Raspberry Pi(ラズパイ) オーディオ 13選!DAC基板で作る

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Raspberry Pi(ラズパイ)でオーディオを楽しむには拡張ボードが使えます。
ハイレゾ対応している基板もあるので音楽が好きな方にはおすすめ。
バージョンは「Raspberry Pi 3 Model B+」で動かしているかたが多いです。というのも対応しているサウンドモジュールや実例も豊富だからということもあるでしょう。

Raspberry Pi 4、3、ZEROなど対応しているものがあるのでVolumioで音楽を楽しみましょう。

こちらの記事ではおすすめ製品をご紹介しています。

Raspberry Piでオーディオを楽しむ

引用元:innomaker

Raspberry Piでオーディオを楽しむ場合におすすめなのはI2S接続です。DAC(Digital Analog Converter)に対応しているD/Aコンバーターを搭載している基盤なら電子回路でデジタル信号からアナログ信号に変換できます。
DACボードで拡張すればUSBを経由しなくてもラズパイのGPIO端子が使えるタイプがあります。
ですので半田も無しで基板を接続できるので楽です。

音質は重要ですが、ハイレゾ音源に対応しているボードもあるので、CDの音質以上のサウンドで音楽を聴きたい人にぴったり。

音楽を再生するためのVolumioは、microSDメモリカードにOSイメージを入れてインストールします。音楽再生プレーヤーとして利用者も多いです。

Raspberry Pi オーディオのおすすめ

PCM5122 Audio Expansion Board(オーディオ拡張ボード)


PCM5122のAudio Expansion Board(オーディオ拡張ボード)です。X920 DACで、モデルB/2B/B +に対応。オントップのHAT仕様になっています。

対応オペレーティング・システムは、Moode Audio Player、OSMC、Openelec、Raspbian Jessie、Volumio、Pi Core Player、RuneAudioです。

24ビット/192 kHz再生で、RCA、3.5mmジャックで使えます。


HiFiBerry DAC2 Pro



HiFiBerryブランドの「DAC2 Pro」は、Raspberry Piに直接接続が可能で、40ピンGPIOコネクターに対応しています。ケーブルを追加したくない方に適しています。
オンボードヘッドホンアンプを搭載しています。RCAコネクタは金メッキの仕様です。ハードウェアに直接取り付けるHAT仕様になっています。


Raspberry Pi ハイエンド Hi-Fi Sound Card



Raspberry Piで使えるInnoMakerのDACを搭載したサウンドカードです。
40ピンコネクタを搭載しているHiFi DAC HatでRaspberry Pi 4、Zero、Zero W、3B、3B+に対応しています。
DACのダイナミックレンジは112dBで周波数は8kHz~384kHzに対応しています。機能としては低ノイズ電圧アジャスターが備わっています。

レビューではGPIO接続で使っているようです。はじめて使う人向けではないかもしれません。


Raspberry pi サウンドカード モジュール / アナログ出力



Raspberry piで使えるサウンドカード モジュールです。
PiFi Digi / DAC+ / HIFI デジタルオーディオカードで、i2sインターフェースを搭載しています。
Raspberry pi 3 2 Model B B +に対応しています。

ソフトウェアはディストリビューションとしてはお馴染みの再生プレーヤーでvolumioを使っているかたが多いです。

スペック

  • サンプリング周波数:384Hz
  • ダイナミックレンジ:112dB


SupTronics Raspberry Pi 4 Model B専用 オーディオボード DACII ケース付



SupTronics®のRaspberry Pi 4 Model B専用のオーディオボード DACIIです。
Ess Technology Inc.社のES9018K2M、DACチップはハイレゾ対応でI2S接続です。

最高標準384kHz/32-bitまで対応しておりDSD再生が可能。出力ではMELF抵抗が組み込まれています。低インピーダンスの部品により、高い解像度のサウンドで音楽を楽しむことができます。
一体型デザインのDAC専用ケース付です。


Raspberry Pi用ハイレゾオーディオDACボード : サンハヤト



サンハヤトのRaspberry Pi用ハイレゾオーディオDACボードです。
拡張ボードでラズベリーパイに取り付ければハイレゾのオーディオプレーヤーとして使用できるのが特徴です。
高品質オーディオでアンプ(TPA6011A4)を搭載しています。

スペック

  • 品番:AS-E404
  • セット:金属スペーサ、ネジ、ナット各4個
  • 電源電圧:DC 5V
  • Raspberry Pi用オーディオプレイヤー:Volumio

