Raspberry Piにカメラモジュールを接続すればカメラが使えるようになります。
カメラが自由に使えるようになると、できることが一気に広がります。
ラズパイにカメラモジュールを接続するにはいくつかステップを踏みますが、それほど難しくはありませんので電子工学を学ぶのに最適ですね。
Raspberry Pi カメラモジュールのおすすめ
Raspberry Pi カメラモジュールはケーブルが付いているものと付いていないものがあります。
また、ケースの有り無しの商品が存在しますのでよく確認しましょう。
raspberry pi カメラモジュール v2
第2世代Raspberry Pi NoIRカメラモジュールで「Raspberry Pi Camera Module V2」。ソニー製のIMX219PQ画像センサーを採用しています。
お手持ちのラズパイに接続して使うことができます。
カメラの解像度は1080p、720p、VGA90に対応しています。
カメラの画質がとても良いと、いろいろなレビューで評判が高いですね。
静止画もきちんとピントが合います。
オートフォーカス:Raspberry Pi用のカメラモジュール
オートフォーカスができるArducamのRaspberry Piカメラモジュールです。ソフトウェアで可動できるレンズを搭載しています。
カメラはピンぼけしないようにピクセル精度で焦点を制御できます。
Pythonでスクリプトでオートフォーカスをすることができます。また、キーボードで手動フォーカスを行うことも可能です。
電動フォーカスで動作させたい場合におすすめです。
カメラモジュールにはアクリルのカメラケースが付属しています。
15cmのフレックスリボンカメラケーブルが付属しているのも便利ですね。
静止画:2592×1944 Max
Arducam Raspberry Pi向け IMX219オートフォーカスレンズセンサーモジュール
Raspberry Piと互換性のあるArducam カメラモジュールV2用の8MP。NVIDIA Jetson Nano上のV2カメラでも動作します。
IMX219オートフォーカスレンズセンサーモジュールです。Pythonスクリプトでフォーカスできるようですね。手動のフォーカス制御にも対応しています。
Pimoroni - MLX90640 サーマルカメラ
Pimoroniの「MLX90640」は、サーマルカメラで体温など赤外線で測ることができます。
検出温度は-40~300°Cで、精度は約 1°C。
Raspberry Piに対応しており、GPIOピンに直接接続することが可能です。カメラの視野角は標準の55°x35°、または広角の110°x75°が使用できます。
インターフェイス:サインスマート Raspberry Pi 用 カメラモジュール
サインスマートのRaspberry Pi 用 カメラモジュールです。
広角な魚眼レンズで視野角は160度です。フォーカスはレンズを回してピント調整ができるようになっています。
レビューではCSI (カメラインターフェース)に接続をして静止画と動画ともにラズベリーパイ側から起動できないといった口コミがあります。
3000円前後で買えるコスパの良いカメラモジュールです。
小型で超高精細なカメラモジュール。解像度は1080p30に対応しています。
サイズ:10.92 x 2.29 x 5.08 cm
重さ:23g
ケース付き LABISTS Raspberry Pi カメラモジュール
カメラのクリアケースが付いているカメラモジュールで解像度は5MPに対応しています。
使えるラズパイのモデルは、Raspberry Pi 4 model b, 3 Model b+, Pi 3b, Raspberry Pi Zero, Pi Zero Wirelessに対応しています。
OV5647センサーが付いており、固定焦点レンズにより2592 x 1944ピクセルの静止画や、画質の高い画像を撮影したり動画カメラとして使うことができます。
- 高解像度:500万画素
- 動画対応:1080 p / 30 fps、720 p / 60 fps
ケースが付いているのが特徴でスタンドで設置できます。Raspberry Piで使いやすいと評判が良くおすすめのカメラモジュールです。
※同じような商品がLABISTS以外でもあるようです。
Raspberry Pi NoIR カメラモジュール V2 ソニーIMX219PQ
Raspberry Piに対応しているNoIR カメラモジュール V2です。
ソニーのCMOS画像センサでIMX219PQを搭載しており8メガピクセルです。解像度は800万画素です。
赤外線感応に対応しており赤外線LEDライトを使えば暗闇で撮影ができます。高精細ビデオカメラでフレームレートは1080p@30fpsをサポートしているので動画撮影が可能です。夜間の監視カメラの用途にも最適ですね。
静止画では3280 × 2464に対応しています。
露光制御やホワイトバランス、輝度検出など自動で制御する機能があります。
対応はRaspberry Pi 4B、3B+、3B、2Bで使うことができます。接続は15ピン リボンケーブルでコネクターにフレックスケーブルを挿し込んで使います。MMALまたはLinux用APIでアクセスできるようです。
Raspberry Pi(ラズパイ)にカメラのモジュールを接続する方法
Raspberry Pi(ラズパイ)にカメラのモジュールを接続する方法です。
手順1.ラズパイのコネクタに差し込みます。
コネクタに入れるだけなので簡単に接続できますね。
注意点としては、もし、ラズベリーパイがカメラを認識しない時には差し込んだ時の向きが合っているかどうか確認しましょう。
もちろん、購入する前にはラズパイのモデルにカメラモジュールが対応しているかどうか確認しておく必要があります。
手順2.差し込んだら、ラズベリーパイのコンソールで認識するように設定すればOKです。
設定するにはラズベリーパイにコマンドを入力します。
コマンドを入力するためにはraspberry pi キーボードも必要ですね。
基本はUSBでつなげればOKです。
設定はネットにも多く記事が出ているので割愛します。
カメラの設定をしたら完了させて、いったんラズパイを再起動させることを忘れないようにしましょう。
公式のRaspberry Pi カメラモジュールのページをご参考ください。
動画付きでわかりやすいです。
まとめ
Raspberry Piにカメラモジュールを接続すれば色々なことができるようになりますね。
特にセキュリティーカメラを作るためにカメラを付けるひとも多いようです。
ラズベリーパイ できることにもまとめましたが、カメラに限らず色々なことができるのが、ラズパイの楽しいところですね。
Raspberry Pi関連
Raspberry Piのセンサーはカメラ以外にも色々な種類があります。拡張ボードをつければできることも増えていきますね。
Raspberry Pi 5