アーキサイトのARCHISSキーボードは、CherryMXのキースイッチで軸の色を選べるメカニカルキーボードです。
省スペースのコンパクトなフルキーボードやテンキーレスはマウスが使いやすくなります。
肝心のキーレイアウトは英語配列のほか、カナ表記の無い日本語配列もあり使いやすく評判が高いです。
また、レトロなカラーリングもおしゃれでカッコよいです。
こちらの記事ではおすすめARCHISS製品の特徴をレビューしています。種類も多いので検討するときのキーボード選びにご参考にしてみてください。
製品を探す
- ARCHISS(アーキス)とは?
- アーキサイトのキーボード選び方
- アーキサイト キーボードのおすすめ
- ARCHISS ProgresTouch RETRO AS-KBPD08
- ARCHISS Maestro(マエストロ) TKL 静音赤軸モデル AS-KBM91/SRGBAWP
- ARCHISS ProgresTouch TKL CHERRYスピードシルバー軸 AS-KBPD91/LSBKNWP
- ARCHISS Quattro TKL 静電容量式ポインティングスティック搭載
- ARCHISS ProgresTouch TINY テンキーレス AS-KBPD70/LSBKNWP
- ARCHISS フルキーボード Maestro FL Win・Mac対応
- MOBO 折りたたみ型 Bluetooth 日本語配列 キーボード
- ARCHISS Maestro2S Win・Mac対応 AS-KBM02/CGBA
- 総評
ARCHISS(アーキス)とは?
ARCHISS(アーキス)は、 株式会社アーキサイトのオリジナルメーカーです。また、外出先で使えるPCアイテムの「MOBO」メーカーもあります。
2001年に東京都文京区で設立された会社で約25年ぐらいの実績。日本のメーカーのため、どこの国かという心配もありません。
周辺機器を手がけているメーカーでキーボードなどを開発しています。
メカニカルキーボードでも仕事で使いやすいシンプルなデザインでお洒落なのが魅力です。赤いESCキーとグレーのキーキャップ、ダークグレーのボディによる三色カラーは惹きつけるものがあります。
アーキサイトのキーボード選び方

キーボードのスイッチはメカニカルキーやメンブレン、パンタグラフなどがあります。
ARCHISSのキーボードならCHERRY MXのメカニカルスイッチがおすすめです。軸を選ぶ時にはクリック感や打鍵音をチェックするとよいです。
正にメカニカルスイッチという感じなのは青軸で、気分のよい入力感が好きな人は多いです。ただし、比較的ほかのキースイッチと比べると音は大きめなので、静かな場所で使うのは不向きです。
不安な方は、普段から使いやすいのは茶軸・ピンク軸・赤軸で癖も少ないです。
軸の比較
| CHERRY MXスイッチ | クリック感 | 打鍵音 |
|---|---|---|
| 赤軸 | クリック感なし | 小さめの打鍵音 |
| 青軸 | カチカチしたクリック感 | クリッキーな打鍵音あり |
| 銀軸 Speed軸 | クリック感なし | リニアで小さめの打鍵音 |
| 茶軸 | クリック感あり | やや小さめの打鍵音 |
| ピンク軸(静音赤軸) | クリック感あり | 静音タイプで小さい音 |
サイズや接続方式で選ぶ

サイズで選ぶなら大きい順に、テンキーが付いたフルサイズのキーボード、コンパクトなフルキーボード(Maestro2S)、テンキーレス、折りたたみ式があります。
ゲーマーやプログラマに人気のテンキーレスキーボードも種類が多いので選びやすいです。
テンキーレスは両手で数字を入力する運指なら、ホームポジションからも近いので慣れれば快適。
キーレイアウトは日本語配列と英語配列があり、パッと見だと間違えそうになる「カナ表記のない日本語配列」もあるのでUS配列で探している場合は注意です。
接続は有線と無線がありますが、ARCHISSのキーボードでは有線接続がほとんどです。USBやPS/2で接続します。
折りたたみ式のタイプでは一部、ワイヤレスのBluetoothに対応している機種があります。
ただし、Bluetoothは若干の遅延が出る可能性があるので、給電まで総合的に考えると有線がおすすめです。
アーキサイト キーボードのおすすめ
ARCHISS ProgresTouch RETRO AS-KBPD08

アーキス(Archiss)の「ProgresTouch RETRO」は、カナ無の日本語108キーです。
テンキー付きのメカニカルキーボードで軸を選べます。
- Cherry MX 茶軸:AS-KBPD08/TBKN
- Cherry MX 青軸:AS-KBPD08/CBKN
- Cherry MX 赤軸:AS-KBPD08/LRBKN
- CHERRY MX 静音赤軸:AS-KBPD08/SRBKN
人間工学に基づいたデザインでステップスカルプチャーになっておりキーが階段状になることでパームレストが無くても手の疲労を抑えるようなスペックです。
マルチメディアファンクション機能に対応していて動画や音楽の再生などをFnキーとF数字キーとの組み合わせで操作ができます。
キーキャップは二色成形で付属のワイヤーキープラーで外すこともできます。
PS/2&USBの有線接続でOSがWindowsのパソコンに対応しています。USBプラグアンドプレイで差し込めばすぐに使えます。
ProgresTouch RETROのレビュー
- ピンク軸は静音で高速にタイピングができます。
- DIPスイッチでキーの入れ替えができるのが便利です。
ARCHISS Maestro(マエストロ) TKL 静音赤軸モデル AS-KBM91/SRGBAWP

