ノートパソコンの進化は止まりません。2025年現在、CPUは第14世代Intel CoreやAMD Ryzen 8000シリーズに突入し、AI処理に特化したNPU(Neural Processing Unit)を搭載する機種も登場。
モバイルながらもRAW現像や4K編集、軽めの3Dモデリングまでこなせるほどの性能を実現しているモデルもあります。(※製品によって違いがあります)。さらに、リフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイや、Thunderbolt 4、Wi-Fi 7対応といった先進規格も続々発売されてきています。
今回は、評判の良いメーカーからノートパソコンを5台厳選してご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
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ノートパソコンの進化はここまできた!2025年モデルのトレンドとは
モバイルコンピューティングの世界は、かつてない速度で進化を遂げています。2025年、最新ノートパソコンは単なる計算機ではなく、私たちのワークフローやライフスタイルに深く溶け込むインテリジェントな存在へと変貌を遂げています。
最も顕著なトレンドは、AI処理能力の劇的な向上です。CPUに統合された強力なNPU(Neural Processing Unit)は、ローカルでの高度なAIタスクを可能にし、クリエイティブ作業の効率化から日常的なタスクの自動化まで、ユーザー体験を一変させています。また、ディスプレイ技術も目覚ましい進歩を遂げ、高輝度・広色域・高リフレッシュレートのOLEDパネルやMini-LEDバックライト搭載液晶が主流となり、息をのむような視覚体験を提供します。
接続性においては、次世代無線LAN規格Wi-Fi 7や、さらに高速化したThunderbolt 5ポートの搭載が進み、かつてないデータ転送速度と外部デバイスとの連携を実現しています。さらに、製造技術の洗練により、CNC削り出しによる極薄・軽量ながらも高剛性を誇るボディデザインが普及し、モバイル性を損なうことなく高性能を享受できるようになりました。これらの技術革新が融合した2025年モデルは、私たちの想像を超える可能性を秘めているのです。
厳選基準|「評判が良い」とされるノートPCの条件とは?
「評判が良い」ノートパソコンには、いくつかの共通点があります。まず第一に、処理性能と快適性のバランス。CPUやメモリのスペックだけでなく、発熱やファンの静音性も含めたトータルの使用感が評価されています。
次に、ディスプレイ品質やキーボードの打鍵感など、長時間使用でも疲れにくい設計。そして信頼性。MIL-STD-810H準拠の耐久性や、メーカーのサポート体制も重要なポイントです。
さらに、バッテリーの持続時間やインターフェースの充実度も人気に直結。スペック表だけでは見えない「使いやすさ」が、真の高評価を生む鍵となります。
そして実際に使用しているユーザーからの肯定的なレビューや、各種専門メディアでの受賞歴・高評価も「評判の良さ」を示す強力な根拠となります。
評判の良いノートパソコン
Apple(アップル) MacBook Air 15.3インチ M4 16GBユニファイドメモリ
MacBookシリーズは圧倒的な処理性能とバッテリー持ちが高評価。クリエイターからビジネスユーザーまで支持を集めています。
MacBook Airの対角15.3インチで、画面の広さとしては使いやすいサイズ感のポータブルノートブック。10億色対応のLiquid Retinaディスプレイを搭載しています。
CPUは、執筆時の2025年の時点で最新のM4チップモデル。メディアエンジンはAV1ハードウェアデコードにより、高品質でも効率的に処理できるようになっています。プロセッサの仕様は高性能コアx4と高効率コアx6です。また、10コアGPUを搭載しています。
筐体は頑丈なアルミニウムで、長持ちするのも魅力。
Dell(デル) 14 Plus 2-in-1 インテル Ultra搭載
14インチのタッチパネルを搭載している、Dell 14 Plus 2-in-1(DB04250))です。別売りのペンを使って直感的にタッチ操作したい人にぴったり。
ComfortViewの輝度が300nitsの明るい画面で、FHD+(1920x1200)の解像度です。高視野角、つまり斜めからでも見られます。ただし、光沢があるタイプでなので、多少の映り込みはあるかもしれません。
