ボーカル用マイクのおすすめ製品をご紹介しています。
ライブで歌をきれいに収音するには耐久性のあるダイナミックマイクを使うことがポイントです。また、録音するならコンデンサーマイクを使うようにします。
正面に感度があるカーディオイドの指向性マイクが一般的です。人気の製品から定番のマイクまであり製品を選ぶときに、ぜひご参考ください。
探せる見出し
- ボーカル用マイクのおすすめ
- AKG(アーカーゲー) D7 ダイナミック・リファレンス ボーカルマイクロホン
- audio-technica(オーディオテクニカ) ATR1100x ダイナミックマイクボーカル用
- Behringer(ベリンガー)ULTRAVOICE XM8500
- SHURE ダイナミック マイクロフォン BETA 58A
- SHURE SM58 ボーカルマイク / プロ用
- TASCAM TM-80 コンデンサーマイクロホン
- オーディオテクニカ AE6100 ダイナミックマイクロホン
- RODE ( ロード ) M1 ダイナミックマイク / ライブ用
- SHURE KSM8 ボーカルマイクロホン
- Audix OM6 ハンドヘルド ダイナミックマイク
- SENNHEISER E945 ボーカル用マイク 超単一指向性
- beyerdynamic ベイヤーダイナミック TG-V70DS
- audio technica (オーディオテクニカ) AE3300 / コンデンサー マイク
- コンデンサーマイク MPM-1000 888M
- ボーカル用マイクの選び方
- ボーカル用マイクまとめ
ボーカル用マイクのおすすめ
AKG(アーカーゲー) D7 ダイナミック・リファレンス ボーカルマイクロホン
マイク | AKG D7 ダイナミック・リファレンス ボーカルマイクロホン |
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指向性 | スーパーカーディオイド(超単一指向性) |
周波数特性 | 70Hz~20kHz |
感度 | 2.6mV/Pa |
インピーダンス | 600Ω |
サイズ・重さ | 51mm×185mm、約320g |
端子 | バランスXLR(3ピン、オス) |
カラー | ダークステージブルー |
特徴
- AKG(アーカーゲー)独自のデュアルレイヤーVarimotionダイアフラムにより、ダイナミックながらコンデンサーマイクのような繊細さと広い音域
- スーパーカーディオイドの極性パターンが高いハウリング耐性と、明瞭なボーカル抜けをサポート
- メカニカルエア式カプセルサスペンションと内蔵ハイパスフィルターがハンドリングノイズを効果的に低減
- 精密な金属ダストフィルターがダイアフラムを保護し、長期間の使用にも耐える堅牢設計
- 約320gのしっかりしたボディなので、ライブやスタジオクオリティーで使用できる仕上げ
おすすめしたい人
- ライブで芯のあるボーカルサウンドをしっかり前に出したい方
- 明瞭でクリアな音質にこだわるステージボーカリスト
- 繊細な音で自宅録音やスタジオワークにも幅広く使いたい方
audio-technica(オーディオテクニカ) ATR1100x ダイナミックマイクボーカル用
マイク | オーディオテクニカ ATR1100x ダイナミックボーカルマイクロホン |
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重さ | 約150g |
接続方式 | 3.0mケーブル直出し(φ3.5mmモノラルミニプラグ、φ6.3mmモノラル変換アダプター付属) |
特徴
- カラオケなどで手軽に使える入門用マイク
- 単一指向性のダイナミック型を採用し、余計な周囲ノイズを抑えつつ、狙った声だけをしっかり収音
- ハウリングが起こりにくく、ライブ環境やスピーカー併用時も扱いやすい
- 3.0mの有線でロングケーブル仕様。カラオケマシンやアンプ、オーディオインターフェースとの接続も柔軟
- 手元でON/OFFできるトークスイッチ付き
- 専用デスクスタンドが付属し、卓上設置にも対応
おすすめしたい人
- 初めてボーカルマイクを使う初心者やカラオケ好きな方
- 3.5mm/6.3mm対応のカラオケ機器やスピーカー、サウンドシステムに直接つなげて使いたい方
Behringer(ベリンガー)ULTRAVOICE XM8500
マイク | Behringer ULTRAVOICE XM8500(ベリンガー ダイナミック型ボーカルマイク) |
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指向特性 | カーディオイド(単一指向性) |
周波数特性 | 50Hz~15kHz |
感度 | -70dB |
重さ | 約240g(金属製ボディ) |
端子 | XLR3ピン(金メッキ) |
特徴
- メタルボディ採用で高い耐久性を確保し、現場での取り扱いにも強い設計
- 中域をわずかにブーストすることで、ボーカルの明瞭さと抜けのある特性