ARCHISS Maestro(マエストロ)シリーズで、静音赤軸を搭載しているメカニカル式のTKLキーボードです。静かでリニアな打鍵感は、タイピングに集中したい人にとっては大満足ではないでしょうか。
「AS-KBM91/SRGBAWP」は、日本語配列の91キーを搭載しています。
機能としては応答速度が速いポーリングレートで1000Hzに対応していて、誤打を防ぐためにキーをロックする機能もあります。
対応OSはWindowsだけでなくMacでも使用可能で、ファンクションキーがmacOS用のmacOS用のホットキーとマルチメディアキーとして使えるモードを備えています。
コンパクトなサイズのアーキスキーボードを探している方におすすめ。キーキャップは耐摩耗性のある印字により長く使えるキーボードです。
詳細スペック情報
- サイズ:W360 x D140 x H26~36mm
- 重量:975g
- 接続:USB
ARCHISS ProgresTouch TKL CHERRYスピードシルバー軸 AS-KBPD91/LSBKNWP

アーキサイトの「ARCHISS ProgresTouch TKL」です。
CHERRY MXのスピードシルバー軸を搭載したテンキーレスキーボードです。
アクチュエーションポイント(キーを押し下げた時の接点)が1.2mmと浅めで銀軸で高速にタイピングをしたいかたにおすすめです。反応速度が速いのでPCゲームでもよいです。
また、押下するほど跳ね返るリニアストロークのタイプで荷重は約45gで軽いキータッチ。キーキャップの文字が消えない二色成形になっています。
キー配列は入れ替えが可能で、DIPスイッチを搭載しています。
インターフェースはPS/2&USBに対応している有線接続です。AS-KBPD91/LSBKNWPはカナ印字なしの日本語配列91キーです。
キープラー付でキャップを交換したり掃除をする時に便利。
スペック
- キーピッチ:19mm
- キーキャップ材質:ABS樹脂
- 基板:2層基板 FR-4 ガラスエポキシ
- ケーブル長:1.8m
- サイズ:W360 x D140 x H28.0~37.0mmスタンド除く
- 保証期間:1年間
ARCHISS ProgresTouch TKL 銀軸のレビュー
- 日本語配列でカナ表記がないので、スッキリしたデザインの製品。
- Mini-BコネクタはMicroUSBの方が使いやすさがいいと思う。
ARCHISS Quattro TKL 静電容量式ポインティングスティック搭載

ARCHISS Quattro TKL(アーキス クワトロ テンキーレス)は、静電容量式ポインティングスティック搭載のモデル。マウス操作の代わりにオレンジ色のポインターを使えます。また、交換用のスペアも同梱されています。
ThinkPadのようなトラックポインタがHキーとGキーの間にあるので人差し指でカーソルを動かせるのが便利です。
青軸のCHERRY MXスイッチを搭載しているメカニカルキーボードでクリッキーな打鍵感です。
Fnキーとの組み合わせで垂直のスクロールができる機能もあります。Nキーロールオーバーに対応していて同時押しでも正確に反応します。
キーボードは91キーの日本語配列(JIS配列)で、キーキャップには昇華印字でカナ表記があるため、タイピングでもわかりやすいです。
「AS-KBQ91/CGBA」は、黒いベースにグレイのキーキャップと赤いエスケープキーの配色となっています。
接続はUSBでWindowsに対応しています。
スペック
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:4.0(-0.4)mm
- キーキャップ材質:PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂
- サイズ:W360.0 x D140.0 x H26.0〜36.0mm
- 重量975g
- セット ・USBケーブル(USB A ⇔ Mini B)、キー引き抜き工具、スペアキャップ、ESC・CapsLock・Ctrl(段差有)など
選ぶポイント:
メカニカルキーボード
- メカニカルキーボードのためキータッチの感触がよくプログラミングで使いやすい。
- トラックポインタはエクセル操作で便利。
- スイッチを押下している感覚がありしっかり入力できるでしょう。
ARCHISS ProgresTouch TINY テンキーレス AS-KBPD70/LSBKNWP

