おすすめの液タブ(液晶ペンタブレット)製品のご紹介です。手元のディスプレイに絵を表示して、見ながら描くことができる液晶タブレットです。
ワコムやXP-Penの液タブは高性能で描きやすい製品です。また、4KモデルやWacom Pro Pen 3を搭載している製品もあります。
これから始める初心者の方なら価格が安い13インチもあります。画面サイズは16インチ前後が人気で、作業性のいい22インチ以上と種類も豊富。大きなモデルは、プロの漫画家やイラストレーターの方におすすめ。
液タブはクリエイターの方におすすめのツール。デジタルでイラストを描画するのにぴったりです。
製品を選ぶときに迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。
探せる見出し
- 液タブがおすすめなワケ
- 液タブの選び方
- 液タブのおすすめ
- ワコム 液タブ Wacom Cintiq Pro 16【繊細なクリエイティブツール】
- XP-Pen Artist Pro 22(Gen 2)21.5インチ【大画面】
- HUION液タブ Kamvas 13 / 8192ペン付属
- Wacom ワコム 有機ELペンタブレット Movink 13 フルHD
- XENCELABS(センスラボ) 24インチ 4K UHD
- ワコム 液タブ Wacom Cintiq 22 FHD ブラック DTK2260K1D
- Wacom(ワコム) DTK1660K0D 液晶ペンタブレット Cintiq 16
- ワコム 液タブ 23.6型 Wacom Cintiq Pro 24 ペンモデル ブラック TDTK-2420/K0
- ワコム 13.3インチ 液タブ Wacom One 13 DTC133W1D
- ワコム Wacom Cintiq Pro 27【プロにおすすめ】
- GAOMON 液タブ PD2200 21.5インチ
- ワコム 液タブ 31.5型 Wacom Cintiq Pro 32 TDTH-3220/K0
- XP-Pen 液タブ Artistシリーズ 15.6インチ
- HUION液タブ Kamvas Pro24 4K
- 液タブに関するよくあるQ&A
液タブがおすすめなワケ
液タブがおすすめなワケは、紙とちがって何度も消したり書いたりできること。デジタルイラストの場合には、絵が完成するまで調整できる回数が多いです。
また、液タブは板タブと違い画面に直接描けるので、イメージ通りにドローイングしやすいのも魅力です。そのため、プロの制作環境として使われることが多いですが、はじめて使う人にもおすすめ。
液タブの選び方

引用元:Wacom
液タブはプロのクリエイターも使っている
液タブはプロの現場でクリエイターさんも使っています。液タブならイラストや漫画など何度でも描き直しができるのが魅力です。デザイナーさんが仕事で使うなら、写真を補正したり加工したりするのにも便利。
手を動かしながらマンガのアイディア出しにも使えます。気軽に描きたい場合には小さなサイズを選ぶといいです。
価格は液タブなら入門用の4万円ぐらいから検討ができます。サイズが大きい高機能な液タブなら40万円ぐらいするプロ用のタイプまであります。
板タブと比べると画面を見ながら描画できるのは快適です。プロのイラストレーターはどちらかというと液タブのアーティストが多いです。
ペン筆圧

引用元:Wacom
液タブを選ぶ時にはペンの筆圧検知の性能を知っておくべきでしょう。ペンの動きや表現できる段階の幅は重要です。
紙に描くのと同じように繊細にペンが反応するかどうかは筆圧レベルで把握できます。また、傾き検知ができるタイプでは、筆の傾きによって線が変化します。
水彩のようにペンで濃淡を付けたりデッサンのように線のストロークで表現したい場合には筆圧は重要になります。また、液タブを検討した時にブラシのデータが使えるモデルもあります。
ソフトウェアはCLIP STUDIO PAINT EXやSAI、GIMPなどでペンタブの筆圧感知が使えます。
液晶画面のサイズ

引用元:XP-PEN
液タブのサイズは13インチ~22インチぐらいまであり、好みですが液晶画面のサイズが大きいほど作業性が高くなります。ただし、大きくなるほど価格も高くなるので必要な大きさを選ぶことが重要です。
初めて液タブをはじめて使う人の場合には13インチなど小さめのサイズでまずはタブレットで描くのに慣れることをおすすめします。作業スペースは狭いですが、小型の液タブはコスパがいいです。
使ってみて長く使いそうであれば16インチ以上の大画面の液タブを選ぶのもいいでしょう。メーカーによってもソフトの操作感やペンで描いた感覚も違ってきます。
また、検討する前にデスクの上のスペースを測ってみるといいです。キーボードやマウスもあると、意外と置き場所が必要になります。
USB・HDMI
