封筒印刷向けプリンターおすすめ10選! 人気メーカーは?

封筒印刷プリンター

封筒印刷に対応したプリンターでおすすめ製品をご紹介しています。封筒は普通紙と違い厚みがあるのでトレーにセットして印刷をします。綺麗にくっきり印刷できる顔料インク搭載のインクジェットプリンターや印刷スピードが速いレーザープリンターもあります。選ぶときにどうぞご参考ください。

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封筒印刷で使いやすいプリンターの特徴

封筒印刷で使いやすいプリンターの特徴は、トレーを使ってプリントできる機種です。
インクジェットとレーザーがありますが、家庭用で使うならインクジェットのほうがプリンター本体が安く封筒にシワが入りくいのが特徴です。
レーザープリンターのメリットは印刷スピードが速いですが、トナーを密着させるときに熱がかかるので印刷後にシワが入りやすいのがデメリットです。
レーザーの場合には給紙トレーをオプションで取り付けられる封筒専用のフィーダーを取り付けられる機種もあります。

封筒印刷プリンターの選び方

封筒印刷プリンターの選び方

出典:Canon(キヤノン)

封筒の定形サイズで選ぶ

封筒の対応しているサイズは機種によって違います。
ビジネスで一般的によく使われる定形の大きさは、封筒長形3号(120mm×235mm)なのでA4プリンターで印刷ができます。洋形1号封筒なども176×120mmなのでA4サイズ対応のプリンターで対応しているモデルが多いですね。
角2封筒(角形2号)の場合には240×332mmのサイズなのでA3サイズに対応しているプリンターで印刷できる機種があり、選ぶ時にチェックするのがポイントです。

印刷する枚数で選ぶ

印刷する枚数で選ぶ

出典:EPSON(エプソン)

50枚前後であればインクジェットプリンターがおすすめです。プリンター本体の価格が安くコスパが良いです。
ただし、給紙は10枚~20枚ぐらいまでしかトレーにセットできないので、手作業する必要があります。
そのため、大量に印刷するならレーザープリンターがおすすめです。インクジェットと比較して印刷スピードが速くフィーダーを使えば70枚ぐらいまとめて封筒をセットできます。途中でトレーに補充する必要がありますが100枚~500枚ぐらいであれば対応できそうですね。

1000枚以上であれば、プリントパックやベストプリントのような印刷サービスを利用するのも1つの方法です。「封筒印刷」のオンデマンド サービスでは、100部で3,000円ぐらいなので手間がかからず便利です。窓付き封筒を利用すれば、エクセルなどで宛名を変えて差し込みで印刷することもできますね。

宛名印刷をする

宛名印刷をする

出典:HP

宛名印刷はプリンターというよりも、ソフトウェアの機能や使い方ということになります。
あえて説明すればソフトを使うことで、住所録から宛名を印刷することができます。ワードの場合にはメニューから「宛名面の作成」をクリックして、自動で差し込むように設定することもあるでしょう。※手順の流れはソフトによって違います。
まとめてプリンターで印刷するのは家庭用の場合には多くても20枚ぐらいなので根気よく印刷するしかありません。封筒やハガキは普通紙と比べて紙が厚いので紙詰まりしないように注意ですね。

用紙をセットしてワードを設定する

用紙をセットしてワードを設定する
宛名の印刷は、用紙となる封筒をセットしやすい方がおすすめです。設定方法は機種にもよりますが、背面のトレーなどに、10枚ぐらい都度セットすることになるので操作しやすいほうが楽です。
また、プリンタードライバーをダウンロードしてインストールをしたら、封筒印刷に設定するなど、プロパティで用紙を設定する必要があります。宛名を作成するソフトは、レイアウトをWord(ワード)で、エクセルでデータを用意するなど、作業する環境によって違うでしょう。ファイルからデータを開いて印刷するときには縦と横など向きに注意ですね。

たとえば、上部を折ったサイズでは、長4封筒なら定形封筒サイズで90mm×205mmですが、周囲に印刷できない部分があるため印刷可能領域も合わせてチェックしておきましょう。

メーカーで選ぶ

プリンターメーカーではキャノンのPIXUS シリーズやエプソンのカラリオなどが人気があります。日本のメーカーはサポートもしっかりしているので安心です。
また、ブラザーはプリンター本体が安いのが魅力です。HPはデザインが良いのが特徴です。

メーカーごとにドライバー・ソフトウェアの対応が違うので、WindowsやMacならほとんど通常は対応していますが、Chromeの場合は注意です。
また、スマートフォンのアプリではiPhoneとAndroidで動作環境に対応しているかチェックした方が良いですね。

