Dell XPS 16をレビューしていきます。
New XPS 16(2026)は、インテル Core Ultra X7 358H、インテル Arc グラフィックス、32GB LPDDR5x、1TB SSDを搭載した16インチのプレミアムノートPCです。薄型ボディに大画面ディスプレイを収めつつ、クリエイティブ作業やビジネス用途まで幅広く対応しやすい構成になっています。
掲載構成では16.0インチの2K非タッチディスプレイ、1〜120Hzの可変リフレッシュレート、500nitsの明るさを採用。持ち運びやすさと表示領域の広さを両立していて、据え置きメインでもモバイル用途でも使いやすい1台です。
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Dell XPS 16の特徴
Dell XPS 16の魅力は、16インチクラスとしては薄く洗練された筐体に、高い基本性能を詰め込んでいる点です。グラファイトカラーのCNC削り出しアルミ素材を採用し、見た目に高級感があるだけでなく、剛性感にも期待できます。
CPUは16コアのインテル Core Ultra X7 358Hを搭載しており、Radeon 840Mなどの競合と比較して2〜4倍のスコアがあります。文書作成や表計算のような日常業務はもちろん、画像編集や動画編集などの重めの作業にも対応しやすいスペックです。さらに、オンデバイスAIを活用するCopilot+ PCとして使える点も新しい世代のノートPCらしいポイントです。
グラフィックスはインテル Arc グラフィックスを採用。専用GPU搭載機ほどのパワーを前提としたモデルではありませんが、軽めのゲームや動画編集、画像生成系の作業などをバランス良くこなせる構成です。メーカー案内でも、FortniteやMinecraftなどを1080pで60FPS以上の滑らかな画質で楽しめるとされています。
また、10Wピーク出力のクワッドスピーカー、8MP/1080p HDR Webカメラ、Windows Hello対応、Wi-Fi 7対応など、日常的に使う機能も充実しています。見た目だけでなく、実用性もしっかり押さえたプレミアムノートといえるでしょう。
Dell XPS 16のスペックを解説

CPU:インテル Core Ultra X7 358H プロセッサー
16コア構成のインテル Core Ultra X7 358Hを搭載しています。最大4.8GHzまで対応し、マルチタスクやクリエイティブ用途でも余裕を感じやすい性能。
NPU ピーク 50TOPS (Int8)でAI処理を支える機能も備えているため、今後のAI活用を見据えてPCを選びたい方にも向いています。
グラフィックス:インテル Arc グラフィックス
グラフィックスは内蔵型のインテル Arc グラフィックスです。専用GPUなしでコストや消費電力を抑えつつ、従来の内蔵GPUより高い描画性能を狙った構成です。動画視聴や画像編集、軽めのゲーム用途との相性は良好で、薄型ノートとしては扱いやすい性能だと思います。
メモリ:32GB LPDDR5xを搭載
メモリは32GB LPDDR5x デュアルチャネル、9600MT/sです。ブラウザーのタブを多数開いたままOffice作業をしたり、画像編集ソフトや動画編集ソフトを併用したりしても余裕を持ちやすい容量です。長く使うことを考えると、32GB搭載は大きな安心材料です。
ストレージはM.2 NVMe SSD 1TBの容量
ストレージは1TBのM.2 PCIe NVMe SSDを搭載しています。OSやアプリの起動、ファイルの読み書きが速く、仕事用データや写真、動画素材も保存しやすい容量です。プレミアムノートPCとして不満の出にくい構成です。
ディスプレイ:16.0インチ非タッチ2K
ディスプレイは16.0インチの非タッチ2Kパネルで、1〜120Hzの可変リフレッシュレートと500nitsの明るさに対応します。表示領域が広く、文章作成からクリエイティブ作業まで快適です。色の見え方や没入感も重視されており、長時間作業しやすい仕様です。
ポート:Thunderbolt 4を3基搭載
ポート類はThunderbolt 4(USB Type-C)を3基、3.5mmのユニバーサルオーディオジャックを1基搭載しています。USB-C中心の周辺機器で統一している人には使いやすいですが、USB-AやHDMI、SDカードスロットを直接使いたい場合はハブや変換アダプターを用意したほうが良いでしょう。