接続は機種にもよりますが、USBまたはHDMIでWacom Link Plus経由でタブレットをパソコンに接続をして使います。
液タブのおすすめ
ワコム 液タブ Wacom Cintiq Pro 16【繊細なクリエイティブツール】
Wacom Cintiq Pro 16 DTH167K0Dは、ワコムの液タブです。プロペンはWacom Pro Pen 2による繊細な表現力のクリエイティブツール。読取は電磁誘導方式で、8192レベルの筆圧感知機能があります。繊細な表現力のクリエイティブツールを使いたい人にぴったり。
光の映り込みが少ないAGガラスで、IPS液晶方式で色鮮やか。Adobe RGBカバー率 98% (CIE 1931) (typ)に対応。スタンドは4度または19度に傾けることができます。
読取範囲は344 x 194mmで、画面サイズは制作しやすい大きさです。
スペック
- 接続ケーブル(HDMI、USB-A、電源)
- 最大表示解像度(3840 x 2160)
- 対応:Windows 7以降、macOS 10.14以上
- 色:ブラック
- DTH167K0D
選ぶポイント:
セッティングがスムーズ
- セッティングがスムーズで、接続はUSB type-Cまたは、PCにHDMIとUSBを挿すだけ
- 15.6インチの使いやすいモデル
XP-Pen Artist Pro 22(Gen 2)21.5インチ【大画面】
XP-PENの液タブでArtist Pro 22(Gen 2)は、21.5インチで大画面液晶ペンタブレットです。作業空間が広く作業エリアをフルに使いたい人にぴったり。
解像度は2.5K(2560 X 1440)で画面表示が可能。画素密度が高く画像品質が向上しています。色再現はAdobe RGBを99%カバーしていて、鮮明な色彩で制作できます。
スタイラスペンは16K(16384の筆圧レベル)まで対応していて、ディテールまで自然なブラシで描けるようになっています。ACK05ショートカット用デバイスが付いていて、多方向レイアウトで自由に使えるのも便利。
スペック
- サイズ:547.0 x 362.0 x 33.4mm
- 色域:99% sRGB,99% Adobe RGB,94% Display P3
- 筆圧感度:16K
- 最大表示色:1670万色
- コントラスト比:1000:1
- 互換性:Windows・Mac・Android・ChromeOS・Linuxに対応
フリッカー(ちらつき)対応
DC調光によりフリッカー(ちらつき)が少なく制作が快適
HUION液タブ Kamvas 13 / 8192ペン付属
HUIONの液タブで13.3インチ高画質液晶タブレットの「Kamvas 13」です。コンパクトでサイズは36.65cm x 21.74cm x 1.18 cmです。フルラミネーションの画面です。
ショートカットキー8個あり操作性も便利です。
ペンPW517が付属していて筆圧感度:8192 段階、傾き検知機能に対応しています。
液タブとペンタブの2つのモードが使えるようになっておりはじめて使う人向けの入門者用としておすすめ。
サイドボタン付き
サイドボタン付きで機能を割当られるので、クリエイティブソフトを効率的に使える
Wacom ワコム 有機ELペンタブレット Movink 13 フルHD
Wacom(ワコム)は日本のメーカーです。
ワコムのペンタブレットでは人気なのでクリエイターさんにはおなじみです。
Wacom(ワコム)の有機ELペンタブレットで、Movink 13です。OLEDならではの広い色域表示が魅力で、Pantoneに対応しています。色にこだわりたい人にぴったり。
ディスプレイは13.3インチのフルHD。細いベゼルでコンパクト。ペンはWacom Pro Pen 3に対応していて、力強いイラストから直線まで描画が可能。筆圧と傾きの検出機能があります。
接続はL字コネクタのUSB type Cで、柔らかいケーブルを採用。
DTH135K0Cの特徴
- 有機ELで深い黒の色再現が可能
- 視覚的な色変化が少ない
- 速い応答性能
XENCELABS(センスラボ) 24インチ 4K UHD
XENCELABS(センスラボ) の24インチの液タブ「LPH2412U-A-BK」です。大画面のディスプレイで制作したい人にぴったり。ペンが滑らかに描けます。
解像度は4K UHDで高精細で、10億7000万の色数により表現が可能。PANTONEに対応していて、ハードウェアキャリブレーションなのも魅力です。
機能としては3つの制御ボタンがあり、筆圧カーブや、画面の切替え用に使えます。8つのキーが5セットあるプログラム可能なショートカットキーです。
特徴
- DCI-P3を96.11%カバー
- 解像度が5080LPIのデジタルペン
- 付属のチルトスタンドは片手で調整可能
