さて、今回はHP OmniBook 3 17-dfのノートPCをレビューしていきます。
HP OmniBook 3 17-dfは、17.3インチのフルHD IPSディスプレイを搭載した、大画面ノートPC。
2026年5月発表で新しく発売されたばかり。CPUはインテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 325またはインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 355を選べます。
メモリは16GBまたは24GB、ストレージは512GBまたは1TB SSDという構成です。
結論からいうと、自宅で据え置き気味に使うなら、かなり扱いやすい17インチノートです。
画面が大きく、テンキーもあるので、Excel、ブラウザ作業を1台でこなしたい人にとって最高でしょう。スピーカー付きなので動画鑑賞する用に欲しいものです。
一方で、約2.01kgあるので、毎日カバンに入れて持ち運びで購入すると、あとあと悔やむでしょう。悪意なく言えば、物理的にデカいのです。
外出用というより、家の中で移動できる大画面PCとして選ぶ製品です。
HP OmniBook 3 17-dfの特徴
HP OmniBook 3 17-dfは、17.3インチ・フルHD・IPS・非光沢ディスプレイを搭載したノートPCです。
一般的な14インチや15.6インチより画面が広く、文字や表を大きめに表示できるのが魅力。ちょっと老眼な方でも見やすさは良好でしょう。
CPUはCore Ultra 5 325またはCore Ultra 7 355。
どちらも8コア・8スレッドのプロセッサーで、NPU性能はCore Ultra 5モデルが最大47TOPS、Core Ultra 7モデルが最大49TOPSです。
普段使い、Office作業、ブラウザの複数タブ、オンライン会議、動画視聴なら、十分に快適な構成です。
特にパフォーマンスモデルは24GBメモリと1TB SSDなので、写真の整理、資料作成、会議アプリを同時に開くような使い方でも余裕があります。
また、USB Type-Cが2ポート、USB Type-Aが2ポート、HDMI 2.1出力端子を搭載。
外部モニターやUSB機器をつなぎやすく、デスク上で使うPCとしても実用的です。
HP OmniBook 3 17-dfのスペックを解説

画面サイズ:17.3インチ
画面サイズは17.3インチです。
ノートPCとしてはかなり大きめで、ブラウザ、Excel、動画を見やすいサイズです。
15.6インチよりも文字や表が大きく表示しやすいので、在宅ワークや家計管理、オンライン授業にも使いやすいでしょう。
小さい画面で目を細めながら作業する感じが減るのは、実際の使用感としてかなり大きいです。
ただし、17.3インチなので本体サイズも大きめです。
カフェや新幹線の小さなテーブルで使うより、自宅の机やリビングで使うほうが合っています。
ディスプレイ:フルHD・IPS・非光沢
ディスプレイは17.3インチのフルHD IPSパネルです。
解像度は1920×1080、アスペクト比は16:9、輝度は300nit、色域は62.5% sRGBです。
IPSパネルなので斜めから見ても画面が見やすく、非光沢なので照明の映り込みを抑えやすい仕様です。
昼間の部屋や蛍光灯の下で使う場合でも、画面の反射が少ないのは助かります。
一方で、色域は62.5% sRGBなので、写真編集やデザイン制作で色を細かく追い込む用途には向きません。
資料作成、動画視聴、Web閲覧、オンライン会議向けのディスプレイと考えたほうがいいです。
CPU:Core Ultra 5 325 / Core Ultra 7 355
CPUは2種類です。
- Core Ultra 5 325:8コア・8スレッド、最大4.5GHz
- Core Ultra 7 355:8コア・8スレッド、最大4.7GHz
スタンダードモデルはインテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 325、パフォーマンスモデルはインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 355を搭載しています。
普段使いならCore Ultra 5モデルでも十分です。
Excel、Word、PowerPoint、Zoom、Chromeを使うような作業なら、ストレスは少ないでしょう。
複数アプリを同時に開く人や、長く使いたい人はCore Ultra 7モデルが安心です。
メモリも24GBになるので、作業中の余裕を重視するならパフォーマンスモデルを選びたいところです。
