Raspberry Pi 5は、発売日が2024年2月13日の新しいモデルです。
スペックとしては、電子工作の学習だけでなくIOTもできる性能があります。初めてラズベリーパイを使う方もいると思いますので、セットの商品も合せてご案内しています。
商品選びでどうぞご参考ください。
便利なナビゲーション
Raspberry Pi 5とは?
Raspberry Pi 5(ラズベリーパイ 5)は、2023年9月に製品発表された新商品のシングルボードコンピュータです。Raspberry Pi 5 Model Bには、8GBと4GBモデルがあり、既存のRaspberry Pi 4と比較してCPU性能が2~3倍に向上し、GPU性能も改善されています。
Raspberry Pi財団により学習する目的で開発されましたが、教育だけでなくIOTの用途でも利用されています。
また、ラズパイ4と同じくUSB 3.0を備えていてデータ転送速度が高速です。
Raspberry Pi 5の性能
出典:RasTech
- CPU:Broadcom BCM2712 2.4GHz クアッドコア 64 ビット Arm Cortex-A76(コアあたり 512KB の L2 キャッシュ、および 2MB の共有 L3 キャッシュ)
- サポート:VideoCore VII GPU、OpenGL ES 3.1、Vulkan 1.2
- ディスプレイ出力:HDR サポート付きデュアル 4Kp60 HDM
- 4Kp60 HEVCデコーダー
- ネットワーク:ギガビット イーサネット、デュアルバンド 802.11ac Wi-Fi、Bluetooth 5.0 / Bluetooth Low Energy (BLE)対応
- microSD カード スロット、高速 SDR104 モード
- 端子:USB 3.0 ポート、USB 2.0ポート
- PCIe 2.0 x1 インターフェイス (別途 M.2 HAT またはその他のアダプターが必要)
- USB-C 経由の 5V/5A DC 電源、Power Delivery サポート付き
- Raspberry Pi標準40ピンヘッダー
Raspberry Pi 5の選び方
Raspberry Pi 5を選ぶときには、種類としては8GBと4GBがあるぐらいです。また、ラズパイ本体の他にセットアップするためのアイテムが付いているかどうかということになります。
基本的に電源で電力を供給できないと起動もできないので、アダプタが付いているセットは便利です。ただし、セット商品もいろいろありますが、ケースと電源が付いていることが多く、それとは別にGPIOにつなげるケーブルやモニタなどは必要になります。
Raspberry Pi 5のおすすめ
Raspberry Pi 5 8GB
Raspberry Pi 5の8GBモデルです。
Development Board BCM2712 Arm Cortex-A76 64-bit quad-core 2.4GHzを搭載。ネットワークはWiFiとBluetooth 5.0が使えます。(技適に対応)
SDカードは高速なSDR104に対応しています。RTCが利用できるのも特徴です。
本体の他、ヒートシンクが付いている点がポイントですね。
ラズベリーパイ 5 4GB RAM Pi5 4GB
ラズベリーパイ 5で、メモリが4GB RAMのモデルです。CPUはArm Cortex A76プロセッサーを搭載しています。
MIPIに対応しておりカメラとディスプレイを接続できます。
価格としては、2024年3月8日の時点では8GBと比べて少し安いです。ソフトなどプロセスを同時に動作させることがなければ、4GBでも問題ないでしょう。
Raspberry Pi 5 4GB キット / ケース付き
Raspberry Pi 5 4GBの キット商品で保護するための専用ケース付きです。
公式のアクセサリーで、電源アダプターも付いているので、互換性の問題に悩むこともありません。
動作させるために最初に必要なものを準備することなく、セットになっているため本商品を基本に始められます。(別途モニターなどの周辺機器は必要です。)そのため、初めてラズパイに取り組む初心者の方に最適で、学習をしていく環境がすぐに整います。
商品のまとめ
Raspberry Pi 5についてラインナップをして商品を紹介しました。強化された処理能力、メモリ、オプション、拡張された接続性により、学生からプロの開発者まで、あらゆるユーザーにとって魅力的な選択肢です。
教育、プロトタイピング、産業用アプリケーションなど、様々な用途で使用できると思います。正直、2024年3月14日の時点では一番新しいので、ラズパイを始めるのであればラズパイ5ということになるでしょう。製品を選ぶときには技適マークもチェックしておくと良いですね。