封筒印刷プリンターのおすすめ

Canon プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS8630 封筒印刷対応


Canon プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS8630 封筒印刷対応
Canon(キヤノン)のインクジェット複合機で、PIXUS TS8630です。6色の独立したインクになっています
封筒は、洋封筒4号・6号、長形封筒3号・4号などに対応しています。パソコンやスマホから簡単に使えるソフトなどもあるのが魅力です。普通の紙は全面の下にセットして、中に入れるタイプです。

インクはカラーが染料インクで、ブラックが顔料インクに対応しており文字が滲まずに綺麗な仕上がり。普通紙の場合には両面印刷の機能が使えるので便利です。
>>キヤノン プリンター

価格は、2024年03月20日12:19の時点で、税込み28,298 円です。レビューでの評価も高く実際、買うとなると検討したい製品ですね。

スペック

  • メーカー:Canon(キヤノン)
  • 製品型番:PIXUS TS8630 2022年モデル
  • 本体:ブラック
  • サイズ:約372×345×142 mm
  • 重量:約6.6kg

選ぶポイント:

くっきり印刷された封筒を作成

  • 黒は顔料インクなので宛名もくっきり印刷できる


Canon 家庭用プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS8430


Canon プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS8430 封筒印刷対応
Canonの家庭用プリンターでPIXUS TS8430です。最大用紙サイズがA4のインクジェット複合機で封筒印刷に対応しています。
4.3型タッチパネルで操作性に優れています。パソコンはUSB接続、Wi-Fiでスマートフォンでダイレクト接続も可能です。

封筒は長形封筒3号・4号、洋形封筒4号・6号、郵便はがきなどが印刷できます。トレーに10枚までセットできます。
※角型封筒やシールのふたには対応していません。

デザインは画像のようにシンプルですが、本体のカラーを選べるので色を選択したい方は注目ですね。

スペック

  • メーカー:Canon(キヤノン)
  • 製品型番:PIXUS TS8430 2020年モデル
  • 本体:ブラック
  • サイズ:約373×319×141(mm)
  • 重量:約6.6kg

選ぶポイント:

スマホで接続

  • スマートフォンでダイレクト接続ができる


brother(ブラザー) インクジェットプリンター複合機 PRIVIO DCP-J968N 封筒印刷対応


brother インクジェットプリンター複合機 PRIVIO DCP-J968N 封筒印刷対応
brother(ブラザー)のインクジェットプリンター複合機でPRIVIO DCP-J968Nです。基本機能としてプリント・コピー・スキャナー機能・FAXが使用できます。
本体のカラーはブラックとホワイトから選べます。他の複合機と違いFAXが使えるのが特徴です。

封筒やはがきへの印刷が可能で洋形2号封筒、洋形4号封筒、長形3号封筒、長形4号封筒、COM-10、DL封筒に対応しています。紙の厚みは坪量80g/m2~95g/m2を推奨しています。
用紙トレイには最大10枚まで給紙できます。(印刷の設定ではアプリケーションで余白をとる必要があります。)ふたにのりが付いているタイプや窓付き封筒は紙詰まりの可能性があるため使用できません。

インクの色数は4色独立インクカートリッジで、ランニングコストはA4モノクロでは約2.7円/1枚です。L判での印刷スピードは約14秒/1枚。
パソコンはWindowsとMacの両方で使用できます。
>>ブラザー(brother) プリンター

スペック

  • メーカー:brother(ブラザー工業)
  • 製品型番:PRIVIO DCP-J968N
  • サイズ:400×341×172mm
  • 重量:約8.6kg

選ぶポイント:

4色インク

  • ランニングコストが安い4色の独立インク


HP プリンター A4 複合機 インクジェット OfficeJet Pro 8020 封筒印刷対応


HP プリンター A4 複合機 インクジェット OfficeJet Pro 8020 封筒印刷対応
HPのカラープリンターでHP OfficeJet Pro 8020です。インクジェット方式でA4サイズまで印刷できます。
複合機の機能としてプリント、コピー、スキャン、FAXに対応しています。
自動両面プリントに対応しているのが特徴でADF機能(自動原稿送り)ができるのが便利です。

用紙サイズはA4サイズや封筒(長形3号/長形4号)、はがきなどの用紙種類に対応しています。トレーへのセットは5枚まで給紙できます。

インクは4色カートリッジで印刷コストは約9.8枚(A4カラー/1枚)、スピードは分速10枚です。

接続は有線LANやUSB、無線LANに対応しています。対応OSはWindowsとMacにはドライバーがあり、ChromeではGoogle Cloud Printで使えます。