ワコム 液タブ Wacom Cintiq 22 FHD ブラック DTK2260K1D
ワコムの液タブ Wacom Cintiq 22です。
21.5型の広めのディスプレイで解像度はフルHDです。
クリエイティブで広い画面で創作できます。MacやWindowsに対応しています。
筆圧8192レベルのProPen2が付属しています。また、映り込み軽減のAGフィルムを搭載しています。VESA規格は100mmのネジ幅に対応しています。
スペック
- 接続:USB、HDMIケーブル
- アマゾンオリジナルのデータ特典付き
- 解像度:FHD(1920 x 1080)
- サイズ:35.9 x 57 x 4 cm
- 重さ:6.5 kg
- 接続:USB、HDMIケーブル
- 色:ブラック
- DTK2260K1D
特徴
- 作業範囲が広い21.5インチの液タブ
Wacom(ワコム) DTK1660K0D 液晶ペンタブレット Cintiq 16
Wacom(ワコム)の液晶ペンタブレットでCintiq 16(DTK1660K0D)です。サイズは15.6型でプロ向けの「Wacom Pro Pen 2」を採用しているモデルです。
液タブのメリットは、画面を見ながら実際にイメージへ直接ペンで手描きできることです。板タブよりも直感的なドローイングが可能になります。
性能としては解像度がフルHD(1920 x 1080)の液晶パネルを搭載。ガラス仕上げなので細かな描画も可能です。
ペンの傾きと8192レベルの筆圧感知に対応しています。IPSパネルによりカラーは1677万色で表示ができる仕様です。
詳細スペック情報
- 画素ピッチ:0.17925 x 0.17925mm
- 輝度:210 cd/m2
- 色域:sRGB 96%
- サイズ:422 x 285 x 24.5 mm
- 重さ:1.9 kg
選ぶポイント:
特徴:IllustratorやPhotoshopに対応している15.6型の液晶タブレット
- adobeのIllustratorやPhotoshopに対応していて、高精度に表現ができる液晶タブレット。(イラレやフォトショは別売りです。)
ワコム 液タブ 23.6型 Wacom Cintiq Pro 24 ペンモデル ブラック TDTK-2420/K0
WacomのCintiq Pro 24は23.6型の液晶ペンタブレットです。ペンモデルで筆圧は8192レベルです。
4Kの解像度でプロ向けの液タブです。ペンセンサーはWacom ProPen2を搭載しています。
画面はフルフラットのため画面の端まで描きやすいです。
再現する色域は広いほどいいので、彩度が高いのは魅力。
スペック
- ディスプレイポートオルタネートモード対応USB Type-Cポート
- Windows® 7以降、Mac OS X 10. 11以降
- カラーガンマ、色温度の向上。
- TDTK-2420/K0
特徴
- 解像度が高くプロ向けに使える液タブ
ワコム 13.3インチ 液タブ Wacom One 13 DTC133W1D
Wacom One 13は、ワコム 13.3インチの液晶ペンタブレットです。
小型の液タブで入門用としてもぴったりです。読取可能範囲は294x166mmです。
線を引いたたりペンを傾けたりしても綺麗に描けます。
Bamboo Paperプロパックが付属していてすぐにメモをしたり落書きしたりするのに便利。
CLIP STUDIO用のオリジナルカスタムブラシセットを使えます。
スペック
- テクノロジ:IPS方式
- PC接続:HDMIポート、USB-Aポート
- 色域:NTSCカバー率(CIE1931)72%(標準値)
- 最大表示色:1677万色(8bit)
- DTC133W1D
選ぶポイント:
重さが軽い
- 本体の重さは1.0 kgほどで軽量
- 趣味でイラストを描く方向け小型の液タブ
ワコム Wacom Cintiq Pro 27【プロにおすすめ】
ワコムの Wacom Cintiq Pro 27(DTH271K0D)は、液晶ペンタブレット 27型サイズ。画質は4K(3840×2160)でCintiqシリーズで最上位機種です。絵を描くプロのデジタルクリエイターにぴったり。
Adobe RGB 99%・DCI-P3 98%に対応していて色域が広く、イラストレーターやデザイナーの方は使いやすい製品といえるでしょう。
視差が少ないオプティカルボンディングです。また、画面表示のレスポンスが速く遅延が少ないのも魅力。
スペック
- 表面仕上:ガラスディスプレイ
- サイズ:26.9型(596×355mm)
- リフレッシュレート.120Hz
- 応答速度.10ms
- ハードウェアキャリブレーションのWacom Color Managerに対応(別売り)
- DTH271K0D
Wacom Pro Pen 3がセット