NPU性能:最大47TOPS / 最大49TOPS
NPU性能は、Core Ultra 5モデルが最大47TOPS、Core Ultra 7モデルが最大49TOPSです。
AI処理をCPUだけに頼らず、NPU側で処理しやすい構成になっています。
Web会議の背景処理、ノイズ低減、今後のAI機能を使いたい人にはメリットがあります。
ただし、現時点で体感差が出やすいのは、CPUやメモリ、SSDの快適さのほうです。
AI機能だけで選ぶより、大画面、テンキー、端子、メモリ容量まで見て選ぶのが正解です。
メモリとストレージ:16GB / 512GB SSD、24GB / 1TB SSD
スタンダードモデルは16GBメモリと512GB SSD。
パフォーマンスモデルは24GBメモリと1TB SSDです。
16GBあれば、普段使いには十分です。
ブラウザを開きながらOffice作業をする、動画を見ながら調べ物をする、といった使い方なら問題ありません。
24GBメモリのモデルは、複数アプリを開きっぱなしにする人に向いています。
仕事用のチャット、Excel、ブラウザ、PDFを同時に使うなら、24GBのほうが動作に余裕が出ます。
ストレージも1TBあると、写真、動画、ダウンロードファイルを保存しやすいです。
買ってから容量不足で外付けSSDを足したくない人は、パフォーマンスモデルを選んだほうが満足しやすいでしょう。
グラフィックス:インテル® グラフィックス
グラフィックスは、プロセッサー内蔵のインテル® グラフィックスです。
ゲーム用のGeForce RTXシリーズなどは搭載していません。
動画視聴、Web閲覧、Office、軽い画像編集なら問題ありません。
一方で、3Dゲーム、重い動画編集、AI画像生成、3D制作を本格的に使うには向きません。
大画面だからゲームも快適そうに見えますが、ゲーミングノートではありません。
ここは間違えないほうがいいです。
Webカメラ:1080p FHD IRカメラ
Webカメラは1080p FHD IRカメラです。
HDR自動切替、ノイズ低減、デュアルマイク内蔵に対応しています。
オンライン会議や授業で顔を映す機会が多い人には便利です。
720pカメラのノートPCより、画質面で安心感があります。
Windows Helloの顔認証センサーにも対応。
パスワード入力なしでログインできるので、毎日使うPCとしては地味に快適です。
キーボード:日本語配列・テンキー付き
キーボードは日本語配列で、テンキー付きです。
17.3インチの本体サイズを活かした構成ですね。
Excelで数字を入力する人、会計ソフトを使う人、家計簿をつける人にはテンキーが便利です。
ノートPC単体で数字入力まで完結できるので、外付けキーボードを用意しなくても作業しやすいです。
Copilotキーも搭載されています。
AI機能を呼び出しやすい点は、Windows 11世代のPCらしいところです。
端子:USB Type-C×2、USB Type-A×2、HDMI 2.1
インターフェイスはかなり実用的です。
USB Type-C 10Gbpsが2ポート、USB Type-A 5Gbpsが2ポート、HDMI 2.1出力端子、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポートを搭載しています。
USB Type-Cは、Power Delivery 3.1、DisplayPort 1.4、HP Sleep and Chargeに対応。
充電、映像出力、周辺機器接続に使いやすいポートです。
HDMI 2.1出力端子があるので、外部モニターやテレビにも接続できます。
17.3インチの本体画面に加えて、外部モニターを使いたい人にも扱いやすい構成です。
バッテリー:最大15時間、急速充電対応
バッテリー駆動時間は最大15時間です。
4セルのリチウムイオンバッテリーを搭載し、バッテリーファストチャージ機能にも対応しています。
急速充電は約45分で50%まで充電可能。
家の中で場所を移動して使う場合や、充電を忘れていたときに助かります。
ただし、17.3インチの大画面ノートなので、外で長時間モバイルするより、自宅内で電源ケーブルを外して使う場面に向いています。
バッテリー駆動時間は使用状況で変わるため、常に15時間使えると考えないほうがいいです。
本体サイズと重量:約397×256×16.4mm、約2.01kg
本体サイズは約397×256×16.4mm、重量は約2.01kgです。
17.3インチノートとしては薄めですが、軽量モバイルPCとは別物です。
部屋から部屋へ移動する、リビングと自室で使い分ける、机の上を片付けるときに移動する。
