「多人数でWeb会議をするので広角のWebカメラってないの?」
というかたへ、
広角レンズを搭載したWebカメラでおすすめの機種をご紹介しています。
参加する人が多い場合には顔を写せるようなWebカメラの環境が必要になります。画角が広ければ広範囲で撮影できるので会議の参加者も画面に入りやすいのが特徴です。
たしかに、大人数の会議なのに一部のひとだけがウェブカメラに映っていたら、発言しているひとが相手にわからないですよね。
広角のWebカメラではマイクも内蔵しているロジクールやサンワサプライが人気です。
100万画素以上で明るさやコントラストを自動で調整したりオートフォーカスできる機種もあります。
ぜひ、ご参考ください。
便利なナビゲーション
多人数のWeb会議に最適なカメラの選び方
画角とはWebカメラで撮影したときに映る範囲の角度です。
遠くまで撮せる距離が長くなるほど望遠になり画角が狭くなります。
また、焦点距離が短くなると広角になります。
一般的には60度以上の画角がワイドレンズのWebカメラになります。
ですので、1人でSkypeをするなら画角が狭いレンズで70度から80度ぐらいで十分です。
多人数なら120度ぐらいあれば撮影しやすいですね。フレームに入る範囲も広いので大勢での会議でも入りやすいです。
広角レンズで映す場合は角度が広すぎると歪んで不自然になるためビジネスの会議で使うなら150度ぐらいまでが現実的でしょう。
特に複数人でオンライン会議でコミュニケーションをする場合、ワイドな画角で撮影できる広角レンズのWebカメラがおすすめです。
多人数の会議を想定しておいた方が会社で使うWebカメラは安心ですね。社内のメンバーだけでなくクライアントも加わるとミーティングの参加人数も増えることもあります。離れた場所から多くのひとが参加できるのがWeb会議の良いところです。
ちなみに購入する場合にはあまり安い機種だとカラーバランスなどの画質が悪い場合があるので、ビジネスで使用するなら5,000円以上の方が品質的には安心です。
フレームレートと画素数
Webカメラを選ぶ時にはフレームレートと画素数もチェックしましょう。
SkypeやZoomなどのWeb会議で使うなら、30fpsあれば大丈夫です。
15fpsより60fpsを比べた場合、数値の多い60fpsの方が良いというわけでもありません。
高いfpsでは滑らかになるというメリットもありますが、データの容量を使うため回線が重くなるというデメリットも発生するので注意です。
画素数は100万画素から200万画素がオンライン会議では最適です。
グラフィックボードやCPUの性能も関係するためです。
これも高すぎる画素数は回線に負担がかかるため、最新の機種でも200万画素ぐらいに設定されているのはそのためです。
Webカメラの撮影方法
出典:サンワサプライ 会議用ワイドレンズカメラ 150°超広角
Webカメラの設置はディスプレイの上にひっかけるのが一般的です。
機種によってはスタンドとして机の上に配置できるタイプもあります。また、コンパクトにできるスタンドやフレキシブルアームになっている場合もあります。
カメラの底面に三脚用の穴があるものと無いものがあります。
また、Webカメラに三脚がセットになっている商品もあります。
会議室のディスプレイが80インチ以上ある場合など、上にウェブカメラのクリップで付けるのが難しい場合には三脚を使うことになります。
また、Webカメラはマイク内蔵の機種が多いですが、基本的にはスピーカーはありません。
パソコンのスピーカーが使えない場合にはマイクスピーカー(スピーカーフォン)を使うという方法もあります。パソコンと比べて音を拾いやすくしたいときに役立ちます。エコーキャンセリング搭載モデルであればノイズを軽減することができます。ただし、別にマイクがありスピーカーが近いとハウリングする場合もあるので注意が必要です。
マイクの機能で選ぶ
多人数で使うWebカメラは全方位マイクの機能があるほうが良いです。周囲の話し声を集音することが可能になります。
撮影する機能としては自動で絞りやコントラストなどが調整されるタイプだと通話の相手側も見やすくて良いですね。
ちなみに、パンやチルトといった機能を搭載されているモデルは少ないです。
対応モデルとしてはI-O DATA USBカメラ パン・チルト対応 USB-PTC1があります。
綺麗に撮影するならオートフォーカス機能を搭載しているモデルや、ガラスレンズのWebカメラもおすすめです。ピント合わせなどに手間取らなければスムーズにWEB会議が進められますね。
Webカメラ 広角のおすすめ7選
広角 150度 CMS-V43BK サンワサプライ
CMS-V43BKはサンワサプライのワイドレンズカメラでマイクを内蔵しています。
Web会議をする時にはパソコンにスピーカーが付いていればUSBを接続するだけで通話することができます。
150度で広角のWebカメラで多人数でもフレームの中に収まるので便利です。
多くの話している人が映像に入ります。会議用のWebカメラとしておすすめです。
明るさやコントラスト、ホワイトバランス、絞りは自動ですが、フォーカスは手動なので会議の前にはピントを合わせておく必要があります。
スペック
- センサー:100万画素CMOS
- 解像度:最大1280×720
- レンズ:F1.75 f=2.5mm
- 最短接写距離:3cm
- フレームレート:最大30fps
- サイズ:W115×D25×H33mm(スタンド除く)
- 重量:140g
選ぶポイント:
画角が広い
- 超広角の150°レンズ
- カメラの三脚穴があり取り付けできる
広角 120度 BSW505MBK BUFFALO Webカメラ
BSW505MBKはBUFFALOのフルHD搭載で滑らかな映像のWebカメラです。
高画質な200万画素のWebカメラで広角120°で幅広く綺麗に撮せます。
旧モデルと比べて価格も安くなりコスパの良いカメラです。
ノートパソコンのディスプレイの上にひっかけたり、机の上に配置をすることもできるスタンド。プライバシーシャッターを搭載しています。