Wacom Pro Pen 3がセットになっていて、ペンの太さや重心をカスタマイズが可能。8192レベルで読取分解能は5080lpiで検出できる高い性能です。
GAOMON 液タブ PD2200 21.5インチ
GAOMONの液タブでPD2200です。
パネルサイズが21.5インチの液晶ペンタブレットで、解像度はフルHD(1920 x 1080 ドット)に対応しています。
IPSのディスプレイで色域はNTSCカバー率92%に対応。広視野角な設計で178度まで見やすいスクリーンなので、アートワークに集中できます。
ペンが付いており、8192筆圧レベル充電式ペンAP32が使用できます。ペンは細いスタイラスが可能で遅延が無い描き込みが可能です。ペンホルダーのスタンド付きでイラストや絵描き、ペイント、デザインの用途にぴったり。アスペクト比は16:9なので一般的なモニターと同じ比率になっています。
制作する環境はWindowsとMacに対応しています。
コスパがいい液タブです。2024年08月23日20:15の時点では43,999 円です。
ワコム 液タブ 31.5型 Wacom Cintiq Pro 32 TDTH-3220/K0
Wacom Cintiq Pro 32 は31.5型のワコムの液タブです。
とにかく絵を描く時に作業範囲を広く使いたいという方向けの液晶ペンタブレットです。
3Dグラフィックなどの作業に適していて、別売りの「Wacom Pro Pen 3D」にも対応しています。
傾き感知や筆圧感知など高精度な表現が可能です。リアルで紙にペンで描いているような感覚。
解像度は4K (3840x2160)表示に対応。
ExpressKeyRemote(ファンクションキー)を同梱していて、拡大・縮小など作業効率を向上するためのカスタマイズができます。
スペック
- 色:ブラック
- オリジナルデータ特典付き
- TDTH-3220/K0
特徴は大画面で作業性がいい
- 3Dグラフィックもできる画面が大きい31.5型の液タブ
XP-Pen 液タブ Artistシリーズ 15.6インチ
XP-Penの液タブArtistシリーズ 15.6インチの「Artist 15.6 Pro」です。
フルラミネートのIPSディスプレイで色の発色は88%NTSC(120% sRGB)で鮮やかな色彩を表現できます。
エクスプレスキーは8個搭載していてショートカットをカスタマイズをして作業効率を上げられます。
スタイラスペンは充電不要で傾き検知機能付きで60°の傾き検知をサポート。 線の濃淡や太さを筆の角度で線を描くストロークを太くしたり細くしたりできます。
8192筆圧感知ペンで筆圧8192レベルに対応していてスケッチで流動性の表現が可能になります。
HUION液タブ Kamvas Pro24 4K
HUIONのフラッグシップの性能があるモデルです。解像度が4K UHD(3840 x 2160)に対応していて、高画質な表現が特徴です。
表面はアンチグレアなので反射が抑えられた画面で、細かな描写が可能になります。
液タブの中では中国製のメーカーですが高価です。サイズは23.8インチの大画面、性能としてはプロ向けのある意味で最強といえるような液タブです。
もし、大きい画面を使いたい素人の方なら2.5Kモデルを選ぶという選択もありでしょう。2.5Kは予算をポイントにしてもコスパがいいと感じるかたもいるでしょう。
選ぶポイント:
プロにおすすめのタブレット
- 画面の解像度をポイントにする方におすすめ
液タブに関するよくあるQ&A
液タブで、Q&A形式でまとめました。製品選びで役立ちそうなことを回答しています。
Q パソコン不要で液タブを使うには?
Q 描く時の視差とは?
視差とは、ペンで描いたときのズレることなく精度が高いかどうかの差になります。紙と比較すれば、多少の遅延はありますが、ストレスを感じずに描けるということが重要になります。視差が少ない液タブを選ぶようにするのも、制作をするうえで重要なポイントです。
本格的に液タブを使いたいときにはワコムのように、製品の品質が高い特徴のメーカーを選ぶといいでしょう。
おわりに
ワコムやXP-Penの液タブがあればイメージ通りに絵が描けるので表現のしばりから開放されます。
液タブはデジタルのメリットがいかせるので、イメージをディスプレイに描き起こすことができます。
iPadやスマホなどでとりあえず制作しているはじめて使う人のかたは、プロと同じように少しおおきめの液タブだとクリエイティブも快適です。
また、描き味を調整したい場合にはペーパーライク フィルムをディスプレイに貼るという方法もあります。紙のような描き心地になり、表面をカバーする機能もあります。また、液晶の指紋や傷を防ぎたい場合にはフィルムも便利です。
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