【30万円以下~】RTX4060 HP OMEN 16L TG03-0011jpのスペックをレビュー

HP OMEN 16L TG03-0011jp-review

HP OMEN 16L (TG03-0011jp)のゲーミングPCをレビューしていきます。
アドバンスモデルでは、CPUがAMD Ryzen 7 8700F プロセッサーでグラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4060を備えています。

ゲームにおいて優れたパフォーマンスがある、Zen 4コアのプロセッサーやAda lovelace アーキテクチャに対応するGPUを搭載。負荷がかかったときにヒートパイプによる冷却システムなど、ゲーミングに最適な構成でガチゲーマーも楽しめます。

HP OMEN 16L TG03-0011jpの特徴

オンラインゲームやソフトウェアに対応できる、非常に高い性能を誇るモデルです。
GPUは4K解像度に対応していて、フルHDで高フレームレートで快適に楽しむことができるRTX4060を搭載している点が魅力です。低遅延なNVIDIA Reflexにより、最新のゲームタイトルを滑らかな映像で楽しむことができます。

また、クリエイティブ作業もできるスペックで、レイトレーシングが速く3Dレンダリングによりモデリングなどの、クリエイティブ作業を高速かつ高品質に行うことができます。

OSはWindows 11 Homeで、自宅で使うには十分だと思います。

ケースは洗練されたデザインで、ヒートパイプを備えていて効率的に冷却できます。120mmファンを搭載しているのが注目で、安定してエアフローを確保したい人にとっては良い環境といえるでしょう。

ただし、サイドガラスパネルが付いていないので、LEDで中を光らせたい方にとっては残念に感じるかもしれません。

HP OMEN 16L TG03-0011jpのスペックを解説

CPU:AMD Ryzen 7 8700F プロセッサー

高性能なAMD Ryzen 7シリーズのプロセッサーを搭載。AMD Ryzen 7 8700Fは、8コア・16スレッドで、最大 5.0GHz のパフォーマンスがあります。内蔵グラフィックが無くなり、ややブーストクロック数が下げられたモデルです。とはいえ、5GHzあれば高性能といえるでしょう。

グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060

第4世代のTensor コアを搭載しているグラフィックスカードです。レイトレーシングやDLSS 3(Deep Learning Super Sampling)などの最新技術に対応していて、高度なグラフィックス技術を駆使したゲームを快適に楽しむことができます。

最大で4Kの解像度に対応、フルHDであれば高めのフレームレートでゲームプレイもありでしょう。NVIDIA G-SYNCでは、テアリングを抑えて滑らかな動作を実現します。最近のゲーミングモニターではG-SYNC対応モデルも多いので、快適にプレイができそうです。

メモリ:16GB(デュアルチャネル)を搭載

メモリは標準で16GB (8GB ×2枚) DDR5-5600MT/sです。ゲームだけでなく、複数のアプリケーションを同時に起動したり、高画質の動画編集を行う場合でも十分な容量です。デュアルチャネル構成にすることで、メモリの性能を最大限に引き出すことができるため理想的な仕様です。

ストレージはM.2 SSD(NVMe Gen4) 1TBの容量

大容量かつ高速なM.2 SSD(NVMe Gen4)を搭載しており、従来のSATA SSDやNVMe Gen3に比べて圧倒的なデータ転送速度を誇ります。そのため、データを読み込んだり、アプリケーションの起動時間を大幅に短縮できます。

また、1TBの容量は、ゲーム、動画編集、大きなプロジェクトファイルなどを保存するのに十分なサイズです。カスタマイズの対応はしていないですが、1TBあればゲームをプレイする上で困ることはまずないでしょう。

評価

良い点

価格としては30万円以下で予算を抑えたい人にとってはベストな選択になりそうです。2025年02月18日23:24の時点では278,300円(税込)からデフォルトのスペックが購入できます。Ryzen7 8700Fモデルなのでコストパフォーマンス優れていて、正直、価格が安いのは長所です。もう少し安いモデルが欲しいという場合には、Ryzen 5-8400F+RTX 3050の組み合わせのモデレートモデルというのも選択できます。

またゲーミングPCといえばめちゃくちゃ大きいイメージがありますが、コンパクトなミニタワー型なので設置しやすく、場所をとらないのは嬉しいですね。縦置きで約 155 × 337 × 308 mmのサイズです。

空冷ファンですが、2本のヒートパイプで熱が移動するので長時間の負荷のかかる作業やゲームプレイでも安定した動作で動いてくれるでしょう。

悪い点(少し気になったところ)

高性能なパーツを搭載しているため、消費電力が大きくなる傾向があります。また、ゲーミング用としては一般的ですが、ケースにはサイドガラスがないので、RGBライティングはできません。購入してから悩まないように光らせることが好きな人は注意です。

総評

HP OMEN 16L TG03-0011jpは、ゲームに必要な処理能力を十分に備えており、価格と性能のバランスに優れた機種です。このスペックであれば物足りないと感じる方はいないはず。VALORANTやAPEXも快適にプレイできる性能を備えています。また、ゲームの設定によっては、高いフレームレートや画質を実現できる場合があります。
参考:Valorant フレームレートマップ

HPの場合には1年間のアフターサポートがあるので安心です。心配なくずっと使えるパソコンといえるでしょう。メーカーサポートは最愛のマシンをずっと使い続けるためにも重要です。

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オススメPCドットコム編集部

記事の執筆及び校閲。PC歴20年のテクノロジーギークのライターが機能を徹頭徹尾調べて、用途ごとに製品をご紹介。買うときに知っておきたい情報をまとめています。

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