スペック

  • メーカー:HP(ヒューレット・パッカード)
  • 製品型番:OfficeJet Pro 8020(1KR67D0-AAAA)
  • コピー解像度:最高 600dpi / スキャン 1,200dpi
  • サイズ:34.1 x 46 x 23.4 cm
  • 重量:10 Kg

● 選ぶポイント

  • おしゃれなデザインのプリンター


EPSON A3モノクロレーザープリンター LP-S3550 封筒印刷対応


EPSON A3モノクロレーザープリンター LP-S3550 封筒印刷対応
エプソンのA3モノクロレーザープリンター LP-S3550です。ページプリンターで自動両面印刷が可能です。

封筒印刷は標準カセットでは長3封筒/角2封筒/洋0封筒/洋4封筒まで対応しており20枚の給紙が可能です。オプションでフェイスアップトレイがあり、使用した場合には水平に印刷することで、そのまま封筒をプリントすることができるようになっています。

印刷コストが1枚あたり約3.2円と安く、大量に印刷するオフィスなど仕事の現場におすすめです。

スペック

  • メーカー:EPSON(エプソン)
  • 製品型番:LP-S3550
  • 耐久枚数:100万ページ
  • 外形サイズ:490×410×320mm
  • 重量:約21kg

● 選ぶポイント

  • ビジネス向けのモノクロレーザープリンター


リコー A3カラーレーザープリンター SP C740 封筒印刷対応


リコー A3カラーレーザープリンター SP C740 封筒印刷対応
リコーのA3カラーレーザープリンター SP C740です。LEDヘッドなど短い構造になっているのが特徴で、コンパクトなサイズになっています。横幅は449mm奥行きは552mm高さは360mmです。

封筒は長形 3号/4号/洋型0号/4号/角形2号/3号などを印刷できます。手差しのトレーにセットして印刷します。※レーザーの場合には熱がかかるのでシワが出る場合があります。

印刷スピードはA4サイズで分速35枚に対応しています。レーザープリンターでコストを抑えたい場合におすすめです。

スペック

  • メーカー:RICOH(リコー)
  • 製品型番:SP C740
  • サイズ:449(W)×552(D)×360(H)mm
  • 重量:約40kg

● 選ぶポイント

  • コンパクトなA3サイズ対応レーザープリンター


キヤノン EF-A1 封筒印刷専用の封筒フィーダー


キヤノン EF-A1 封筒フィーダー
キヤノン EF-A1は、封筒印刷専用のフィーダーでLBP352iまたは351iに対応しているオプション製品です。レーザープリンターに取り付けて使用します。
封筒やはがきを大量に印刷したい場合に便利です。

対応用紙

  • 封筒 長形3号(120.0 × 235.0 mm)
  • 封筒 洋形長3号(120.0 × 235.0 mm)
  • はがき(100.0 × 148.0 mm)
  • 往復はがき(148.0 × 200.0 mm)

スペック

  • サイズ:330 × 234 × 118 mm
  • 重量:約2.3 kg


ブラザー モノクロ複合機 レーザープリンター A4 DCP-L2550DW / コピー機能・スキャナー付き


ブラザー モノクロ複合機 レーザープリンター A4 DCP-L2550DW
ブラザー(brother)のA4モノクロ複合機でDCP-L2550DWです。半導体レーザー+乾式電子写真方式で印刷スピードが速いです。(約34枚/分)
プリンター、コピー、スキャナーの機能を搭載しています。
両面印刷のレーザープリンターでADF(Auto Document Feeder)自動送りに対応しています。
インターフェイス:有線 Hi-Speed USB 2.0、有線LAN 10Base-T/100Base-TX、無線LAN IEEE802.11 b/g/nに対応しています。

分離型のトナーとドラムなので、消耗品としてのコストを抑えることができます。また、交換頻度の高いトナーは前面で作業しやすいです。

封筒の印刷に対応しています。

詳細スペック

  • 印刷解像度:1200dpi
  • 自動両面プリント対応
  • 標準メモリー容量:128MB
  • 寸法:W410×D398.5×H318.5mm
  • 重量:11.6kg
  • 付属品:CD-ROM、ドラムユニット、トナーカートリッジ、保証書、取扱説明書

● 選ぶポイント

  • コピーやスキャナーが使えるモノクロプリンター


キヤノン A4モノクロレーザープリンターSatera LBP352I 封筒印刷対応


キヤノン A4モノクロレーザープリンターSatera LBP352I 封筒印刷対応
キヤノンのA4モノクロレーザービームプリンターSatera LBP352Iです。大容量のトナーカートリッジを使えば約1.9円のコストでプリントできるのが魅力。