評価
良い点
Dell XPS 16の良いところは、まず16インチでありながら薄く、見た目が非常に洗練されている点です。サイズは幅352.58mm、奥行き237.47mm、高さ15.40mm、最小重量は2K LCD構成で1.74kgです。画面の大きさを考えると、モバイル利用も十分視野に入る重さです。
性能面では、Core Ultra X7 358Hと32GBメモリの組み合わせが魅力です。一般的なビジネス用途を大きく超えて、画像編集や動画編集、AI機能の活用まで幅広く対応しやすい構成です。Wi-Fi 7、8MP HDR Webカメラ、Dolby Atmos対応クワッドスピーカーなど、日常的な使い勝手につながる部分も抜かりがありません。
さらに、筐体の質感や耐久性にも力が入っています。アルミ素材やGorilla Glassを採用し、防滴テストや落下テストなども実施されているため、外に持ち出す機会が多い方でも安心感があります。
悪い点(少し気になったところ)
気になる点は、まず価格です。掲載構成は415,500円(2026/03/21 15:40時点)で、気軽に手を出しやすい価格帯ではありません。プレミアムモデルとしては妥当でも、コスト重視の方にはハードルが高めです。ただし、これは競合メーカーも全てが値上げされておりDellだけではないのは気に止めておくべきでしょう。
また、ポート構成がかなり割り切られています。Thunderbolt 4中心で先進的ではあるものの、USB-AやHDMIをそのまま使えないため、周辺機器によっては不便に感じるかもしれません。外部機器を多く接続する人は事前に確認したほうが安心です。
グラフィックスも内蔵型のArcグラフィックスなので、重い3Dゲームを高画質で本格的に楽しみたい場合は、専用GPU搭載のノートPCと比較したほうがよいでしょう。あくまで薄型プレミアムノートとしてのバランス型モデルです。
総評
Dell XPS 16は、薄型で上質なデザイン、大画面ディスプレイ、十分に高い基本性能をまとめた完成度の高い16インチノートPCです。ビジネス、クリエイティブ、日常使いまで1台でこなしたい方に向いています。
特に、デザインの美しさと作業性能の両方を重視したい方には魅力的です。32GBメモリや1TB SSD、Wi-Fi 7、8MPカメラなど、長く使ううえで嬉しい要素がしっかり入っています。価格は高めですが、そのぶん所有感や満足度は高いモデルです。
反対に、コストパフォーマンス最優先で選びたい方や、USB-AやHDMIを多用する方、重いゲームを主目的にしたい方には、別の選択肢と比較しながら検討するのがよいでしょう。とはいえ、プレミアムWindowsノートPCとしての完成度はかなり高く、総合力のある1台です。
採点するとしたら、おすすめ度は9/10点です。ArcグラフィックスはRTX 3060並みの処理性能があるといわれていますが、高負荷時にはグラボがほしくるためです。とはいえ、画像編集や資料作成では十分に使いやすいでしょう。
スペック表
| 製品名 | Dell XPS 16(New XPS 16 2026) |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル Core Ultra X7 358H |
| グラフィックス | インテル Arc グラフィックス |
| メモリ | 32GB LPDDR5x デュアルチャネル 9600MT/s |
| ストレージ | 1TB M.2 PCIe NVMe SSD |
| ディスプレイ | 16.0インチ 非タッチ 2K 1〜120Hz 500nits |
| 無線 | インテル Wi-Fi 7 BE211 2x2 + Bluetooth 6.0 |
| カメラ | 8MP/1080p HDR Webカメラ、Windows Hello対応 |
| オーディオ | 10Wピーク クワッドスピーカー、Dolby Atmos |
| ポート | Thunderbolt 4(USB Type-C)×3、オーディオジャック |
| バッテリー | 3セル 70Whr |
| 電源 | 100W ACアダプター(USB Type-C) |
| 本体カラー | グラファイト |
| サイズ | 幅352.58×奥行237.47×高さ15.40mm |
| 重量 | 最小1.74kg(2K LCD構成) |
| 価格 | 掲載構成は415,500円(2026/03/21 15:40の時点) |

