電動昇降デスクのおすすめ製品をご紹介しています。座って使うだけでなく、スタンディング用としても使えて、天板を電動で自由に昇降できます。机に向かう姿勢を変えて作業できるのが魅力です。
なかにはメモリーに高さを記録をして後から読み込みできる製品もあります。障害物の衝突検知をする機能が備わっていると安全性が高くなります。
機能は製品によって違うので製品ごとに特徴を掲載、選び方や比較もあるので、迷っている人は商品を探すときにぜひご参考ください。
目次
- 電動昇降デスクの特徴
- 電動昇降デスクの選び方
- 電動昇降デスクのおすすめ
- FLEXISPOT 電動式スタンディングデスク EG8【ワーク向け】
- FLEXISPOT(フレキシスポット) 電動式スタンディングデスク E7
- KOKUYO シークエンス 電動式昇降デスク / DSE-LSA1207F
- アイリスオーヤマ 電動昇降デスク DST-1200
- 山善(YAMAZEN) 昇降式パソコンデスク ELD-FS
- Fenge 電動式昇降デスク 幅120cm 奥行き60cm
- L字型 電動昇降 デスク インターナショナルトレーディング
- OKAMURA(オカムラ) 電動昇降デスク スイフト
- サンワサプライ 電動昇降デスク 100-ERD038M
- Bauhutte (バウヒュッテ) 電動昇降ゲーミング用デスク BHD-1400FA
- IKEA(イケア) 電動昇降デスク BEKANT ベカント
- タンスのゲン 電動昇降式デスク
- ニトリ 電動昇降デスク(DSH)
- 電動昇降デスクの比較
- 商品についてひとこと
電動昇降デスクの特徴
電動昇降式デスクとは、モーターで上下に天板の高さを昇降できる机のことです。同じ姿勢で体に負担がかかるのを防いで、立ってスタンディングデスクとして使えるのが特徴。
一般的にリフレッシュできる効果があるといわれていて、人間工学でも長時間、座ったままよりもスタンディングのほうが仕事の効率が高まるようです。(出典:FlexiSpot)
操作はボタンで上下に調節できる製品がほとんど。机の裏に物が置いてある場合でも、センサーで反応して天板が停止するようになっています。
電動とガス式の種類の違い
昇降デスクは「電動タイプ」と「ガス式」で昇降する種類があります。
ガス式の場合にはレバーで昇降しますが、ガス圧(100-ERD006W)の場合には耐荷重が15kgです。
電動式の昇降デスクは、ワンタッチで耐荷重が50kgまで対応しており、天板の上の重さを気にせず使えるのが電動のメリットです。モニターを2つ使うような用途なら、力が必要ない電動昇降デスクのほうが良いでしょう。一方でガス式は電動式と比べて、価格が安価な商品が多いです。
電動昇降デスクの選び方

昇降できる高さで選ぶ
昇降できる高さの距離は、電動昇降デスクの製品によって違いがあります。おおよそ、低くした時に70cmぐらいで、高く上げたときに120cm程度になるデスクが多いです。
個人差はあるものの、自分の身長に対して70cmぐらい天板が低ければ立って使えるので、身長が180cmなら110cmの高さであればスタンディングデスクとして使えます。
一方で、座ったときには机が70cm~73cmぐらいにすると、一般的なデスクと同じ高さになります。(そのため、高さ60cmのような低めのデスクは少ないです。)
サイズ
サイズは部屋に設置できる作業しやすい幅を選びます。目安として幅が120cm以上あると広く使えます。一方で100cm以下で狭い場合には、余裕のある幅を選びましょう。迷ったら設置スペースと、デスクで何をするか用途で検討してみてください。
また、脚部は横にフレームが無い方が広いですが、フレームがあると揺れにくく安定性が高くなります。もし、重いモニターをのせる場合には、耐荷重が重要になります。
メモリー機能
電動昇降デスクによっては、メモリー機能を搭載しているモデルもあります。
例えば、デスクの高さを73cmで座って使っていて、メモリーに登録しある100cmに自動で上げたいような場合に使います。頻繁に立ったり座ったりするような使い方で便利です。中には4つぐらいまで登録可能な製品もあります。ただし、モニターのコードなどを確認しながら上げたり下げたりするような場合には、メモリー機能は不要かもしれません。
障害物検知機能が付いているかチェック
電動昇降デスクで障害物検知機能は、天板を昇降した時にぶつかると、反対方向に動く機能です。とくに下げるときには、目で見て確認をして注意をしないと何かにあたって破損してしまう事が考えられます。
たとえば椅子を強く挟むと、椅子や机を傷つけてしまう可能性もあるので、安全性という面でも大事なポイントになります。基本的には障害物検知するような機能を搭載しているデスクが多いですが、ねんのため機能が付いているかチェックしておいた方が安心です。
