搭載。ペンは8192レベルの筆圧に感知できます。
サイズは、本体が351×217×8mm、作業エリアは254×159mm(10 x 6.25インチ)で、使いやすい大きさです。
レビューではセットになっている保護フィルムなど、付属品が多いという評価があり満足度が高いようですね。
対応しているソフトウェアは、Photoshop / Painter / Illustrator / ClipStudio / openCanvasなどをサポート。デバイスはWindowsやMac OSのほかChrome OSやAndroidにも対応しています。
選ぶポイント:
セットで付属品が多いペンタブ
- ソフトウェア付きで2種類から選べる
XENCELABS ペンタブレット BPH1212W-A
XENCELABSのペンタブレット「BPH1212W-A」です。
ペンは軽い感じで、点や線を描くことができる8192段階の筆圧と±60°の傾き検知に対応。描き心地をカスタマイズも可能です。
イラストやデザインの用途に最適です。
付属のアクセサリーは持ち運びする際に活用できるキャリング用のケース、ドローインググローブ、デジタルペン、ワイヤレスレシーバー、USB変換アダプター、替え芯などが付いています。
選ぶポイント:
割り当てボタン
- プログラムが可能なボタンを備えていて、機能を割り当てることができる
ワコム ペンタブレット Wacom Intuos Small クリスタ付き
ワコムのペンタブレットでWacom Intuos クリスタ付きです。CLIP STUDIO用オリジナルカスタムブラシセットが特典で付いています。
サイズはSmallとMediumから選べるようになっています。また、ワイヤレスと有線接続が選べます。
描画領域は横幅が152mmで縦が95mmで、上の部分はショートカットキーになっておりボタンをカスタマイズすることができます。
筆圧に対応しており自然と紙に描く感覚で使用できるのが特徴。
ペンが付属しており、イラストやマンガの制作などで初めてペンタブレットを使うかたにおすすめです。
対応デバイスはAndroidやWindows・Macなど幅広く対応。ソフトウェアはCLIP STUDIO PAINT PRO(2年ライセンス)、Corel Painter Essentials 8 (90日間体験版 / 64bitOS専用)、Corel AfterShot Pro 3 (90日間体験版 / 64bitOS専用)が使用できます。
スペック
- メーカー:Wacom(ワコム)
- 発売日:2018年3月
- TCTL4100WL/K0
- 色:ブラック
- サイズ:20 x 16 x 0.9cm
選ぶポイント:
初心者に最適なペンタブ
- クリスタ付きでこれから始める初心者向けのペンタブ
VEIKK A15 ペンタブ
VEIKK A15ペンタブレットです。 ペンは線の強弱が付けやすい8192レベルで傾き検知機能を搭載しています。
エクスプレストキーが12個あり、カスタマイズが可能です。サイズは358×200x9mmで作業範囲は10x6インチです。
付属品は、本体 / ペン / 交換用ペン先 / 指グローブ / USB-Type-Cケーブルなどが付いています。
対応デバイスはパソコンでは、Windows 7以降、Mac OS 10.12以降、スマホはAndroid6.0以降に対応。※iPhoneやiPadでは使えません。
選ぶポイント:
読み取り速度が250RPS
- 読み取るスピードが速いのでスムーズに描ける板タブ
GAOMON S620 ペンタブ
GAOMON S620は、低価格で初心者の方に最適です。
ペンの筆圧は8192レベルに対応しており、充電が不要なタイプになります。ショートカットキーもあるので描画の作業で便利ですね。レポートレートは266PPSに対応しています。
コンパクトでサイズは211 ×174×8mm。作業領域はPCでは165*101mm、スマホの場合には101mm*61.82mmです。
対応デバイスは、Windows / Mac / Androidに対応しています。
選ぶポイント:
OTG機能のスマホに対応
- OTG機能があるスマホやタブレットに対応(※iPhoneとiPadには対応していません。)
