PHILIPS EVNIA 24M2N2100NF/11レビュー|144Hz×Fast IPSを手頃に選べる23.8インチFHDゲーミングモニター

オススメPCドットコム編集部 (監修:藤田康太郎)

どーも藤田康太郎です!←書いた人m(_ _)m、

さて、今回はこれからゲームをPCで始める初心者に有力なモニター、PHILIPS EVNIA 24M2N2100NF/11のレビューです。23.8インチのフルHD画面に144Hzリフレッシュレートを組み合わせたゲーミングモニター。

高価な240HzやQHDモデルではなく、Apex Legends、VALORANT、FortniteなどをフルHDで軽く動かしたい人にちょうどいい性能です。60Hzモニターから乗り換えると、視点移動や敵の横移動が細かく描かれるため、マウス操作後の画面反応がかなりなめらかになります。

一方で、DisplayPortは非搭載です。入力はHDMI 1.4が1系統だけなので、ゲーミングPCとゲーム機を同時に接続して切り替えたい人には少し不便です。

でも、全部盛りじゃないので安く買いたい方には必然的に候補になると思います。

PHILIPS EVNIA 24M2N2100NF/11はこんな人におすすめ

  • フルHDで144Hzを出せるゲーミングモニターを激安で選びたい人
  • PS5やSwitch 2、ゲーミングPCを1台のモニターで使いたい人
  • FPSやTPSで、60Hzモニターより残像感を減らしたい人
  • 23.8インチの画面サイズで、視線移動を小さくしたい人
  • スピーカーより、ヘッドセットや外部スピーカーを使う人

価格はかなり安く、予算重視の人にとっては高評価。2026/06/29 12:14の時点でAmazonで検証したところ、14,800円でした。

逆に、ゲーミング性能としては中身は平凡なので、240Hz以上で本格的に競技プレイをしたい人、WQHDの精細さを求める人、HDMIとDisplayPortを両方使いたい人は、同じEVNIAシリーズの上位モデルを選んだ方が後悔しにくいです。

それでも、予算的に抑えたい、というひとには強力。sRGB120%だから色域も広いし全然アリです。

PHILIPS EVNIA 24M2N2100NF/11のスペック早見表

画面サイズ 23.8インチ
解像度 フルHD 1920×1080
パネル Fast IPS / 非光沢
リフレッシュレート 最大144Hz
応答速度 0.5ms MPRT / Smart MBR
輝度 300cd/m²
色域 sRGB 120%、DCI-P3 94%、Adobe RGB 92.9%
映像入力 HDMI 1.4×1
音声 ヘッドホン出力あり / スピーカーなし
スタンド調整 チルト -5〜20度
VESA 100×100mm
本体重量 約2.88kg(スタンドあり)
保証 5年間無償修理保証

PHILIPS EVNIA 24M2N2100NF/11の特徴と評価

144Hz×フルHDで、グラフィックボードへの負荷を抑えながらFPSを遊べる

24M2N2100NF/11の良いところは、フルHDと144Hzの組み合わせです。

WQHDや4Kより描画負荷が軽いため、ミドルクラスのグラボでもフレームレートを稼ぎやすいです。RTX 4060、RTX 5060、Radeon RX 7600クラスのPCで、画質設定を調整しながら144fps前後を狙う使い方と相性がいいです。

23.8インチというサイズもFPS向きです。27インチFHDより画素の粗さが気になりにくく、ミニマップ、照準、敵の位置を視線移動少なめで把握できます。

Fast IPSで発色が良く、ゲーム以外の画面も薄くなりにくい

低価格帯のゲーミングモニターでは、速度を優先して色が浅く感じる製品もあります。24M2N2100NF/11はFast IPSパネルで、sRGB 120%、DCI-P3 94%の色域を備えています。

ゲームの合間にYouTube、ブラウジング、Discord、画像編集の軽作業をする場合でも、白っぽく沈んだ画面になりにくいです。黒の締まりはVAパネルほどではありませんが、視野角の広さと色の自然さを重視するならIPSの方が扱いやすいです。

ShadowBoostとSmartImageゲームモードで暗い場面を調整できる

FPSで気になるのは、暗所の敵やオブジェクトの判別です。

24M2N2100NF/11はShadowBoostに対応しており、暗いシーンを段階的に明るくできます。さらにSmartImageゲームモードにはFPS、レーシング、RTSなどの設定があり、ゲームジャンルに合わせて表示を切り替えられます。