封筒印刷はオプションの「封筒フィーダ―EF-A1」に対応しており、長形3号と洋長形3号を印刷できます。給紙は封筒では連続75枚、はがき連続200枚給紙できます。
フィーダーを使わない場合には手差しトレイに差し込みます。

印刷スピードが速いのが特徴でA4サイズで分速62枚で出力。片面印刷のファーストスピードは7秒です。

スペック情報

  • メーカー:CANON(キヤノン)
  • 製品型番:Satera LBP352I
  • 半導体レーザー+乾式電子写真方式
  • サイズ:415×529×438mm
  • 重量:約24.7kg

● 選ぶポイント

  • 印刷が速いモノクロ(黒1色)のレーザープリンター


エプソン プリンター A3ノビ対応インクジェットプリンター PX-S5010


エプソン プリンター A3ノビ対応インクジェットプリンター PX-S5010
エプソンのインクジェットプリンターでPX-S5010です。
最大サイズがA3ノビに対応しているのが特徴で、A3サイズより一回り大きい用紙に印刷することができます。封筒は洋形封筒1~4号に宛名面へ印刷ができます。長形封筒3号と4号はのりしろ部分を開いて印刷する必要があります。

インクは4色の独立型でプリンタのヘッドはPX-1004と比較してインクの吐出量を増やしたことで印刷スピードが約2倍の速さになっています。

無線LAN 5GHzに対応しており、Wi-Fi DirectではスマホからEpson iPrint/AirPrintを使用して直接プリントすることができます。

● 選ぶポイント

  • A3ノビでA3サイズよりも大きい印刷が可能な製品


エプソン プリンター インクジェット複合機 カラリオ EW-052A 封筒印刷対応


エプソン プリンター インクジェット複合機 カラリオ EW-052A 封筒印刷対応
エプソンのプリンターでインクジェット複合機のカラリオ EW-052Aです。プリント機能や原稿のコピー、スキャンの読み取りなどが可能です。接続は有線USBでパソコンで使えるほか、無線LANやスマホのWi-Fi Directに対応しています。

封筒は洋形封筒1号~4号、長形封筒3号・4号、郵便はがきなどに対応しており、最大用紙サイズはA4サイズです。

インクは4色の独立カートリッジタイプで染料3色と顔料1色の組み合わせです。印刷コストはL版サイズで約28.3です。
小ロットで少ない枚数を印刷したい場合におすすめです。

スペック

  • メーカー:EPSON(エプソン)
  • 製品型番:EW-052A
  • 発売日:2019年8月1日
  • サイズ:390×300×146(mm)
  • 重量:約4.0kg

選ぶポイント:

安くてコスパがいい

  • プリンター本体の価格が安くコスパの良いモデル

商品についてまとめ

封筒印刷ができるプリンターを一覧で解説しました。インクジェットプリンターとレーザープリンターの2種類に大きく分かれますが、大量に印刷をする場合にはレーザー方式が速いので、テレワークなど仕事で使うときにはおすすめです。
家庭用プリンターを買うなら、インクジェットの方が安いので良いですね。(インクジェット紙の官製はがきもあります。)また、メンテナンスもインクジェット商品のほうが安い場合が多いと思います。個人的な感想としては封筒を自分で印刷するなら、レーザーではシワが入りやすいため、遅いですがインクジェットしかないかなと感じます。

ちなみに、封筒を用意する時にはサイズや糊なしを選ぶようにしましょう。内部に詰まったり汚れの原因になります。

複合機のプリンターでは封筒印刷以外の機能もチェックしておくと後々便利ですね。

封筒印刷」の印刷サービスのように、業務用で封筒をたくさん印刷をするなら、プロに依頼してしまうのも悪くないと思います。時間がないときに自分で1枚づつ手差し印刷するのは難しいため、100枚以上の印刷なら選択したいものですね。あまり悩まずにすみます。


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著者情報

「オススメPCドットコム」のタローが解説しました。私はもともと販売を経歴としていて、パソコン・周辺機器・ゲーム業界に関連する情報を発信しています。趣味はパソコンのカスタマイズで、20年以上多くのWindowsやMacを使ってきた実績があります。 記事については、初心者からプロまで全てのユーザーに役立つ深い分析をコンテンツにしていきたいと考えます。また、価格や機能性、問題や選ぶ理由を総合的に調べて、最適な選択をサポートできればと思います。 詳しい略歴はプロフィールのページをご覧ください。

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