Raspberry Piの本でおすすめ12選【初めてでもわかりやすい】

Raspberry Piの本でおすすめ

Raspberry Piを初めて工作するときに何からやれば良いかわからない。
という時には本があると便利。

ネットの情報と書籍の違いは、書籍の場合には整理されて書かれているということです。
知っていることなら検索できますが、そもそも全く知らないことは調べるきっかけもなかったりします。

まったくRaspberry Piが初めての初心者でもわかりやすい、おすすめの本をご紹介です。

Raspberry Piの本の選び方

Raspberry Piの本の選び方は、入門用を買うことです。
入門用だときちんと説明を飛ばさずに書かれている場合が多いのでおすすめ。

初めてでもわかりやすいRaspberry Piの本は、基本的なことがわかりやすく記載されている本がおすすめです。Raspberry Piでは、プログラミングや電子工作ができます。

応用としてRaspberry Pi で、できることは何か学んでいけます。いろいろなことがのっていてわかりやすい本がよいです。

初心者にもわかるようにラズベリーパイのことが書かれている本であれば、読みながら操作ができるようになります。Linuxは解説本があると便利です。

書籍によってRaspberry Pi5やPi Picoなど対応機種に違いがあるので、解説対象としているモデルのチェックは重要です。

Raspberry Piの本

技術系の本はどこまで丁寧にわかりやすく書かれているかがポイントです。
略語や説明をしないことは技術書ではよくあります。
なるべくカラーで入門用のものが初心者にはとっつきやすいでしょう。


1位:これ1冊でできる!ラズベリー・パイ 超入門 改訂第8版 Raspberry Pi 1+/2/3/4/400/5/Zero/Zero W/Zero 2 W 対応

Raspberry Pi 5(GPIOが40ピンのモデル)やZeroなどに対応。26ピンのModel AやCompute Module、Picoには対応してません。

内容も頻繁に見直されており情報も新しいのでラズパイ入門時にわかりやすい、人気のシリーズです。これからRaspberry Piを始める人にぴったり。導入前に読んでも参考になるでしょう。

ラズベリー・パイの操作と設定方法やプログラムなどラズパイについて幅広く書かれている入門書です。

どんなことができるのか、この本で電子回路やモジュールの動作の方法など基本を把握できます。また、基礎知識だけでなくカメラやセンサ、サーバーとしての応用も解説してあります。細かいところはネットで検索するという使い方になるでしょう。

ラズパイの作業しながら読むならKindle版 (電子書籍)よりも単行本がおすすめです。

詳細の情報

  • 福田 和宏 (著)
  • 出版社:ソーテック社
  • 288ページ

選ぶポイント:

レビューが高い商品

  • 発売日から何度か改訂されており、他の書籍と比べて初心者もわかりやすい
  • スイッチやデバイスの制御までわかる


2位:ゼロからよくわかる! ラズベリー・パイで電子工作入門ガイド Raspberry Pi 4 Model B対応[改訂2版]

Raspberry Pi 4 Model Bに対応していて「ゼロからよくわかる! ラズベリー・パイで電子工作入門ガイド」の改訂版です。
ラズベリー・パイのセットアップやOSを操作する方法など入門書としておすすめです。インストールの説明もあり、最初の段階がなります。

さらに、Pythonのプログラミングなども記載されており、動くロボットまで電子工作が初めてでもわかりやすく解説されています。Wi-Fiの接続など基本の章が前にあって、リアルタイムの定点カメラなど、後ろの方は応用になります。

ページには写真や注意点がまとまっており、ラズパイ4以外のラズパイ3やZeroなどそれぞれ丁寧に説明しています。

選ぶポイント:

ロボットまで

  • ラズベリーパイの入門書でロボットまで対応


3位:ラズパイ5対応 Raspberry Piで学ぶ電子工作【初心者におすすめ】

OSのインストールから電子工作までわかりやすく丁寧な本です。定番の入門本が改訂された書籍です。
電源を入れてシャットダウンまで、初めてRaspberry Piをする方におすすめの一冊。