インテリアに合うデスクの天板

部屋のインテリアに合うような電動昇降デスクを選ぶのも楽しいでしょう。
天板の色やフレーム(脚)の色は製品によっても違います。ブラックとホワイトなど脚の色でも雰囲気がずいぶん変わります。
また、形状はほとんどが長方形のI字型ですが、左右L字型のデスクやコの字型もあります。デスクを設置する環境に合わせて選ぶようにしましょう。オフィスで使うならシンプルなほうが使いやすいです。
メーカーで選ぶ
電動昇降式デスクで主要なメーカーといえばFLEXISPOTです。電動昇降式デスクは受賞もしています。
日本のメーカーではコクヨ(KOKUYO)もオフィス向けのデスクを販売しており、コンパクトなサイズから幅広タイプなどを選ぶことができます。OKAMURA(オカムラ)もシンプルで機能的なデザインのSwiftシリーズがあります。
電動昇降デスクのおすすめ
FLEXISPOT 電動式スタンディングデスク EG8【ワーク向け】
FLEXISPOT製の電動式スタンディングデスクEG8です。上下のボタンで高さを調節することができます。誤操作を防止するロック機能や高さを記録するメモリー機能もあります。また、USBポートが付いているのも便利。
昇降の範囲は72cmから121cmに対応しており、耐荷重は50kgまで対応していて、堅牢性のあるしっかりした構造です。
高さは121cmまで上がるのでスタンディングデスクとして、姿勢をのばして使用したいときにも快適。部屋に合わせやすく、天板の素材もいくつかの種類から選べます。
専門のメーカーなので、スタンディングのシリーズ商品が多く人気。
ワーク向けで事務作業の用途で使いたい人にぴったり。
>>FLEXISPOT直販サイト(公式)では、高性能なモデルも取り扱っています。
スペック
- メーカー:FlexiSpot
- 天板の幅:120cm
- 昇降の高さ:72cm - 121cm
- 保証:フレーム5年、モーター2年
特徴:メモリ機能付き
- メモリー機能付きのFLEXISPOTの電動昇降デスク
FLEXISPOT(フレキシスポット) 電動式スタンディングデスク E7
FLEXISPOT(フレキシスポット)の電動式スタンディングデスク「E7」で、足と天板のセット商品です。天板の前面がカーブしているのが特徴で、足元の部分が広いのもポイントです。
サイズが幅140×70cmで、昇降範囲が58-123cmです。シリーズ中で最も丈夫な耐荷重は125kgなのが魅力。その理由として、3段式ピラミット型の脚フレームを採用しており、耐久性と安定性が向上しています。
昇降速度が38mm/sでダブルモーターにより昇降の駆動力や速度がシングルモーターと比べて速い仕様です。高さ調整は、メモリー機能を備え、天板の高さの位置を事前に複数設定し、必要なときにすばやく呼び出せます。また、セーフティモーションがあり昇降時に障害物を検知するセンサーが内蔵されています。障害物にぶつかったら自動的に操作を停止し、元の位置に戻ります。
保証は、メーカーの無料長期保証が5年間あるので安心。FLEXISPOTは日本国内にコールセンターを新設しており、万が一のサポート対応も日本語で行います。
選ぶポイント:
障害物検知の機能付
- 障害物を検知するセンサーを内蔵
KOKUYO シークエンス 電動式昇降デスク / DSE-LSA1207F
コクヨ(KOKUYO)のSEQUENCE(シークエンス)電動式昇降デスクです。
I字型のスタンダード テーブルのほか、L字型もあります。天板の形によって自由度や、使いやすさは変わってくるのでチェックしておきたいところ。
品質が高く他のメーカーと比較すると高価ですが、昇降する幅が大きいので身長が高い方から低いかたまで対応できます。
つい集中をして座り続ける対策として、立ち作業するためのデスクとして有効活用できます。ずっと仕事をしてしまうプロな方に利用してほしい製品です。
スペック
- メーカー:コクヨ(KOKUYO)
- 型番:DSE-LSA1207F
- 天板の幅:115cm
- 昇降の高さ:63~129cm
● 選ぶポイント
- 組立てから設置まで行ってくれる
アイリスオーヤマ 電動昇降デスク DST-1200
アイリスオーヤマの電動昇降デスクです。テレワーク推奨の製品で、同じ姿勢で体に負担がかかるようなときには、高さを変えてみてください。
スムーズに高さ調整ができる電動式のデスクです。ボタンを押すだけで無段階で高さが調節できます。自分で組み立てが必要ですが工具が付属しています。
色はブラック(黒)とホワイト(白)のバリエーションです。
スペック
- メーカー:アイリスオーヤマ
