自炊スキャナーおすすめ8選|人気機種2025年版

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自炊用におすすめのドキュメントスキャナーをご紹介しています。
厚い本や複数の書籍を何冊もスキャンするなら、両面でシートフィードによる自動送りできるスキャナーが便利。

読み取りスピードが速ければページ数の多い書籍でも時間をかけずに効率よく読み取ることができます。
電子書籍化しやすい機種の選び方もご紹介しています。

人気の製品をピックアップしています。ドキュメントスキャナーを検討するときにぜひ参考にしてみてください。

自炊用ドキュメントスキャナーの選び方

By:エプソン

スキャンは読み取りが速い方が作業短縮に

スキャナーはスキャンの読み取りが速い方が時間を短縮できるので、自炊するときに重要になります。40枚/分よりも70枚/分の方が速く、効率的に自炊できます。

とくに、文庫やマンガで巻数が多い場合や、自炊する書籍のページが多いと速い方が効率的。何冊も自炊すると時間がかかるため、1分あたり何面スキャンできるかが重要です。

解像度はDPIで確認

読み取りで重要な解像度はDPI(ドット/インチ)で表します。
DPIの数値が大きい方が高精細ですが、数値が低い方が速くスキャニングできます。

目安としては200dpi~300dpiあれば自炊では使えます。理由としてはKindleが300ppi前後なのが理由です。

自炊する目的としては、電子データをモバイル端末で読むことが多いもの。PDFを読み込んだ際の解像度に適応するか確認してみてください。

サイズで選ぶ

By:BROTHER

サイズはA4~A3まで対応しているスキャナーがあります。

本には漫画や小説がありますが、文庫本サイズならA4対応スキャナが適しています。新聞サイズならA3のフラットベッドがおすすめです。

名刺やレシートなど小さな原稿でも読み取りができるスキャナーは、データで管理に便利。

ADF対応の両面スキャニング

自動で紙を送るADF対応の両面スキャニングのスキャナが便利。
ADFとは、Auto Document Feederの略で「自動原稿送り装置」のことです。
1枚づつ手差しで紙をセットしていては時間がかかってしまうため、原稿をまとめてセットします。
最大で50枚までの機種がほとんどのため1冊のページ数が多ければ複数回に分けて自炊します。

フラットベッドスキャナーにはない機能です。スピーディーに作業するなら、ADFに対応しているスキャナがおすすめ。

USB・Bluetooth・無線LAN

スキャナーの接続はUSBや無線LAN、Bluetoothなど、製品によって接続方式の種類に違いがあります。
文書などを自炊をしてパソコンに取り込むなら、有線でUSBポートに対応していればよいです。インターフェースはUSB2.0よりもUSB3.0のように規格が新しい方が、転送のスピードも速くなります。

また、SDカードに保存するタイプは少ないです。データを外出先に持ち運びする方はメディアに保存したい方は確認してみてください。

メーカーで選ぶ

スキャナーは、次の4つのメーカーが主要といえるでしょう。

ScanSnapで人気があるメーカーで、PFUは富士通とリコーの両方でまとめています。

ドキュメントスキャナーのおすすめ


PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX2400 / ADF / 両面読取

スキャナー PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX2400
メーカー PFU ScanSnap ADFドキュメントスキャナー
スキャナー種類 自動給紙ADF 両面同時読み取り対応スキャナ
光学解像度 600dpi CIS×2 RGB3色LED
読み取り速度 A4縦 両面・片面45枚/分 自動解像度モード対応
ADF A4 80g/m2を最大100枚まで連続給紙
読み取り範囲 サイズ自動検出とカスタムサイズ(最大216x360 mm 最小50.8x50.8 mm)
長尺読み取り 長尺紙モードで3,000 mmまでの原稿に対応
サイズ 292x161x159 mm

特徴

  • A4縦で毎分45枚の高速スキャン(カラーまたはグレーのときに150dpi、白黒で300dpi相当の設定時)。
  • 600dpi光学解像度とCIS×2構成で、表面と裏面の文字や写真を高画質なスキャンデータに変換します。
  • 自動給紙のADFと原稿搭載枚数100枚対応が大量スキャン作業を効率化します。
  • サイズ自動検出とカスタムサイズ機能があり、大きさが混在する書類を一度に読み取り断裁後の手間を減らします。
  • 写真キャリアシートとA3キャリアシート対応が写真やA3原稿を折らずに読み取り自炊用の画像管理をしやすくします。
  • USB3.2 Gen1x1接続とPC連携がオフィスや自宅のパソコンへの転送を安定させ業務用ドキュメントスキャナーとして活用できます。

