外付けGPUの選び方やおすすめ製品をご紹介しています。
外付けGPU(グラフィックボード)は美しい映像が楽しめる周辺機器です。
GPUがないノートパソコンなどMacやWindowsでグラボが使えて便利。
高速なThunderbolt4 / USB4で接続ができるモデルもありゲームやVR、クリエイター向けとして動画編集をする場合などグラフィックスで描画するときに使えます。
メリットとデメリットについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 外付けGPUのメリット・デメリット
- 外付けGPUの選び方
- 外付けGPUのおすすめ
- GPD G1 eGPU【USB4 / Thunderbolt 4】
- AKiTiO Node Titan Thunderbolt 3対応 グラフィックボード向け
- SPARKLE TBX-240FU Thunderbolt 3対応 グラフィックボード専用 外付け拡張BOX / USB
- Razer Core X Chroma 外付けGPU(eGPU)BOX ThunderBolt 3
- Razer Core X - Mercury White 外付けGPU(eGPU)BOX
- Sonnet Technologies GPU-550W-TB3 eGFX BreakawayBox 550 - 外付けGPU Box
- ASUSTeK XG STATION 外付けGPU ROG-XG-STATION-2
- SPARKLE GeForce RTX 3050
- Dell ALIENWARE 外付けGPU Alienware Graphics Amplifier 15Q41
- AKiTiO Node 外付けGPU BOX
- Gigabyte AORUS RTX 3080 ゲーミングボックス eGPU WATERFORCE GV-N3080IXEB-10GD
外付けGPUのメリット・デメリット
メリットは内部になくてもGPUが使える
外付けGPU(eGPU)は、グラフィック性能に制限のあるノートパソコンに、高性能なグラフィックスカード(GPU)を追加できるハードウェアソリューションです。とくにThunderbolt 3/4ポートを搭載したノートPCと組み合わせることで、3Dゲームや動画編集、CADなどのGPU負荷が高い作業ができます。
WindowsにはRTXシリーズなどを搭載したゲーミングノートPCが数多くあります。Appleシリコン搭載のMacBookにはゲーミング向けGPUが内蔵されていないため、eGPUは貴重な選択肢になります。Intel Macであれば、eGPUとの互換性も高く、Final Cut ProやDaVinci Resolveなどクリエイティブ用途でパフォーマンスを引き出したいユーザーにとって有効です。※ただし、全ての外付けGPUがMac対応ではないので注意です。
また、デスクトップPCではPCIeスロットに直接GPUを増設できますが、ノートPCは内部アップグレードが困難なため、eGPUが事実上唯一の手段となります。後々、ハードウェアを買い替えることなく、GPUだけを交換できる点もメリットです。
デメリットはコストパフォーマンス
一方で、外付けGPUにはいくつかの注意点もあります。まず、ゲーミングノートPCに内蔵された専用GPUと比べると、Thunderbolt接続による帯域制限の影響で、理論上のパフォーマンスが10〜20%程度下がるケースがあります。とくに内蔵ディスプレイを使う「内蔵出力モード」ではフレームレートの低下が顕著になることがあり、外付けモニター出力を前提とした設計のほうがeGPUには適しています。
また、eGPU BOX本体の価格に加え、別途GPUカードを購入する必要があるため、コストパフォーマンスの面では割高感があるのも事実。SNSや掲示板などで「eGPUはやめとけ」と言われる背景には、価格に対して得られる性能向上が限定的だったり、対応環境が限定されているという事情も含まれています。
外付けGPUの選び方

引用元:Razer(レイザー)
外付けGPUはフラフィックカードを搭載してないタイプがほとんどです。
使いたいGPUを組み込むことができるかどうか選ぶときに確認するといいです。
また、モニターなど他のパーツとの相性もあります。
パソコンへの接続はThunderbolt 3を使う外付けGPUが多いのでパソコン側にはポートが付いていると選びやすいです。また、Thunderboltに非対応の機種もあります。
外付けGPUを設置する場合にはデスクの上に配置することになるのでスペースがあるかどうかサイズも確認しておきましょう。なかには省スペースで小型のモデルもあります。