ハイレゾが特徴

ハイレゾが特徴のオーディオDACボードで高解像度なサウンドを求める人にぴったり


HiFiBerry AMP+ 高音質オーディオアンプ for Raspberry Pi



HiFiBerryの「AMP+ 高音質オーディオアンプ」で、Class-Dのステレオパワーアンプです。
出力は25W、4Ωスピーカーに対応。DAC内蔵しておりSample Rates(サンプリング周波数)は44.1kHZ、48kHzです。
Raspberry Pi A+/B+/2Bで使えます。

電源は電圧が標準 12-18V、DCプラグ外径 5.5mm、内径 2.1mmです。ACアダプターは別途用意する必要があります。


ADRPM ラズベリーパイ用ハイレゾDAC拡張ボード



ADRPM ハイレゾDAC拡張ボードです。
ラズパイマガジンと連動している製品です。
DACを搭載しているTI 社製高機能ハイレゾリューションオーディオや、128×160ドットのカラーTFT ディスプレイを搭載しています。

組み立て済みとは別にDACキットもあります。


WM8960ベースReSpeaker Mics HAT Raspberry Pi向けオーディオサウンドカード拡張ボード



WM8960ベースのRaspberry Piのオーディオサウンドカードです。
拡張ボードで録音するためのマイクや音楽を再生するための3.5mmジャックなどを搭載しています。
低消費電力でステレオコーデックをサポート。開発するのに便利。

JST 2.0スピーカーでのオーディオ出力に対応しています。
対応はRaspberry Pi Zero、Raspberry Pi 1B +、Raspberry Pi 2B、3Bで使えます。ラズベリーパイに搭載されている40ピンGPIO拡張ヘッダーと互換性があります。


サインスマート HIFI DAC サウンドカード モジュール I2Sインターフェース



HIFI DAC サウンドカード モジュールのHIFI DAC拡張ボードです。PCM5122のオーディオDACを搭載しています。
I2Sインターフェース(Inter-IC Sound)
volumio、xbmcシステムなどで再生します。


SupTronics® Raspberry Pi HIFI オーディオ専用ボード



SupTronicsのオーディオ専用ボードです。
HAT(アドオンボード規格)に準拠しており、Raspberry Pi 4/3/2 Model B B+に対応しています。
はんだ付けが不要で使えるタイプで、赤外線リモコンに対応しています。
Volumio2、MoOder Playerでは「HiFiBerry Digi+」が対応。


Kuman dac I2S サウンドカード Raspberry pi用



KumanのRaspberryPi用 DAC基板でサウンドカードと保護ケースです。
ラズパイでオーディオを作る時にはケースも音質に影響するので、ケースまで作る方もいるようですが、ケースはあると楽です。
まずは動作させることが大事でしょう。

Raspberry pi 3 2 Model B B+に対応しています。

インターフェース:pcm5122 I2S DACチップ
LEDランプの色で状態を表示、赤外線受信ポートがあります。


Terra-Berry DAC 3



BrighToneの「Terra-Berry DAC 3」で、Raspberry Pi に対応したDSD対応のハイエンドDAC基板です。
AKM製AK4493を搭載しており低ノイズの高PSRR AK1110を搭載しています。±5V電源で低音域から高音域まで再生できます。

オンボード出力が分かれておりアナログ回路をカスタマイズできるので、出力トランスなどを作ることも可能です。

ラズパイオーディオおわりに

ラズパイオーディオを楽しむにしても、それぞれの基板は他のモジュールに比べると説明書など情報が少ないです。
ネットではラズパイの情報も多いのでWebを参考にしてDACで製作をする方が早そうです。
シングルボードコンピュータのRaspberry Piでオーディオで楽しめたらコンパクトでいいです。

GPIOヘッダーで取り付けるタイプなら電源は供給されるためケーブルも不要で使えるようになっています。はじめて使う人にもしやすく、はんだ付け無しで基板を付けられます。

プログラミングが得意な方で音が鳴らないという場合は電力不足の場合があるので、ACアダプタなど給電だけ注意です。

つながるトピック

参考文献

Raspberry Pi財団 公式サイトへのリンク
HDMIとヘッドフォンジャックのオーディオ出力モードについて解説があります。コマンドラインでHDMIに切替える方法です。また、SabreBerry32というDACも昔はありましたがあまり見かけなくなりました。



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オススメPCドットコム編集部

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