おすすめしたい人

  • 自炊用に漫画や書籍や雑誌をA4中心で電子化してPCで管理したい人。
  • 小規模オフィスでドキュメントスキャナーでスキャンしたい人。
  • Wi-Fiの無線より、USBでPCと有線接続したいユーザー。
  • A3キャリアシートを使いながらA3図面やB4原稿を自炊して電子化したい人。


富士通 スキャナー ScanSnap iX1600

ScanSnap iX1600は富士通のスキャナーでフラッグシップモデルです。
両面同時読み取り機能や自動給紙のADFがあるのが特徴で大量のスキャニングにも対応。高速スキャンで両面と片面のスキャニングを自動で判別します。A4サイズ~名刺のような小さなサイズの原稿も読み取れます。
 
4.3インチのタッチパネルを搭載していて直感的に指で操作ができるのも魅力です。スキャナーは高速で起動をしてUSB接続では2.9秒、Wi-Fi接続では5.4秒で待たずに使用できます。

操作はPCやスマートフォンに対応していて、クラウドサービスに直接連携してスキャンした原稿のデータを保存することも可能になっています。比較的スキャナーを使う頻度が多く、紙の原稿をデジタル化するような用途におすすめです。

色はブラックとホワイトが選べます。

スペック

  • 読取範囲:A4 (キャリアシート使用時のみA3、B4対応)
  • 光学解像度:600dpi
  • インターフェース:USB3.2 Gen1
  • Wi-Fi:IEEE802.11a / b / g / n / ac 準拠
  • サイズ(トレー収納時):292mm×161mm×152mm
  • 重さ:3.4kg
  • 製品番号:ScanSnap iX1600


brother ドキュメントスキャナー ADS-4300N

brother(ブラザー工業)のドキュメントスキャナーで、brother ADS-4300Nです。対応OSはWindowsとMacintoshで互換性があります。

スキャナーはコスパがいいのが魅力で、予算を抑えて安価に検討したい方におすすめ。

スキャンは150dpiで読み取り速度は分速40枚/片面(80面/両面)で、両面読取に対応しています。連続でスキャニングができます。A4サイズの原稿を最大で80枚までセットできます。
機能としては自動給紙のADFに対応しています。白紙除去機能もあるので、白紙ページを除くことができます。また、カラースキャンやグレースキャン中に、カラートーンの設定も可能です。

スペック

  • インターフェース:USB 3.2 Gen 1、有線LAN(10Base-T/100Base-TX)
  • センサ:両面同時読み取り(Dual CIS)
  • 読み取り解像度:150~600dpi
  • ドライバー:TWAIN/ISIS/WIA
  • サイズ:W299xD215×H190mm
  • 重さ:約2.64㎏


Epson(エプソン) フォトスキャナー FF-680W / FastFoto対応

Epson(エプソン)のフォトスキャナー「FF-680W」です。
高速スキャンができるシートフィードのタイプです。写真用ですが、原稿は厚み0.3mm以下のドキュメントまで対応しています。漫画など80g/m²紙は、100枚までの書類を給紙できます。
ADF(オートドキュメントフィーダー)があるので、1枚づつ手でスキャンするような手間もなく快適です。

また、両面を同時の読み取り機構が備わっているのも注目したいところです。
解像度は600 dpi × 600 dpiに対応しています。

写真専用のFastFotoアプリに対応していて、写真を読み取って保存や送信の操作が可能です。


エプソン スキャナー DS-571W

エプソンのドキュメントスキャナーでEPSON DS-571Wです。
用紙サイズの大きさはA4サイズまでとなっていて両面のスキャニングに対応していて、シートフィードで紙が送られるので自炊にぴったり
給紙の容量は50枚までセットできるので200ページの単行本を電子化するなら4回ぐらいに分けてセットする必要があります。
出力はPDFファイルで保存できるほか、JPEG、TIFF、BMP、PNGも可能です。

接続はWi-Fiに対応していて、無線LANとUSB有線も使えます。

読取速度は70枚/分(A4 横、両面、300dpi)、35枚/分(片面)でカラーとモノクロでも同じスピードです。ガラス汚れ検知機能を搭載されており、読み取りセンサーの汚れが付いたときに、解るようになっています。

原稿の素材はカードから薄紙まで対応していて、レシートや伝票などサイズが違う原稿でもスキャンが可能。原稿保護機能を搭載していて、重要な原稿を保護します。

詳細スペック

  • コネクタタイプ:USB
  • スキャナータイプ:ドキュメント
  • センサ:CIS
  • 走査方式:読み取りヘッド固定型原稿移動読み取り
  • 読み取り解像度:50~1,200dpi
  • スキャナードライバー:Epson Scan 2
  • サイズ:296 × 169 × 176mm
  • 重さ:約3.7kg