ARCHISS ProgresTouch TINYは、日本語JIS配列でカナ印字なしの70キーです。(英語配列66キーを選ぶことも可能です。)CHERRYスピードシルバー軸の銀軸を搭載しています。
F1~F12キーのないテンキーレスタイプでコンパクト、720 gのため軽量です。小型でキーはFnキーを同時で入力が可能になっています。
シンプルでプログラマのようにコードを書くかたにおすすめのキーボードです。全角と半角の切り替えが、FNキーを押しながらESCを押す必要があるので面倒でしょう。
耐久性の高いガラスエポキシ二層基盤で、厚手の鉄板シャーシにより、安定感のあるタイピングが可能です。チルトスタンドにはラバー製のストッパーが付いており長時間の打鍵でもずれにくい設計で、レビューでは使い心地がよいという感想も見られます。
価格が安く、2024年02月08日15:01の時点では税込み12,620 円です。
スペック情報
- 重量:720 g
- サイズ:W325 x D111 x H28~35.5mm
- 保証 : 1年間
ARCHISS ProgresTouch TINY テンキーレスのレビュー
- キーにバックライトが無いので光らなくてよいです。
- パンタグラフに比べてメカニカルスイッチは打鍵感が心地良い。
ARCHISS フルキーボード Maestro FL Win・Mac対応

ARCHISS(アーキス)のフルキーボードで「Maestro FL」はメカニカルスイッチとしてCHERRY MXスイッチを採用しています。
軸を選べるのでキータッチや打鍵音で選ぶとよいです。
- CHERRY MX 黒軸:AS-KBM08/LGBA
- CHERRY MX 茶軸:AS-KBM08/TGBA
- CHERRY MX 青軸:AS-KBM08/CGBA
- CHERRY MX 赤軸:AS-KBM08/LRGBA
- CHERRY MX 静音赤軸:AS-KBM08/SRGBA
- CHERRY MX スピードシルバー軸:AS-KBM08/LSGBA
- CHERRY MX クリア軸:AS-KBM08/TCGBA
108キーの日本語配列(かな印字有り)で、キーピッチは19mm。
キーロックなどゲームでも使いやすい機能があります。マルチメディアファンクションとFnキー(ファンクションキー)を同時に押すことで音量調整や再生、停止などの操作が可能です。
メインコントローラーとしてARM Cortex-M0(32bit)プロセッサ搭載していてパワフル。
USB経由でファームウェアのアップデートにも対応していて、USB-AからUSB-Cへ変換するアダプタが付属しています。
アーキスのキーボードの中でもマエストロは評判も高く、5つ星のうち8割で4つ星以上のレートが付いています。ただし、2024年9月7日の時点では残念ながら販売されていません。
Maestro FLのレビュー
- レトロな見た目で高級感がありタイピングが楽しい。
- 赤軸は思っていたよりも音がなる。
MOBO 折りたたみ型 Bluetooth 日本語配列 キーボード

アーキサイト(archisite)のメーカーでMOBO 折りたたみ型キーボードです。
Bluetoothの無線接続が可能になっており、ペアリングによりワイヤレスで使えます。WindowsまたはiOSやAndroidのスマートフォンで使えます。PCの場合はUSB接続でUSBバスパワーによる有線接続も可能です。
持ち運びに便利で折りたたみ時にはW166 × D15 × H120 mm、重量は286 gです。
専用ケース兼スタンド付きです。アルミボディで高級感があり外でスマホやiPadなどタブレットで長文を打つときにおすすめです。
「MOBO Keyboard」 AM-KTF83J-GBは、83キーの日本語配列。パンタグラフ(アイソレーションタイプ)のスイッチを採用しています。
バッテリーは内蔵リチウムポリマー充電池で、充電時間は最大約4時間、連続使用時間は最大84時間です。
色はブラックとホワイトから選べます。
MOBO Keyboardのレビュー
- 少し重いですがモバイル用のキーボードでよいです。
- 親指シフターにも使いやすい。
ARCHISS Maestro2S Win・Mac対応 AS-KBM02/CGBA

アーキサイトの「ARCHISS Maestro2S」は矢印キーの上の部分がコンパクトになっており、フルキーボードですがテンキーレスのようなサイズです。大きさはW385 x D144 x H21~38mmですが、キーピッチは19mm確保されており打ちやすいです。
ARCHISSのなかでも最上級モデルになっています。日本語JIS配列でカナ表記もあり摩耗に強い昇華印刷です。
Windows10とMacに対応していてUSB-Cで接続ができます。
「AS-KBM02/CGBA」は、ドイツのCHERRY MX 青軸を搭載していて爽快な打鍵感です。ゲーミングメカニカルのスペースセービングフルキーボードでカラーは黒ボディ・グレーキーキャップモデルになります。
背面にキー入力の切替・制限等に便利なDIPスイッチ付きのためハードウェアで配列を入れ替えられます。
総評
アーキサイト(ARCHISS)のキーボードは機能的でおしゃれです。メカニカルキーボードの場合には音を問題に考える方もいるでしょうが、赤軸タイプを使用すれば静かにタイピングができるので、周りの人に気を使わずにすみます。また、TKLタイプは右側のスペースが開くので、マウスの使いやすくなり感動するでしょう。
不具合もほとんどなく品質も安定しているのでレビューでのコメントでは評価が優れています。
一般的なメンブレン式に比べれば価格もそれなりにするのですが、毎日使うキーボードのため長時間のパソコン作業では使いやすいキーボードがあると快適です。
ARCHISS キーボードの関連情報
▲記事のトップへ「アーキサイトのキーボード」