- 天板の幅:120cm
- 昇降の高さ:約72~120cm
● 選ぶポイント
- パソコンなどのケーブルが収納できるトレーが天板下に付いている
山善(YAMAZEN) 昇降式パソコンデスク ELD-FS
山善(YAMAZEN)の昇降式パソコンデスク「ELD-FS」です。シングルモーターよりも素早く動かせる2つのモーターを搭載しており、静音で動作します。
メモリー機能は4つまで高さを登録して1cm単位で調節可能になっています。脚には微調整ができるアジャスター付きです。耐荷重が80kgで安定しているのもポイントです。
衝突検知が付いているので安心。ただし、レビューではストッパーについてレビューは見ておいてください。実際に操作するときには、上下の動きに注意した方が良いでしょう。
スペック
- メーカー:山善(YAMAZEN)
- 天板の幅:120cm
- 昇降の高さ:71cm - 117cm
● 選ぶポイント
- 昇降機能に優れた電動デスク
Fenge 電動式昇降デスク 幅120cm 奥行き60cm
Fengeの電動式昇降デスクで、大きさは幅120cm 奥行き60cmです。
上下の昇降中の音が静かで、50dB以下のため気になりません。立ち座りのどちらのスタイルでも使えるので運動不足の方におすすめです。
機能としては、USBでスマホを充電することが可能で、側面にはフックが付いています。また、衝突防止機能として昇降している時には異物があると止まるようになっています。
詳細スペック
- メーカー:Fenge
- 天板の幅:120cm
- 昇降の高さ:73cm-123cm
L字型 電動昇降 デスク インターナショナルトレーディング
インターナショナルトレーディングのL字型の形状をしている電動昇降デスクです。
正面だけでなく横も使えるので、作業スペースが広いのが魅力。荷重約130kgで丈夫な設計。モーターが3つあるトリプルモーターになっています。
材質はパーティクルボードでメラミン加工されています。天板には配線の穴があるので、机の下に8個口タップなどを1つ置いておくと便利です。(電源タップは付属していません)
サイズは、幅が約160cm x 奥行き約180cm x 高さ約64cm~129cmです。
選ぶポイント:
テーブルがL字型の形状
- デスクを広く使いたい方におすすめのL字タイプ
OKAMURA(オカムラ) 電動昇降デスク スイフト
OKAMURA(オカムラ)の電動昇降デスクでスイフトです。オフィスで使うような家具で人気のブランドです。
天板の幅が115cmでコンパクトなので場所をとらずに省スペースで設置することができます。(横幅は広めの175cmの製品も選べます。)
障害物検知機能があり昇降時にぶつかると、自動的に停止をして3cm戻るので安心。
スッキリしたデザインで仕事で使うのにおすすめです。コントロールパネルの操作で静音に昇降することができます。
スペック
- メーカー:オカムラ(OKAMURA)
- 製品番号:3S20LJ-MY21
- 天板の幅:115cm
- 昇降の高さ:65~125cm
● 選ぶポイント
- 天板のエッジが滑らかな形状のスタンディングデスクで快適
サンワサプライ 電動昇降デスク 100-ERD038M
サンワサプライの電動昇降デスクで「100-ERD038M」です。
作業環境を向上させるための多くの特徴を備えています。デスクの高さは電動で調整可能で、メモリー機能付きコントローラーを使用すると、高さは最大4パターンまで設定が可能です。高さはデジタルインジケーターで表示され、高さ調整時に椅子などの障害物を感知して挟み込みを防止する機能も備えています。
また、引き出しが装備されており、ソフトクローズ仕様なので、ゆっくりと静かに閉じることができます。メインの天板は、0°~40°まで無段階に角度を調節でき、タブレットなどで作業をするのに最適です。さらに、天板の手前にはタブレットなどの落下を防止する設計になっています。これらの機能により、このデスクは使いやすさと機能性を兼ね備えています。
サイズ:約 幅968mm × 奥行き600mm × 高さ730~1230mm
Bauhutte (バウヒュッテ) 電動昇降ゲーミング用デスク BHD-1400FA
Bauhutte (バウヒュッテ)の電動昇降ゲーミング用デスク「BHD-1400FA」は、高級なハイエンドモデルです。電動昇降に対応していることが特徴になっており、ボタン操作で高さが調節可能で、天板の高さは50cmから101cmの幅で調節できます。昇降幅は約51cmで静音に昇降を実現しています。また、コントローラーパネルでお好みの高さを3パターン登録できるため、より快適なゲーミング環境を構築できます。