外付けGPUの性能は搭載するグラボのスペックによって変わってくるので、ベンチマークなどで確認するといいです。
外付けGPUのおすすめ
GPD G1 eGPU【USB4 / Thunderbolt 4】
GPD G1 ポータブルeGPUの外付けタイプ。グラフィックアクセラレータは、AMD Radeon RX 7600M XT with 8GB GDDR6を内蔵しています。
eGPUに対応していれば、USB4やThunderbolt 4 / 3があれば接続できます。
スペック
- 映像出力・インターフェース:OCuLink、USB4、USB 3.2、HDMI 2.1、DP 1.4a、SD 4.0 カードスロット
- マルチディスプレイ:3台まで対応
- 最大64GT/s (PCIe4×4 or PCIe3.0×4)
- メモリクロック:2250 MHz
- アーキテクチャ:RDNA 3
MSI CLAWにぴったり
MSI CLAWでグラフィック性能を向上させるために、使っているひとが多い製品です
AKiTiO Node Titan Thunderbolt 3対応 グラフィックボード向け
AKiTiO Node Titan Thunderbolt 3対応でグラフィックボード向けにぴったりです。
PCI Expressボードで拡張できます。AMDとNVIDIA製GPUで動作確認されており、ビデオキャプチャーなども増設できます。
「AMU-AKTNPTNT3」はサイズが35.7 x 13.5 x 26.6 cmで重さが4.38kgです。
SPARKLE TBX-240FU Thunderbolt 3対応 グラフィックボード専用 外付け拡張BOX / USB
SPARKLE TBX-240FU Thunderbolt 3対応 グラフィックボード専用 外付け拡張BOXです。コンパクトサイズで、大きさは幅68mm x 奥行き215mm x 高さ153mmで設置するスペースを抑えられます。
消費電力は最大で150W、8ピン(6+2ピン)に対応している補助電源のコネクタを備えています。USBポート(ハブ)とネットワーク機能を搭載しているのも魅力で、USBメモリなどが接続できます。
冷却の方法は空冷タイプ。アミュレットのマニュアル付きです。
PCI Express 3.0 x16のグラフィックボードに対応しています。
Razer Core X Chroma 外付けGPU(eGPU)BOX ThunderBolt 3
Razer(レイザー)の外付けGPU(eGPU)BOXで「Razer Core X Chroma」です。グラフィックはNVIDIA GeForce RTX 、GeForce GTX、Quadro シリーズ、Radeonなどに対応しています。
ケースは放熱性と耐久性の高いアルミ製で、空気の流れで熱を逃がすエアフローに優れており冷却機能があります。
Razer Chromaに対応しておりLEDライティングは約1680万色カラーに対応しています。
ThunderBolt3でノートパソコンに接続ができます。(ビデオカードは別売り)
インターフェイスはUSB 3.1 (Type-A)x4、有線LANポート(1000BASE-T) の端子を搭載しています。
700WのATX電源を内蔵しておりビデオカードには最大500Wの電力を給電が可能です。
対応しているビデオカード
- NVIDIA GeForce RTX
- GeForce GTX
- Quadro シリーズ
- AMD XConnect
- Radeon
- Radeon Proなど
PCIeで接続が可能です。
WindowsとMacの両方に対応していますが使えるGPUはそれぞれシステム要件がことなります。
RC21-01430100-R3J1は、日本正規代理店保証品です。
Razer Core X - Mercury White 外付けGPU(eGPU)BOX
Razer Core XでスタイリッシュなデザインのMercury Whiteの外付けGPU(eGPU)BOXです。
別売りのビデオカードを入れて使います。
ThunderBolt 3に対応しており電源は650W。またノートパソコンにUSB-C コネクタで100Wの供給ができます。
サイズは37.4 x 16.8 x 23 cmです。(RC21-01310200-R3J1)
Windows 10のパソコンとMacBook Air, MacBook Proに対応しています。
Sonnet Technologies GPU-550W-TB3 eGFX BreakawayBox 550 - 外付けGPU Box