ラズパイ初心者向けの本で、回路やプログラムのことが読みやすく書かれています。電子工作の基礎や注意点も記載されています。

ブレッドボードについて書かれていますが、電子機器がわかるようになると、ラズベリーパイを使用できる幅が広がります。センサ・液晶ディスプレイなどのパーツを用いて学びます。

下記のモデルで動作確認をして執筆されています。
Raspberry Pi 5、Raspberry Pi 4 Model B、Raspberry Pi Zero 2 W。OSは、Raspberry Pi OSで確認。

講談社 / 264ページ (技術評論社) 著者 : 金丸 隆志

選ぶポイント:

ラズベリーパイでパーツを使って何かを作りたい人向け

  • ラズベリーパイでパーツを活用して何かを作りたいときに役立つ


4位:電子部品ごとの制御を学べる! Raspberry Pi 電子工作 実践講座 改訂第2版

RaspberryPiで電子工作が学べる書籍です。
電子部品ごとの制御がわかるのでパーツの組み合わせができるようになります。
GPIOの用途と番号などとても具体的でわかりやすいです。

有線LANポートの種類やUSBの数などRaspberry Piのモデルごとにインターフェイスを表にまとめてあったり情報が充実しています。ラズパイを検討する前に読むと参考になるでしょう。

電子部品の用途や種類などが詳細まで記載。写真が複数ありフルカラーのため読みやすくておすすめです。


5位:やさしくはじめるラズベリー・パイ 改訂2版

やさしくはじめるラズベリー・パイ 改訂2版[Raspberry Pi OS 対応] ~電子工作で簡易ロボット&ガジェットを作ろう

ラズパイにOSをインストールする基本から応用のターミナルまでわかりやすく記載されています。音声入力やラジコンカーなど色んなことができそうでワクワクする本です。

こんなこともできるというのもわかってRaspberry Piが楽しくなれるでしょう。

改訂2版として内容が見直されている人気の書籍。単行本(ソフトカバー)またはKindle版の電子書籍でも買える本です。


6位:Raspberry Piユーザーガイド 第2版

本書はRaspberryPi Foundationの設立者が書いた、本家のユーザーズ・ガイドです。
子供がこの本を読んでRaspberryPiをやってみようというのは難しいでしょう。

日本の入門書の方が読みやすいでしょう。

Pythonでは、プログラミング言語でお決まりの"hello world"から紹介されています。
2800円~2900円ぐらいで販売されています。出版社はインプレスで320ページの単行本です。


7位:「みんなのRaspberry Pi入門」 第4版

初心者から中級者ぐらいの方には、「みんなのRaspberry Pi入門 第4版」もおすすめです。

人気のある本で何度も内容を見直されていて、こちらは第4版です。(電子書籍もあります。)
プログラミングの基礎まで書かれています。教科書どおりにPythonでコードを書いてみるといった勉強方法ができるので、例を読みながら学習をしたい人に適しています。


8位:Raspberry PiによるIoTシステム開発実習:センサネットワーク構築からwebサービス実装まで

Raspberry Piの特徴や、IoTのシステム開発に関わる技術まで学べる教材として使える1冊です。
インターフェイスやバージョンなどの基本的な情報から具体的なシステム構成図まで実践的に解説されています。
ラズパイ4B, 3B+や、小型のZeroに対応していてIoT(Internet of Things)でネットワークで使えるようになります。
Linux 操作早見表などの付録も便利です。


9位:ラズパイPico W 本格入門 with MIT App Inventor2 [Pico W / Pico 2 W 対応]