スペック
- 最大解像度:最大1920×1080
- フレームレート:30fps
- 開放F値:F2.2
- 視野角度:約120度
- サイズ:80×51×50mm
- 重さ:110g
- インターフェース:USB 2.0 Type-A
選ぶポイント:
解像度はフルHDに対応
- 200万画素で綺麗な広角のWebカメラ
- 上下・左右に撮影方向を調整できる
Logicool BCC950 カンファレンスカム : 複数人で使いやすい
Logicoolの「フォー ビジネス BCC950」カンファレンスカムです。
少人数チームでも会議室で使えるタイプでカメラ付きのマイク一体型のスピーカーフォンの機種です。複数人に利用したいときに注目の製品です。
無指向性のスピーカーフォンとノイズキャンセリングマイク、Webカメラを搭載しています。
リモコンが付属しておりWebカメラから離れて操作をすることができます。ズームで資料を見せたりするのにも便利。通話する時には必要に応じてミュートボタンなども押すことができます。
USB接続でWindowsやMacに接続をしてプラグ&プレイで簡単に使えます。
●動作するアプリケーション
Skype for Business、Zoom、BlueJeans、Broadsoft、Cisco Jabber™、Fuze、LifeSize Cloud
スペック
- 全方位マイク
- 1.2倍HDズーム
- 重量: 568g
選ぶポイント:
高性能な会議用Webカメラ
- Webカメラ付きでスピーカーとマイク内蔵をした一体型のテレビ会議システム
広角 115度 Anker PowerConf C300 ウェブカメラ AI機能搭載
Anker PowerConf C300は、フルHDのウェブカメラのWebカメラです。HDRに対応しているのが特徴的で少し暗い場所に設置でも、鮮明の映せるのが便利です。最大で115度の広角レンズやマイクを内蔵したWebカメラで会議で使いやすいですね。
また、ソフトウェアを使うことで、AI機能により画角調整をするオートフレームや自動追尾にも対応しています。
ソフトウェアはZoom Personal Workspace 認証に対応しており、OSはWindows 11 / 10/ 8 / 7 Mac OS 10.14以降に対応しています。レビューでも評価が優れているウェブカメラの機種で、リモートや在宅勤務の用途でも使いやすいですね。
スペック
- フレームレート:最大60fps
- フルHD 1080P
- サイズ:約99 × 30 × 30mm (クリップ除く)
●選ぶポイント
- ノイズリダクション機能付きで115度の広角Webカメラ
Logicool(ロジクール)PTZ PRO 2 CC2900EP : 大人数で使いやすい
Logicool(ロジクール)のWebカメラでパン/ティルト/ズームの機能がある「PTZ PRO 2」ビデオカンファレンス HDカメラです。
リモコンが付いています。
Skype for Business認定されており、TeamsやZoomにも対応しています。
オートフォーカスや10倍HDズームもあり、大人数のWeb会議におすすめです。
広角 180度 BSW180ABK バッファロー
バッファローの60万画素のWebカメラです。180度の広角Webカメラで他のメーカーにも存在していない、唯一の機種。
現在は生産されていないモデルですが超広角で歴史的ですね。
180度広角は、もはや魚眼レンズです。
撮影の範囲が広すぎて形が歪むのであまりにも広すぎることと、Skypeに対応していないので実用的ではないかもしれません。
価格
2024年01月31日10:16の時点で、税込み19,800 円
サンワダイレクト 360度Webカメラ / 全指向性マイク / Zoom Skype Teams 対応
サンワダイレクトのWebカメラ400-CAM084です。テーブルの中心に設置の準備をすれば、360度のパノラマ撮影や、180度に上下に周囲の方向で表示することができます。また、ボタンを押せばチャットのときにミュートも可能です。
マイクは全指向性マイクなので会議で話している、周囲の声を集音できます。
ソフトウェアはZoom・Skype・Teamsに対応しています。
選ぶポイント:
参加している人を映せる
- 参加している人をまとめて映せるWebカメラ
広角 90度 C930e WEBCAM logicool ロジクール
ロジクール C930e WEBCAMのWebカメラで、画像はHD画質の機種です。ただし、広角といっても90度なので大人数は難しいです。
高い位置に取り付けて空間を共有するなど、実際にWeb会議などで使うには工夫しなければいけないと思います。
使わない時にはシャッターのカバーをすることでプライバシーを守ることができます。
レビューではパラメーターの保存ができないとの声もありますが、監視カメラの利用用途でなく通話をする分には問題ないですね。
オートフォーカスで自動的にピントが合うカメラです。
Skype for Business認定のWebカメラで、WindowsとMacに対応しています。
スペック
- サイズ:43.3mm × 94mm × 71mm
- 重さ:162g
- 全方位マイクを搭載
- USB 2.0対応
●選ぶポイント
- 90度の広角Webカメラ
- オートフォーカスを搭載
まとめ
広角レンズのWebカメラは会社の会議など参加者が多人数の打ち合わせでも全員が画角に入りやすくなります。また、リモートワークでも使う場面が増えているでしょう。
90度以上の広角Webカメラをご紹介しましたが、90度以上というのは少ないです。
70度でも広角と表現している商品もありますが、広角の使い方をするなら90度以上はほしいところです。
マイクも内蔵のロジクールやサンワサプライも人気です。
ここ最近では品切れというのも無くなってきたので、オンライン会議で使いやすいWebカメラをそろえる良い機会ですね。
Webカメラ 広角の関連情報
マイク スピーカー 一体型はWeb会議であると便利です。