SONNET (ソネット) TechnologiesのGPU-550W-TB3 eGFX BreakawayBox 550で外付けGPU Boxです。
別売のグラフィックカードを入れるコンパクトなボックス型。サイズは43.2 x 29.1 x 27.5 cm、重さは1.18 kgです。
Thunderbolt 3 のPCIeカード拡張システムに対応しています。
MacとWindowsに対応しています。電源は550Wと650Wから選べるようになっています。
ASUSTeK XG STATION 外付けGPU ROG-XG-STATION-2
ASUSTeK(エイスース)のXG STATION ROG-XG-STATION-2は外付けグラフィックカードのドックでThunderbolt3接続に対応しています。
ビデオカードカードはGTX 900/1000シリーズやRadeon R9/RXシリーズに対応しています。
ASUS ROG AURA SYNCで対応機種とライティングの色の同期ができるようになっています。
USB3.0が4ポート、Ethernet接続は、Gigabit Lan 10/100/1000 Mbpsが使えます。
SPARKLE GeForce RTX 3050
SPARKLEでGeForce RTX 3050 8GBを内蔵している高いパフォーマンスの外付けBOXです。搭載されているグラボもほかの製品と比べて高いほうでしょう。
インターフェースはThunderbolt 3に対応しておりノートパソコンに接続するのにおすすめ。USB Power Deliveryで給電ができます。
また、ディスプレイポート、HDMIポートを搭載しています。ゲームや4画面を同時に出力したい時に便利。OSはWindows 10以降に対応しています。
ノートパソコンを使う環境であると便利です。
スペック情報
- グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3050 8GB GDDR6 128-bit
- サイズ:21.5 x 6.99 x 15.43 cm
- 重さ:3.29 kg
Dell ALIENWARE 外付けGPU Alienware Graphics Amplifier 15Q41
Dell(デル)のALIENWARE ゲーミングノートパソコン用外付けGPUです。
「Alienware Graphics Amplifier 15Q41」はグラフィックボードの外部拡張ができます。
PCI-Express x16グラフィックスカードをサポートしており、GeForce GTX600やRadeon HD5000シリーズ以降の460W電源と最大375WのGPUに対応しています。
また、電源供給用のUSB 3.0ハブのポートが4つ付いており便利です。
ライティングはAlienFXシステム照明に対応しています。
AKiTiO Node 外付けGPU BOX
AKiTiO Node(500W)はThunderbolt 3に対応しているグラフィックボード用の外付け拡張ボックスです。
対応しているグラフィックカードはNVIDIA QuadroやMD Radeon RXなどに対応しており詳細はAmazonにも掲載されているので確認するといいです。
ゲーム以外の用途としてはVRや3DのCADなどで便利。
Mac OSとWindows10に対応しています。アミュレットオリジナルマニュアル付きです。
ノートPCのグラフィックを拡張して使用したいときにおすすめの製品です。大型ファンを搭載しており、負荷の高い作業でも安定して動作します。
Gigabyte AORUS RTX 3080 ゲーミングボックス eGPU WATERFORCE GV-N3080IXEB-10GD
Gigabyteはマザーボードなどパソコンのパーツでは信頼性が高いメーカーです。AORUS RTX 3080 ゲーミングボックスのeGPU WATERFORCE GV-N3080IXEB-10GDは、外付けグラフィックスカードを使用するのにぴったり。
静音性のある120mmの冷却ファン2基とラジエーターを搭載。水冷式のシステムで強力に冷却します。また、静音性に優れているのが魅力です。
選ぶポイント:
特徴:水冷式
- ゲームでグラフィック性能を向上させるのにぴったり
おわりに
外付けGPUは4Kのディスプレイを使う場合やゲームをする時にあると便利です。
コスパがいいモデルはグラフィックカードが入ってないBOXのみなので別途、買う必要があります。
eGPUボックスがあればVRやゲーミングなど綺麗な映像が楽しめます。
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