暗い建物内や夜マップで、黒つぶれが気になる場面では便利です。ただし、明るくしすぎると黒が浮くため、映像美より視認性を優先する設定だと考えた方がいいです。

0.5ms Smart MBRは残像対策として魅力だが、常用設定ではない

スペック上の0.5msは、Smart MBRによるモーションブラー低減機能です。

動きの速いゲームで残像感を抑えたいときには効果を狙えます。ただし、Smart MBRはバックライト制御を使うため、明るさ調整に制限が出ます。普段の作業や動画視聴ではオフにして、FPSを遊ぶときだけ試す設定です。

ここは大事です。0.5msという数字だけで、240Hz級の競技モニターと同じ反応を期待する製品ではありません。144Hzの入門ゲーミングとして評価すると、価格と性能のバランスが良いです。

PHILIPS EVNIA 24M2N2100NF/11の気になるところ

HDMI 1.4が1系統だけで、DisplayPortは非搭載

一番の弱点は入力端子です。

映像入力はHDMI 1.4が1つだけです。ゲーミングPC、PS5、Switch 2を同時に挿して切り替える使い方はできません。毎回ケーブルを差し替えるか、HDMI切替器を追加する必要があります。

デスクトップPCではDisplayPort接続を使う人も多いため、PC専用モニターとして買うなら端子構成は必ず確認した方がいいです。

スタンドはチルトのみで、高さ調整はできない

スタンド調整はチルトのみです。高さ調整、左右スイベル、縦回転には対応していません。まぁ、調整機能は微妙だけど昇降機能が付くと価格帯が上がっちゃうんですよね。

机の高さやイスの座面が合わないと、画面位置が低く感じる可能性があります。長時間プレイするなら、VESA 100×100mm対応を活かしてモニターアームに付け替える方が快適です。

スピーカー非搭載なので音声環境は別に必要

24M2N2100NF/11にはスピーカーがありません。

FPSやボイチャ前提ならヘッドセットを使うため、大きな欠点にはなりません。ただ、Switch 2やPS5をリビング寄りに使いたい人は、外部スピーカーかヘッドホンを用意する必要があります。

HDR10対応でも、本格的なHDR映像を期待するモデルではない

HDR10対応は魅力ですが、輝度は300cd/m²です。

明暗差の大きいHDR映像をしっかり楽しむというより、HDR表示に対応しているゲーミングモニターと考える方が現実的です。映画やPS5の映像美を重視するなら、より高輝度のHDR対応モデルや4Kモニターを選ぶべきです。

同じEVNIAシリーズ内で比較するならどれ?

24M2N2100NF/11は、安さ重視の144Hz入門モデル

24M2N2100NF/11は、23.8インチFHD、144Hz、HDMI 1系統というシンプルな構成です。

初めてゲーミングモニターを買う人や、60Hzからの乗り換えなら十分に体感差があります。価格を抑えて、フルHDでゲームを軽く動かしたい人には良い選択です。

180Hzモデルは、PCゲーム中心なら比較候補

同じ23.8インチFHDでも、EVNIAには180HzでHDMIとDisplayPortを備えた構成があります。

デスクトップPCで使うなら、DisplayPortがある180Hzモデルの方が接続の自由度は上です。144Hzで足りる人は24M2N2100NF/11、PCゲーム中心で端子も重視する人は180Hzモデルを比較すると選びやすくなります。

※24M2N2100NF/11は180Hzではありません。

240Hzモデルは、VALORANTや競技FPSを深く遊ぶ人向け

VALORANTやApex Legendsで240fps付近を安定して狙えるPCを持っているなら、240Hzモデルの方がフレーム表示の余裕があります。

ただし、240Hzを活かすにはPC側の性能も必要です。軽いゲームを中心に遊び、予算を抑えたいなら144Hzで十分です。

※24M2N2100NF/11は240Hzではありません。

PHILIPS EVNIA 24M2N2100NF/11の総評

PHILIPS EVNIA 24M2N2100NF/11は、23.8インチFHD、144Hz、Fast IPSを手頃にまとめたゲーミングモニターです。

良い点は、フルHDでフレームレートを出しやすく、IPSの発色も確保しているところです。60Hzモニターから乗り換えると、視点移動、スクロール、エイム調整の滑らかさがはっきり変わります。

悪い点は、HDMI 1系統、スピーカーなし、スタンド調整がチルトのみという割り切りです。複数機器をつなぐ人や、机まわりを細かく調整したい人には不足があります。

結論として、24M2N2100NF/11は「安く144Hzを始めたい人」には良いモデルです。反対に、DisplayPort接続、高さ調整まで求めるなら、上位のEVNIAや他社の高速IPSモデルを選んだ方が満足度は高いです。

・関連リンク
フィリップス(PHILIPS) モニター

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