著者 後閑 哲也
出版社 技術評論社
ページ 単行本(ソフトカバー)/ 352ページ
対応ボード Raspberry Pi Pico W、Pico 2 W

特徴

  • Raspberry Pi Pico W / Pico 2 WでGPIOの入出力ピン、PWM、PIO、RTCを段階的に学べる入門書。I2Cセンサー、SPIカラーOLED、UARTなどマイコンボード定番の配線とコードを記載。
  • MicroPythonとArduinoの両ワークフローに対応。コード例はprintログ、タイマ、マルチコア処理まで踏み込んだ実例で構成。
  • Wi-Fi、Bluetooth Classic、BLEの通信レシピを収録。スマホからの操作やセンサーデータ送受信まで一冊で通せる。
  • MIT App Inventor 2でiPhone / Android向けに画面を設計し、ブロックプログラミングでGPIOやモータを制御。ストレージ、Bluetooth、Wi-Fi連携までカバー。

おすすめしたい人

  • ラズパイ(Raspberry Pi)Pico W / Pico 2 WでIoTエッジデバイスを作りたい学習者や初学者。
  • MicroPythonやArduinoでI2Cセンサー、SPI表示器、UART通信を試し、GPIOやPWMの基礎を固めたい人。
  • MIT App Inventor 2でスマホアプリを設計し、BLEやWi-Fi経由でPicoのモータやLEDを操作したい人。


10位:最新Pico W対応!ラズパイPico完全ガイド

「最新Pico W対応!ラズパイPico完全ガイド」は、本のタイトルのとおり、ラズベリーパイの種類の中でもPico Wを解説している書籍です。Pythonのプログラミングや電子回路の基本も身に付きます。
Pico本体はラズベリーパイ 4と比較してコスパが高く、基礎的なスキルを付けるならボリュームがある書籍です。

 日経BPの単行本(ソフトカバー)で480ページ。


11位:Raspberry Piではじめるどきどきプログラミング増補改訂第2版

子供向けを意識したイラストです。
ですが、中身はしっかり書かれており、初心者であれば大人が読んでも勉強になる本です。
とはいえ、子どもがこの本だけでラズベリーパイを動かそうとすると、ちょっと難しいでしょう。きちんとルビは振られていますが、大人と一緒に作業した方がよいです。


12位:拡張基板で広がるラズパイの世界(遊びのアイデア選書 20)

書名 拡張基板で広がるラズパイの世界: Raspberry Pi 電子工作で遊びを究める(遊びのアイデア選書 20)
出版社 銀河企画
ページ数 93ページ
対象レベル 初心者〜中級者
扱うテーマ OSのインストールと設定、セキュリティ、GPIO、拡張基板、動作確認、トラブル対応

特徴

  • ラズパイの基礎からGPIOのピン配置やライブラリ、プログラムの書き方まで段階的にガイド
  • 実機ベースの拡張基板設計や検証のコツを記録し、動作確認のチェック手順とトラブル時の対処を整理
  • Raspberry Pi OSのセットアップやセキュリティの留意点を丁寧に説明
  • 著者が開発した拡張基板の設計資料とコードをGitHubで公開し、学習やカスタマイズに活用しやすい
  • ページ数は93で要点を圧縮し、短時間で全体像をつかみやすい

おすすめしたい人

  • ラズパイを購入して起動はできたが、次のステップに迷っている初心者
  • GPIOとセンサー、カメラ、モジュールを使って学習したい人
  • 拡張基板で電子工作や開発したい人


まとめ

最後にまとめのコメントとなります。Raspberry Piの本はKindle版も出ていたりするのですが、技術書やハウツー本は読むページが、行ったり着たりするため、紙の本がおすすめです。
Kindleでモノクロで表示されたり、表示が重かったりすることがあるので、書籍の方が快適に読めます。電子書籍では急ぎで調べたいときには届くのを待たずに購読できるのが便利。

Raspberry Piの本をベストで13冊ピックアップしましたが、どれもおすすめです。
5位になってしまいましたが、「やさしくはじめるラズベリー・パイ」は、何かしらやりたいことが見つかるいい本ではないでしょうか。
初級の時期には書籍で知識を補いながら開発するとよいです。

●関連ページ
Raspberry Pi Zero

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