デスクの天板は、横140cm×奥行き70cmのワイドなサイズで、大型の天板設計が採用されています。広い作業スペースを確保し、快適なゲーム環境が構築するのに適しています。
耐荷重性に優れており、最大で85kgまでの重いデバイスものせられる設計。天板には、2.5cmの厚い素材で、たわみにくい仕様になっています。※天板と脚部の両方が必用になる商品なので、セットで検討する必要があります。
IKEA(イケア) 電動昇降デスク BEKANT ベカント
IKEA(イケア)の電動昇降デスクでBEKANT ベカントです。
下部フレームには電動昇降機能が付いているタイプ。ボタンにより自動で上下に操作できるのが便利です。
サイズは天板の横の長さが120cm、奥行きの幅が80cm、高さは65~125cmまで調整が可能。一般的には机の高さは70cm程度なので、少し低めに設定できるのが特徴です。
最大荷重は70kgまで使用できます。
スペック
- メーカー:IKEA(イケア)
- 天板の幅:120cm
- 昇降の高さ:65 ~125cm
● 選ぶポイント
- シンプルなデザインでおしゃれな電動昇降デスク
タンスのゲン 電動昇降式デスク
タンスのゲンの電動昇降式デスクで、モーター部分は2つあるので安定感があります。
衝突センサーが付いており昇降するときに障害物があった場合には少し戻るようになっています。高さはメモリに設定して保存できる機能があるのも便利。
電動昇降とガス圧昇降から選べます。ガスの場合には下げるときに重さをかける必要がありますが、電動なら楽です。
コンパクトなサイズで、幅が120cmほどのため一人暮らしのお部屋にも設置できます。
スペック
- メーカー:タンスのゲン
- 製品番号:69100001
- 天板の幅:120cm / 奥行き:奥行60cm
- 昇降の高さ:73.5~120.5cm
選ぶポイント:
幅120cmのスタンディングデスク
- 高さを保存できる電動昇降デスク
ニトリ 電動昇降デスク(DSH)
ニトリの電動昇降デスク(DSH)で、長時間ずっと座りっぱなしなど、疲労を軽減したいときに便利です。
天板の幅は120cmと140cmの2種類の仕様があります。ノートパソコンを使うぐらいならコンパクトな幅がぴったり。好みやライフスタイルに合わせて選べます。
「お値段以上」のニトリにしては値段のコスパは高くはないものの、日本のメーカーを使いたいかたには良いでしょう。
スペック
- メーカー:ニトリ(NITORI)
- 天板の幅:120cm
- 昇降の高さ:70.5cm~115cm
● 選ぶポイント
- 衝撃を感知するセンサー付き電動昇降デスク
電動昇降デスクの比較
電動昇降デスクで人気の3機種を比較してみました。
機能的には3つのメーカーともほぼ同じです。違うところとしては昇降の幅と、天板のサイズに違いがあります。
また、FLEXISPOTには収納ができる引き出しやUSBポートが付いています。オカムラの場合には配線カバーが付いています。もちろん、昇降機能だけでなく、机の構造なども選ぶポイントです。
FLEXISPOTは価格がリーズナブルなので、初めて昇降式デスクを買う初心者の型にもおすすめです。
電動昇降デスク比較 | FlexiSpot | タンスのゲン | オカムラ |
---|---|---|---|
デザイン | ![]() |
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価格 | ¥ 36,640 | ¥ - | ¥ - |
昇降 | 72~121cm | 73.5~120.5cm | 65~125cm |
メモリー機能 | ◯ | ◯ | ◯ |
サイズ | 幅120×奥行60cm | 幅120×奥行60cm | 幅115x奥行67.5cm |
電源 | AC 100V ~ 240V | AC 100V ~ 240V (50Hz/60HZ) |
100V 50/60Hz |
※価格は2025年01月07日20:39の時点です。変動するのでAmazonの販売ページにてご確認ください。
商品についてひとこと
電動昇降デスクを解説しました。昇降式は人間工学で適切な高さに天板の位置を調節するだけでなく、座る姿勢と立つ姿勢のどちらでも使えるのが魅力です。同じ状態で座り続けるよりもたまには立ったりすることも大事です。ずっと座りっぱなしというのは、正直なところ体にも悪いので、ときどきスタンディングデスクとして高さを変えるようなライフスタイルとして使用すれば集中できます。
たとえば、長時間のPC作業やゲームなどに最適です。効率を重視するなら、電動はガス式と違って手間もかからず便利。
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