選ぶポイント:

両面に対応しているスキャナ

  • PDFファイルで自炊にぴったりなスキャナ


CANON(キヤノン) ドキュメントスキャナ imageFORMULA DR-C240

CANON(キヤノン)のドキュメントスキャナでimageFORMULA DR-C240は、スキャニングのスピードが速いのが特徴です。
カラー速度:片面30枚/分、両面60面/分
モノクロ速度:片面45枚/分、両面90面/分
A4サイズで200dpiの読み取りスピードです。

画像処理の性能が高く、斜めに読み取られた場合には傾きを補正できます。
白紙スキップをして自動的に空白のページを自動的に消去。モアレ除去モードでは網点のモアレを軽減できます。

「CaptureOnTouch」のアプリが同梱していてスキャンや出力設定など9パターンまで登録できるのでクイックスキャンが可能になります。

スペック

  • インターフェース:USB2.0
  • センサ:CIS
  • 読み取り解像度:50~600dpi
  • 同梱ソフト:CaptureOnTouch Pro
  • W:291mm H:231mm D:253mm
  • 重さ:約2.8kg

特徴

  • 読み取り時の画像処理に優れたスキャナー


富士通 スキャナー ScanSnap SV600

富士通のオーバーヘッド方式のスタンド型スキャナーでScanSnap SV600[型名: FI-SV600A]です。
書画カメラ方式で断裁せずに本を見開きで自炊したい場合に便利です。重要な本も、そのままスキャニングできます。
サイズはA3までとなっていて片面のスキャニングです。
スキャンの読み取りスピードは1枚あたり3秒かかるので、見開きの場合200ページを100回読み取った場合には300秒のため5分ことになります。
ページをめくる時間もあるので1冊10分~15分ことになります。

オーバーヘッドスキャナーは原稿が曲げずに読み取れるので、イラストのスキャンにもよいです。

特徴

  • 原稿をムラなく読み取る被写界深度の深いレンズとCCDセンサーを搭載


サンワサプライ ドキュメントスキャナ 400-SCN050

サンワサプライのドキュメントスキャナで400-SCN050です。
スキャニングのスピードは30面/分(解像度300dpi/A4/グレー)両面をスキャニングできます。
自動送りに対応していて自炊で使えるスキャナです。
最大でセットできる枚数は20枚までのため、電子化する本や冊子のページ数が多いと少し時間がかかるでしょう。
価格が安く「Plustek MobileOffice AD480」の付属ソフトでOCR(文字データ化)することも可能です。
保証期間は6ヶ月です。

特徴

  • 両面を一度にスキャニングが可能


裁断機レンタル / 漫画の自炊にぴったり

レンタルで漫画の自炊にぴったりな裁断機とスキャナーのセットになっています。
期間は7泊8日で借りることができます。貸し出しから返却までの期間が短期で本をスキャンして、断裁したいひとにおすすめです。
断裁機はPK-213で60枚までの厚みをカットできます。テコの原理で力をあまり入れずに切れる点がポイントです。

自炊の裁断機

自炊するのがめんどくさいかたはスキャニングよりも本のページをバラバラにする裁断の方が時間がかかります。そのような場合は、効率よくカットできる裁断機がおすすめです。
まとめてカットして、まとめてスキャンすれば1冊あたり時間もそれほどかからずにすみます。
>>自炊用裁断機

自炊スキャナー選び

自炊スキャナーは価格も4~5万円ぐらいしますが、1台あると便利です。
電子書籍化することで本をまとめて持ち運ぶことができて、本棚のスペースが空くメリットがあります。

ドキュメントや写真など、まとめて原稿を読み取れるブックスキャナーやドキュメントスキャナーなら時間も効率よく使えます。
 
また、スキャナーを使うのが一時的な場合にはスキャナーをレンタルをして借りて済ませる方法もあります。

長期で自炊を続ける予定がなく、「文庫と雑誌を数十冊まとめて裁断して一気に読み取りたい」といったケースなら、kokuyo系の自炊用裁断機とドキュメントスキャナーをセットでレンタルする方法も選択肢になります。ad480や400-scn050のような型名で貸し出されていることもあり、w299×D215×H190mmクラスの装置なら自宅のデスクにも置きやすいサイズ感です。

自炊用裁断機で背表紙を落としてから、feederに原稿をまとめて投入し、分速20枚前後で複数回まわしていけば、数日集中すれば本棚一段分くらいをスキャニングで片付けられます。

・スキャナー関連
富士通 スキャナー
エプソン スキャナー

仕事

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