こういう使い方なら問題ありません。
毎日通勤バッグに入れて持ち歩くなら、14インチや13インチの軽量ノートを選んだほうがいいです。
このPCは、持ち歩き性能よりも画面の見やすさを優先したモデルです。
HP OmniBook 3 17-dfを使ったネットの感想
今回は、購入者レビューの評価点や具体的な口コミは確認できませんでした。
そのため、ここでは仕様から見た使用感をまとめます。
- 17.3インチ画面なので、Excelの表示が見やすい
- 非光沢IPSパネルで、室内照明の映り込みを抑えやすい
- テンキー付きなので、数字入力が多い作業に向いている
- Core Ultra 5でも普段使いには十分な性能がある
- 24GBメモリと1TB SSDのパフォーマンスモデルは長く使いやすい
- 約2.01kgなので、毎日の持ち歩きには向かない
- 色域が62.5% sRGBなので、写真編集用としては物足りない
- 内蔵グラフィックスなので、重い3Dゲームには向かない
スペックを見る限り、家で使う大画面ノートとしての完成度は高いです。
画面、テンキー、端子、Webカメラが揃っているので、在宅ワーク用の1台として使いやすいでしょう。
評価
良い点
HP OmniBook 3 17-dfの良い点は、17.3インチの大画面をノートPC単体で使えるところです。
ブラウザやExcelの表示が見やすく、作業中の目線移動も少なく済みます。
非光沢IPSパネルなのも好印象です。
映り込みを抑えやすく、家の照明下でも作業しやすい仕様です。
テンキー付きの日本語配列キーボードも便利。
会計ソフト、Excel、請求書作成、家計簿など、数字を入力する場面では使いやすさがはっきり出ます。
端子構成も良いです。
USB Type-Cが2つ、USB Type-Aが2つ、HDMI 2.1があるので、マウス、外付けSSD、モニター、USBメモリを接続しやすいです。
さらに、1080p FHD IRカメラ、デュアルマイク、Windows Hello顔認証、カメラシャッター、マイクミュートキーに対応。
オンライン会議で使う人にも安心感があります。
悪い点(少し気になったところ)
デメリットは、約2.01kgという重量です。
17.3インチなので仕方ないですが、毎日持ち歩くには重いです。長時間での通勤で使うには苦しいレベルだと思います。
また、ディスプレイの色域は62.5% sRGBです。
Web閲覧やOffice用途なら問題ありませんが、写真編集、動画編集、デザイン制作で色を正確に確認したい人には向きません。
グラフィックスはインテル® グラフィックスなので、ゲーム性能を期待するモデルではありません。
軽いゲームや動画視聴なら使えますが、Apex Legends、Cyberpunk 2077、重量級の3Dゲームを高画質で遊ぶPCではないです。
価格も安いとは言いにくいです。
2026/06/02 11:38の時点ではダイレクト価格が189,800円(税込)からで、パフォーマンスモデルは259,800円(税込)からです。
大画面、Core Ultra、メモリ容量、端子、Webカメラを重視するなら納得できます。
ただ、持ち歩き重視やゲーム重視なら、別ジャンルのPCを選んだほうがいいでしょう。
総評
HP OmniBook 3 17-dfは、大画面ノートPC。自宅で使いたいですね。
17.3インチのフルHD IPS非光沢ディスプレイ、テンキー付きキーボード、Core Ultraプロセッサー、USB Type-C×2、HDMI 2.1という構成は実用的です。
外観は高い質感で、主張しすぎないのは嬉しすぎます。
個人的には、持ち歩かない前提ならかなり良いです。
デスクトップPCを置くほどではないけれど、画面の小さいノートPCでは作業しにくい。そういう人に合います。
スタンダードモデルは、Core Ultra 5 325、16GBメモリ、512GB SSD。
普段使い、Office、Web会議、動画視聴ならこちらで十分です。
パフォーマンスモデルは、Core Ultra 7 355、24GBメモリ、1TB SSD。
複数アプリを同時に使う人、長く使いたい人、保存容量に余裕がほしい人はこちらが良いでしょう。
注意点は、約2.01kgの重量、62.5% sRGBの色域、内蔵グラフィックスです。
外出先で使うPC、クリエイター向けPC、ゲーミングPCとして選ぶ製品ではありません。
在宅ワーク、家族共用PC、オンライン授業、動画視聴、Excel作業。
このあたりを1台で快適にこなしたいなら、HP OmniBook 3 17-dfはかなり現実的な選択肢です。
主観ばかりですが、私のスペックレビューがご参考になれば幸いです。
スペック表
| 製品名 | HP OmniBook 3 17-df0000 |
