プリンターのインク交換は、意外とコストがかかるもの。そんなときには、純正品よりも経済的な「互換インクカートリッジ」がおすすめです。しかし、種類が充実しており、「どれを選べばいいか分からない」という方も少なくありませんか?
このページで扱う内容
互換インクの選び方を解説
おすすめ互換インク
ということでメーカーごとの違いを知り、購入時の参考にできます。選択に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
いきなり結論を先に言っておきます。
目次
[閉じる]結論、自社工場だと安い
結論を先に言ってしまうと、「自社工場」だと安いのは、外部委託費を省けるから。自分の設備で生産すれば、外部企業へ任せる手間がなく、販売額を下げられる。改良も進められる。
ただし、表示額だけで決めるのは危険だ。1本の印刷可能枚数まで比べる必要がある。大容量タイプは初回負担が少し増えても、長期的なランニングコストを下げられる。
もちろん、毎月数百枚を刷る家庭では、総印刷量で選ぶほうが適切だ。使用回数が少なければ、余剰が出にくい少量パックの方が無駄は少ない。
国内生産だと高品質
国内生産の利点は、工程を追える点にある。印字状態やICチップ、液漏れまで検品する企業では、初めてでも不安が少ない。
期限を公開した品は、保管期間を把握できるので安心感がある。反対に、試験内容を示さない製品は納得できないので避けたい。
用途ごとに注目点も異なる。モノクロでは文字の濃さとにじみにくさが欠かせない。
困ったら対応してくれる
互換品では、本体がうまく読み取らないことがあるらしい(筆者は互換インクカートリッジで不具合を経験したことがない)。購入前に返金条件だけでも調べとくと安心だ。
サポートが丁寧な会社は、正しい手順を案内するもの。それでも改善しなければ、代替品の発送へ進む。
補償範囲は各社で違う。通常は代替品の発送だろう。プリンタ本体の修理費まで保証するメーカーは現在かなり減った印象だ。安さとサポートを合わせて選べば、購入後の失敗を減らせる。
互換インクとは
互換インクとは、サードパーティー製インクのことで、純正インクカートリッジとほぼ同様に印刷ができます。印刷物の耐久性は純正品には及びませんが、非常に低価格で、複数のインクメーカーが販売する。
純正品との違い
純正品は高性能で、互換インクはインクコストを節約したいときに使えるという違いがある。
| 項目 | 純正品 | 互換インク |
|---|---|---|
| 価格 | 少々高い | リーズナブル |
| 品質 | 長期間保管でき、プリントしたものを保管しておける。印刷物の彩度が高い。 | インクを読み取れないなど、純正品より性能が落ちる場合も |
| プリンタメーカー保証 | 対象 | 対象外の場合がある(インクメーカーが保証する場合もあり) |
安い互換インクカートリッジの価格比較
| 互換インク型番 | 対応メーカー | セット内容 | インク革命 | インクラボ | ecorica | 最安価格 | 1色あたりの目安 | 安さの評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| KETA-5CL | エプソン | 5色セット | ¥5,380 | ¥2,480 | ¥- | ¥2,480 | 約¥496 | 安い |
| MUG-4CL | エプソン | 4色セット | ¥2,380 | ¥1,580 | ¥2,754 | ¥1,580 | 約¥395 | かなり安い |
| LC411-4PK | ブラザー | 4色セット | ¥3,000 | ¥2,480 | ¥2,716 | ¥2,480 | 約¥620 | 標準的 |
| IC6CL80L | エプソン | 6色セット | ¥3,690 | ¥1,680 | ¥3,357 | ¥1,680 | 約¥280 | 非常に安い |
| SAT-6CL | エプソン | 6色セット | ¥3,200 | ¥2,680 | ¥3,520 | ¥2,680 | 約¥447 | 安い |
| BCI-381XL + BCI-380XL | キヤノン | 5色セット | ¥4,110 | ¥2,980 | ¥6,820 | ¥2,980 | 約¥596 | 安い |
※価格は2026/07/08 14:56時点の参考価格です。販売価格は変動するため、購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。
※1色の目安は、最低額をセット色数で割った参考値です。印刷コストは、インク容量・印刷内容・用紙サイズ・カラー画像の割合で異なります。
互換インクのメリデメ
長所と短所を表でまとめています。結論を先に言ってしまうと、問題が起きないとは言い切れないですが、不良品は少ないです。(何度も利用していますが、いまだにプリンターが壊れたことはありません。)リサイクルで洗浄して再生したタイプは、カートリッジ自体が純正品だからです。
たとえばエコリカ製のカートリッジでは、家電量販店などで使い終えたインクを収集する専用回収箱が設置済みです。
| 長所 | 短所 |
| 価格がリーズナブル | 色の精度が純正品より低い場合がある |
| 種類が充実 | メーカー保証がない場合がある |
| 資源消費を減らせる | 互換インクを使用することで、プリンター本体が壊れる可能性がゼロではない。 |
互換インクカートリッジの選び方
①対応機種をチェック
プリンターの対応機種が合うか、互換インクが自分の機種で使えるか調べます。適応しなければ使えないため、基本ながら欠かせないポイントです。
扱うメーカーは販売店ごとに異なります。エプソン・キャノン・HP・ブラザーのインクには、ほとんどの互換インクメーカーで対応しています。ただし、プリンター機種ごとに扱いのない型番もある。探すときは、互換インク業界でエプソンを「EP社」と表記するケースがある。
②インクの色数
インクの色数は、プリンターごとに違いがある。互換インクには、基本の4色+黒2色の構成や、自由に色のセットを選べる商品もある。
たとえば、MUG-4CLはエプソンの対応インクで純正では4色パックですが、互換性ではブラックが1本余分に付いた5本セットなどがある。
一方で、減っている色だけ注文できる商品もあるので、必要な色が含まれているか注意です。また、大容量タイプと通常の容量でも価格が異なります。
③印刷品質
低価格な製品の中には、仕上がりが低水準なものもある。口コミなどを参考に、一定の品質を保証した製品を選ぶ。互換インクは、純正品より耐久性や鮮やかさが低い場合がある。
④保証はあると故障に備えられる
インクメーカーごとに保証内容が異なる。万が一トラブルが発生した場合に備え、補償が用意された製品を選ぶようにします。
多くのメーカーでは、純正品ではないインクが故障の原因になった場合に保証しません。そのため、インクメーカーがプリンター本体を保証するか調べる必要があるので、必ず保証サービスを確認しておいた方が安心です。
人気の互換インクカートリッジのメーカー8選
①インク革命【専門ショップ】