- カーディオイド指向性で狙った音のみをしっかり収音、ライブ中でもハウリングや周囲の環境音のノイズに強い
- 内部ショックマウントでハンドリングノイズを低減し、2段階のポップフィルターで破裂音のポップノイズやウインドノイズ対策も充実
おすすめしたい人
- コストを抑えつつも現場で安心して使える頑丈なダイナミックマイクを探しているボーカリスト
- ライブハウスでフィードバックやノイズを気にせずパフォーマンスしたい方
- 接続端子がXLRのマイク選びで、耐久性を重視する人
SHURE ダイナミック マイクロフォン BETA 58A
SHUREのダイナミック マイクロフォンでBETA 58Aです。
世界基準でプロも使える超単一指向性 (スーパーカーディオイド) のマイクでのボーカル収音にぴったりです。
迫力がある豊かな音質で中音域の伸びのあるサウンドが特徴です。パワフルな出力でノイズを抑えて、衝撃に強く耐久性に優れています。
特徴
- プロ向けでレコーディングにぴったりなSHUREのマイク
SHURE SM58 ボーカルマイク / プロ用
SHUREのSM58はボーカルマイクです。
歌うときにおすすめでライブやスタジオで使うのにぴったり。耐久性があり実績が複数あるなマイクです。
指向特性はカーディオイドで出力インピーダンスが300Ωと高めでプロフェッショナル向けの仕様になっています。
ダイナミックマイクでスイッチが無いシンプルなタイプです。ハンドヘルドマイクロフォンでは定番です。
スペック
- 製品型番:SM58-LCE
- 再生周波数帯域:50 Hz - 15 kHz
- 感度(1 kHz):-54,5 dBV/Pa / 1,88 mV/Pa
- 接続端子:XLR3ピン、オス
- サイズ:φ51 x 全長165mm
- 重さ:298 g
特徴
- ボーカル向けで歌声を集音するのにぴったり
TASCAM TM-80 コンデンサーマイクロホン
TASCAMのコンデンサーマイクロホンでTM-80です。
単一指向性(カーディオイド)で18mmのダイヤフラム(振動板)を内蔵していて、ボーカル用として使えるほか、アコースティック・ギターや管楽器などの用途で使用できます。
また、耐音圧が136dB SPLと高いのでドラムの収音にも対応。宅録で曲を作ったりするときに欲しくなる製品です。
サスペンションやケーブル、スタンドがセットになっています。
特徴
- スタンドやケーブルがセットになったコンデンサーマイク
オーディオテクニカ AE6100 ダイナミックマイクロホン
audio-technica(オーディオテクニカ)のダイナミックマイクロホンで「AE6100」です。
ボーカル用にチューニングされており高音域の輪郭のあるサウンドです。単一指向性と違いハイパーカーディオイド特性のためハウリングに強いのが特徴です。
Dual Acoustic Chamberによりハンドリングノイズを軽減する仕様になっています。
コンサートなどでも使える頑丈な設計。音楽ライブで歌うアーティストにおすすめです。
>>audio-technica(オーディオテクニカ) マイク
スペック
- 製品型番:ダイナミック型
- 指向特性:ハイパーカーディオイド
- 周波数特性:60~15,000Hz
- 感度(0dB=1V/1Pa、1kHz):-55dB
- 出力インピーダンス:250Ω平衡
- 重さ:310g
特徴
- ボーカル専用のダイナミックマイクロホン
RODE ( ロード ) M1 ダイナミックマイク / ライブ用
RODE (ロード) M1 ダイナミックマイクです。
低ハンドリングノイズが特徴で、ポップフィルターを内蔵しているためライブ用として、ステージでパフォーマンスをするのにおすすめです。
接続端子はXLR3ピン(オス)に対応しています。耐久性がある仕様なのが魅力です。
スペック
- 単一指向性
- 周波数特性:75Hz-18kHz
- 出力インピーダンス:320Ω
- 感度:-56dB +/- 2dB re 1V/Pa (1.6mV@94dB) @ 1kHz
- サイズ:径51mm、長さ171mm
- 重さ:360g
特徴
- ポップフィルター内蔵のダイナミックマイク
SHURE KSM8 ボーカルマイクロホン
KSM8 Dualdyne™ カーディオイド・ダイナミック・ボーカルマイクロホンです。
広帯域にフラットで不要な音源を除去することで歌声を明瞭に収音します。
デュアルダイアフラム設計でボーカルを忠実に収録。ダイアフラムがアクティブとパッシブ各1枚ある2枚の構造なのが特徴です。
性能が高くプロ用の高級ボーカルマイクとしておすすめです。
特徴
- ボーカルに忠実なシングル・カーディオイド極性のマイク
Audix OM6 ハンドヘルド ダイナミックマイク
Audix OM6 ハンドヘルドダイナミックマイクで、ハイパーカーディオイドポーラーパターンです。
スプリングスチールグリルを採用しています。高域の抜けの良さから、女性ボーカリストで使っているかたが多いようです。最大140dB SPLで歪みにくく収音できる製品です。
特徴
- 耐久性があり音のバランスのよいマイク
SENNHEISER E945 ボーカル用マイク 超単一指向性