スペックは選択できるようになっていて、インテル Core Ultra 5 プロセッサー 226V・Ultra 7 256V・ Ultra 9 288Vの3種類です。メモリーは16~32GB LPDDR5X 8533MT/s、ストレージは512GB~1TB SSDの容量です。
Ultra 5だと最大4.5GHzなので、性能が物足りないという方は、Ultra 7(4.8GHz)がおすすめです。AIアシスタントが使えるモデルです。
キーボードはバックライトを搭載している日本語タイプです。指紋認証リーダー 付きなのでセキュリティー面で不安なく使えると思います。
アルミニウム素材でおしゃれな外観も魅力。
Lenovo(レノボ)ThinkPad E16 Gen 2【16インチ大画面】
ThinkPad E16 Gen 2は、16インチの大画面でデスクワーク向けにぴったり。JIS配列のフルサイズ・キーボードで作業性もいいです。ポインティング・デバイスはトラックポイント付きで、クリックパッドも便利。
スペックは選べる構成が充実していて、CPUがAMD Ryzen 5 7535HS(最大 4.55 GHz)またはRyzen 7 7735HS(最大 4.75 GHz)です。メモリは 8~32GB DDR5、ストレージは256 GB~1TB SSD M.2です。
画面比率が16:10なので縦方向に使いやすいスクリーンです。
E16の特徴
- WQXGA IPS液晶 (2560 x 1600)
- HDMI・USB Type-C 3.2・USB 3.2 Gen 2 (Powered USB)などが使える
- 品質基準のMIL規格対応の耐久性のある製品
HP(ヒューレット・パッカード) Pavilion 16-af / WUXGA
HP Pavilion 16-afは、大画面の16インチサイズのディスプレイを備えたノートパソコンです。編集作業でも見やすいので、日常の生活で毎日使いたい方におすすめです。HDMIを使うことでさらに外部モニターを拡張して、二画面にすることも可能です。
幅が約357mmあるため、キーボードはフルサイズキーボードになっており、数値入力を右側で行うことができます。また、バックライトを搭載しているので少々暗くても使えます。
スペックは、NPU(Neural Processing Unit)を搭載しているインテル Core Ultraプロセッサー、メモリは16GBのデュアルチャネルメモリーを搭載。ストレージは512GB SSDなので十分な容量です。
HP(ヒューレット・パッカード)はスタイリッシュさと実用性を兼ね備えていると評判のメーカー。
HP Pavilion 16-afの特徴
- CopilotキーによりAIアシスタントが使える
- 顔で認証できるWindows Helloに対応
- Wi-Fi 6Eの高速通信
ASUS(エイスース) ROG Strix SCAR 16 / Ultra 9 275HX RTX 5090
ASUS(エイスース)のハイスペックなゲーミングノートでROG Strix SCAR 16です。高性能なパソコンでゲームをしたい人にぴったり。
16インチのディスプレイは、240Hzのリフレッシュレートで滑らかに表示。広色域でDCI-P3カバー率は100%、HDRに対応していて色鮮やかでグラデーションも豊かに色彩表示。
スペックはCPUがCore Ultra 9 プロセッサー 275HX、メインメモリが32GB DDR5-5600、ストレージはSSD 2TBです。
グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop GPU(NVIDIA Optimus Technology対応) を搭載しているので、オンラインゲームなどもプレイしたり、動画を編集したりできるパワフルなスペック。
冷却システムも強力なゲーミングモデルです。
G635の特徴
- リフレッシュレートが240Hz、応答速度は3msに対応
- 冷却性能が高いゲーミングPC
- マザーボードを正確に配置をして最大限に冷却するベイパーチャンバー
まとめ|後悔しないノートPC選び
ノートパソコン選びで後悔しないためには、スペックの数値だけでなく「自分の使い方に合っているか」を見極めることが大切です。たとえば動画編集をするならGPUやメモリを重視、持ち運びが多いなら軽量性やバッテリー持ちがポイントになります。
また、AI処理対応のNPU搭載やWi-Fi 7といった“未来対応力”も見逃せません。レビューや評判を参考にしつつ、キーボードの打ち心地や画面の見やすさといった実用面も要チェック。「何を重視したいか」をはっきりさせれば、きっと理想の1台に出会えるはずです。