ワコム ペンタブレット 板タブ Wacom Intuos Pro
ワコムのプロ向けペンタブレットでWacom Intuos Proです。
Pro Pen2のデジタルペンが付属しておりすぐに使えるのが魅力ですね。
サイズはSサイズ、Mサイズ、Lサイズも選べます。
Small:269 x 170 x 8.45 mm(PTH460K0D)
Medium:338 x 219 x 8 mm(PTH-660/K0)
Large:430 x 287 x 8 mm(PTH-860/K0)
スタイラスペンは8192レベルの筆圧感知で傾き認識は±60に対応しています。サイドスイッチは2つあり、グリップは握りやすいシリコンラバーになっています。
板タブでクリエイティブに制作したいかたにおすすめです。
接続はUSBポートに差し込んで使用する製品です。無線ではBluetoothにも対応しています。
スペック
- メーカー:Wacom(ワコム)
- 発売日:2017年1月
- 色:ブラック
- 付属品:Intuos Pro 本体、Wacom Pro Pen 2 (消しゴム付き筆圧ペン)、替え芯(標準芯6本、フェルト芯4本)、ペンスタンド(替え芯付属)、カラーリング、オーバーレイシートサンプル、USBケーブル(USB Type-C - USB)、クイックスタートガイド、レギュレーションシート、保証書
選ぶポイント:
プロが使えるサイズの板タブ
- Lサイズなら大きめでプロのクリエイターでも使いやすい
UGEE S640 ペンタブレット
UGEE S640は、薄型のペンタブレットで持ち運びができる大きさです。
サイズは21.5 x 17 x 1.2 cmで、重量は498g。
ペンの筆圧は8192レベルで傾き検知機能にも対応しており、濃淡の表現もできます。傾きの角度は60°まで対応しています。
ショートカットキーは上部に10個あり、それぞれカスタマイズが可能です。
Windows Mac Linux Androidに対応しています。
選ぶポイント:
10個のショートカットキーを搭載した板タブ
- ショートカットキーが多いので効率的に作業ができる
ワコム ペンタブ One by Wacom Medium Chromebook対応 ペン入力専用モデル 板タブ CTL-672/K0-C
ワコム ペンタブレットでOne by Wacom Chromebook対応です。
ペン入力専用モデルでタッチ機能は付いていません。 Mサイズで読み取り範囲は216.0×135.0mmのサイズで使用できます。
ペンの精度は±0.5mm、筆圧レベルは最高2048レベルに対応しています。
レビューでは基本的な機能を抑えた使いやすいという評価があります。板タブでは定番といえるモデルでレビュー数が1800件を超える人気製品です。2022年7月7日の時点ではランキングで1位です。
スペック
- 型番:CTL-672/K0-C
- サイズ:18.9 x 27.7 x 0.9 cm
- 対応:Windows、Mac、Chrome
選ぶポイント:
ワコムの人気モデル
- シンプルな設計で使いやすい
売れ筋ランキングでチェック
最新の板タブや売れ筋は、ランキングでチェックしましょう。
2022年7月7日の時点では、ワコムのペンタブやXP-PENが上位に入っており人気があります。設置するスペースがあれば、作業効率の良い大きめサイズがおすすめです。
周辺アイテムとしては、ペンタブレット用のグローブなども売れていますね。また、ワコムは他のメーカーと比べて専用ペンの種類もあるので、好きなペンがあるならペンタブ本体も合わせて検討しておく必要があります。
まとめ
いわゆる板タブと呼ばれるペンタブレットは、筆圧などペン操作の機能も合わせて検討する必要があります。
なるべく、遅延がなく入力できたほうが違和感なくスムーズな感覚で、描くことができす。初心者の方なら、まずは小型サイズで始めてみると良いでしょう。ワコムなど日本のメーカーは品質も安定しているのでおすすめです。逆に、価格を重視するなら中国メーカーを検討しすると良いと思います。
マウスを使って描いている方は、ペンを使うことで繊細な表現が可能になりますね。
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