レノボ・ジャパン合同会社より「ThinkVision P25i-30」24.5インチモニターが発売されたので、スペックについてレビューしたいと思います。
発売日が2024年4月23日のモニターです。
ThinkVision P25i-30の基本情報
ThinkVision P25i-30は、サイズが24.5型で解像度がフルHD(1920×1080)のIPS液晶パネルのモニターです。視野角が上下左右178°と広く、画面の角度や高さを調整しても反射を抑えたアンチグレア(非光沢パネル)により見やすい画面になっています。
モニターの特徴
特徴は色域が広いという点で、色のカバー率はsRGB 99% 、Rec.709 99%、DCI-P3 83%をカバーしています。DCI-P3は数値としてはそれほどカバーしていないように感じますが、sRGBよりも一回り広いためカバー率は低くなる傾向にあります。例えば、Webで表示するための画像編集のような用途であれば、十分な色の広さです。また、動画などの映像も正確に表示をして楽しむことができるでしょう。映像を映した場合、リフレッシュレートが100Hzのため、一般的なモニターが60Hzと比べて滑らかです。
また、色について影響を受けやすいのが、ブルーライト機能になりますが、こちらは黄色みを抑えて自然な色を保持して色彩を再現するようになっています。この機能はNatural Low Blue Light技術といわれていて、ブルーライトを自動で抑えてくれます。表示モードを切り替える必要もありません。
ブルーライトをカットする機能に加えて、ちらつきを抑えるフリッカーフリー機能も搭載。長時間、画面を見続ける人にとっても目への負担を軽減してくれるので快適ですね。
接続
モニターへの接続は、HDMIポート、DisplayPort、VGAコネクタ、USB Type-A、USB Type-Bに対応しています。最近のモニターではHDMIとDPのみの製品が多い中で、VGAに対応しているモデルは貴重ともいえます。
デザイン
デザインは薄型でベゼルは3辺狭額縁になっています。側面から見るとスタンド部分がしっかりしていますが、高機能なタイプになっています。
画面の高さを調整できる機能があり、上下方向のチルトや回転させるピボット、水平方向のスィーベルに調整できる設計です。特に高さ調節が最大155mmの昇降ができるため、他のメーカーの高さ調整ができるモデルと比べて調節できる幅も大きい方だといえます。
レビュー
24.5インチで長時間の仕事などで使うシーンで、最適なモニターといえると思います。とくに、目の負担という部分においても配慮されている点が嬉しいポイントですね。
いままでより、ちょっといいモニターを使いたいという人にとって最適ではないでしょうか。
また、テレワークなどではオプションのWebカメラをモニターの上に設置をすれば、オンライン会議も可能に。USBハブもあるので、生産性の向上にも役立ちます。
価格は2024年04月23日22:20の時点で税込み40,700円です。
製品写真
裏側
側面
スペック
製品名 | ThinkVision P25i-30 |
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メーカー | Lenovo(レノボ) |
サイズ | 24.5インチ |
解像度 | FHD(1920 x 1080ピクセル) |
コントラスト比 | 1300:1 |
バックライト | LED |
リフレッシュレート | 100Hz (最大) |
応答速度 | 4ms~6ms |
パネル | IPS |
色域 | 99% sRGB, 99% Rec. 709, 83% DCI-P3 |
カラー | 1,677万色 |
サイズ | 557.3 mm x 199.7 mm x 511.8 mm |
重量 | 5.4 kg |