|---|---|
| 発表時期 | 2026年5月 |
| モデル | スタンダードモデル:17-df0012TU / パフォーマンスモデル:17-df0013TU |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | スタンダードモデル:インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 325 / パフォーマンスモデル:インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 355 |
| CPUコア数 | 8コア / 8スレッド |
| 最大動作周波数 | Core Ultra 5 325:最大4.5GHz / Core Ultra 7 355:最大4.7GHz |
| NPU性能 | Core Ultra 5モデル:最大47TOPS / Core Ultra 7モデル:最大49TOPS |
| メモリ | スタンダードモデル:16GB DDR5-5600 MT/s / パフォーマンスモデル:24GB DDR5-5600 MT/s |
| ストレージ | スタンダードモデル:512GB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD / パフォーマンスモデル:1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD |
| グラフィックス | インテル® グラフィックス(プロセッサー内蔵) |
| ビデオメモリ | メインメモリと共有 |
| 画面サイズ | 17.3インチ |
| ディスプレイ | 17.3インチ・FHD・IPSディスプレイ |
| 解像度 | 1920×1080 |
| アスペクト比 | 16:9 |
| 輝度 | 300nit |
| 色域 | 62.5% sRGB |
| 表面処理 | 非光沢 |
| Webカメラ | 1080p FHD IRカメラ(HDR自動切替、ノイズ低減、デュアルマイク内蔵) |
| Windows Hello | 顔認証センサー対応 |
| 無線LAN | IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6) |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| キーボード | 日本語配列、テンキー付き |
| ポインティングデバイス | イメージパッド(タッチジェスチャー対応) |
| インターフェイス | USB Type-C 10Gbps×2、USB Type-A 5Gbps×2、HDMI 2.1出力端子、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
| USB Type-C機能 | Power Delivery 3.1、DisplayPort 1.4、HP Sleep and Charge対応 |
| オーディオ | デュアルスピーカー |
| セキュリティ | マイクミュートキー、カメラシャッター、TPM対応 |
| バッテリー | リチウムイオンバッテリー(4セル / バッテリーファストチャージ機能対応) |
| 急速充電 | 約45分で50%充電 |
| バッテリー駆動時間 | 最大15時間 |
| ACアダプター | 65W USB Type-C GaN ACアダプター |
| サイズ | 約397×256×16.4mm |
| 重量 | 約2.01kg |
| カラー | マイカシルバー |
| オフィスソフト | なし、またはMicrosoft 365 Personal(24か月版)/ Office Home & Business 2024 オプション付 |
| セキュリティソフト | McAfee+ プレミアム(30日版) |
| 主なソフトウェア | HP App、HP Support Assistant、その他 |
| 標準保証 | 1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証) |
| 使い方サポート | 1年間 |
| ダイレクト価格 | 189,800円(税込)~ |
| キャンペーン価格 | スタンダードモデル:189,800円~ / パフォーマンスモデル:259,800円~(2026/06/02 11:37の時点に価格を検証) |
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