SENNHEISER(ゼンハイザー) E945はボーカル用マイクで、指向性の高い超単一指向性(スーパーカーディオイド型)です。
ショックマウントカプセルを内蔵していてメタルボディです。ハンドリングノイズを低減してライブでのパフォーマンスの影響も受けにくいです。
楽器にまけないボーカルを表現したいときにぴったり。幅のある周波数レスポンスに対応しています。
特徴
- 広いダイナミックレンジがあるSENNHEISERのマイク
beyerdynamic ベイヤーダイナミック TG-V70DS
beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)のダイナミックマイクでTG-V70DSです。
ON/OFFスイッチを搭載していて、ライブボーカルマイクとして使用するのにぴったり。
ハイパーカーディオイド特性で低いフィードバックでも声を拾えて高音質です。ハウリングしにくいのもポイント。レコーディングスタジオで声を録るのにぴったりなマイクです。
スペック
- 狭指向性
- 周波数特性:25Hz-18kHz
- 出力インピーダンス:280Ω
- 感度:3.2 mV/Pa = -50 dBV +/-2.5 dB
- 出力端子:XLR3ピン(オス)
- セット マイククランプ、専用ケース
特徴
- スイッチ付きのライブ用ボーカルマイク
audio technica (オーディオテクニカ) AE3300 / コンデンサー マイク
audio technica (オーディオテクニカ) AE3300のコンデンサー マイクです。
フラットな周波数特性で、滑らかにボーカルの表現を再現します。マイクスタンドで必要になるマイククランパー(AT8470)が付属しています。
レビューでのコメントではボーカル用と選択されている方もいます。ハウリングしにくい仕様なため、ライブステージでも使える機器です。
スペック情報
- 指向性:単一指向性
- 感度(0dB=1V/1Pa、1kHz):-42dB
- ローカット:80Hz,12dB/oct
- 周波数特性:30~18,000Hz
- 重さ:300g
コンデンサーマイク MPM-1000 888M
マランツプロ「MPM-1000 888M」は、単一指向性のコンデンサーマイクです。大口径のダイアフラム・コンデンサーマイクで周波数が20Hz〜20kHzまでワイドに対応しています。
ウィンドスクリーンとスタンドが付いているので卓上ですぐに使えるのが魅力です。
接続端子はXLR端子で48Vファンタム電源のタイプ。ケーブルが付属しています。
スペック
- サイズ:約165 x 48mm
- 重さ:約300g
- インピーダンス:出力:200Ω ±30%(@ 1 kHz)
選ぶポイント:
配信しやすいスタンド付きマイク
- ライブ配信などで使いやすいスタンド付きマイク
ボーカル用マイクの選び方

指向性で選ぶ
ボーカル用マイクでは単一指向性(カーディオイド)のマイクを選ぶようにします。
単一指向性はマイクの正面からの感度が強く収音することが特徴です。全指向性と違い1つの方向から音を取り込みます。
周囲の音が入らず、歌声だけを録音したいときにおすすめ。注意点としては、角度をつけないように真っ直ぐに入れるほうが安定します。
ダイナミックマイクとコンデンサーマイク(USB)の違い
ボーカル用には、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクがあります。
ダイナミックマイクは耐久性があり、ボーカルがライブで歌うような場合に、手で握って歌うときに使われる場合が多いマイクです。ライブでPAマイクとして使われるのはダイナミックマイクがほとんどです。
コンデンサーマイクの場合は感度が高く、ダイナミックマイクと比較すると繊細です。録音するような場合に使われることが多い種類です。ミキサーに接続をしてDTMやDAWのようなソフトでデジタル作曲する場合にもおすすめです。(接続する端子に注意です。)
USBの場合にはパソコンに接続ができます。
ノイズが入らないポイント
ノイズが入らないようにするには、息によるノイズと振動によるノイズをおさえることがポイントです。
息によるノイズは、ポップフィルターをマイクの前に取り付けることで、ポップ音を抑えられます。
また、振動はショックマウントを使うのが一般的です。衝撃をおさえて、マイクを握らずに収音することでハンドノイズも防げます。
ボーカル用マイクまとめ
カーディオイド(単一指向性)のボーカルマイクの場合は、正面に感度があり背面からは音が入りにくいのが特徴で、ボーカル用やスピーチ用として使われています。
自宅で弾き語りをして録音をするような場合には、ポップフィルターが付いているタイプがぴったり。マイクで収音する環境を作るのは重要です。
ただし、パソコンで動画の配信をするような場合には、接続方式を把握しておきましょう。
ボーカリストにとってマイクは大事な機材です。ぜひ、お気に入りのマイクを見つけてみてください。
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