出典:インク革命.com
「インク革命」は互換インクやトナーを扱う専門のメーカーです。工場は品質のISO9001を導入しており、一定水準の品質。純正品と同じように使いたい人に適する。
注文から到着までが速く、19時までの注文は即日発送です。
万が一、プリンタが壊れたら修理費用を支払う「プリンター本体の保証」が付いています。ISO9001認証の工場で生産されているため、品質が高いのも評価のポイント。純正インクとの併用もできます。
取り扱いインクカートリッジ:エプソン・キヤノン・ブラザー・HP・RICOHなどがある。種類が充実しており、別の販売店で見つからないときも適合品を探せます。
また、インク革命(Amazon)でも扱っています。
選ぶポイント:
人気の互換インク通販ショップ
- プリンター本体の保証がある
- 人気の通販サイトで、対応品を探せる
②JIT【再生インク】

JIT(ジット)のAmazon限定レイワインク。Amazonから早く発送されれば、納期が短い点も利点です。
回収カートリッジを工場で再生したのち、リサイクルインクで販売しています。
インク残量の表示は対応した再生インクと非対応品の両方があり、型番ごとに違うので必要な場合は調べてください。
万が一、プリンタ本体が故障した場合には無償修理の保証がある。安心して互換インクを使いたい方に適する。
選ぶポイント:
印刷で高コスパの容量インクも
- 印刷をする枚数が多ければ大容量インクも選べる
- 日本で生産したインクカートリッジで品質管理も安心
③インクのチップス【詰め替えもあり】

出典:インクのチップス
インクのチップスは、純正インクと同じぐらい色あせしにくい発色がウリです。カートリッジにICチップが付いていて通常通りの使い方で反応しますが、もしトラブルがあった場合には1年以内は取り替えてくれます。
補充インクは純正品と違い、最大1.5倍の容量が入った商品もある。ブラックが2本ついてる商品や、補充用の詰め替えインクなども扱っています。
互換インクやトナーカートリッジの対応メーカーは、EPSON・Canon・brother・HPです。
ISO 9001のインク品質
ISO 9001によりインクの品質を管理しており、品質向上の仕組みがある会社です。ISO 9001の認定工場で生産されており、製品の品質を追求していく企業体質のメーカーといえる。
④ecorica(エコリカ) リサイクルインク

ecorica(エコリカ) は家電の量販店などにも置かれており、インクカートリッジの再生品が販売されています。
回収したカートリッジを回収BOXによりリユースし、リサイクルインクで販売されています。資源を有効に使う製品です。
リサイクルインクに加えてトナーも扱う。互換性のあるメーカーはキャノン・ブラザー・エプソン・HPなど。純正品のインクと同時に印刷ができます。
互換性の高いインク
互換性が高いリサイクルインクにより、純正メーカーに続いてシェアが高い。
⑤森のくまのインク屋さん

森のくまのインク屋さんでは、届いたインクが不良で使えない場合には返金の対応をしています。
森の保全のために寄付をしており、森林保全に取り組む販売店です。
メーカーは、キャノン用互換インクや、エプソン・HP・Dell・RICOH・ブラザーなどを扱っています。京セラなどのトナーもあるので、レーザーの互換トナーを探す方は見てみてください。
こちらの販売店では、領収書は法人名義にも対応し、会社で使う人に適する。
⑥インクラボ【品質管理のインクカートリッジ専門店】

インクラボは、徹底した品質管理のインクカートリッジ専門店です。
長期間の印刷物の保管であっても、純正品ほどではないですが退色が少ない。また、リーズナブルな価格で製品を提供しています。
保証は商品の販売金額以下なので、プリンタ本体の保証までカバーしたい方は注意です。
支払い方法が非常に充実し、自分の好きな決済がある人は快適に処理できます。
法人向け
法人向けで使え、売掛で互換インクを利用できる
⑦Plaisir(プレジール)【プリンターの3年保証】

Plaisir(プレジール)の互換インクは、一定水準の品質で印刷することができます。
コスパに優れているので予算を下げたい人に適する。純正品と比べれば多少の違いはあるが、発色も遜色ない仕上がりです。
キヤノン・エプソン・ブラザーに対応しており、メーカーごとに多彩なラインナップがある。エプソン用のトナーカートリッジは種類も多く、使っているプリンタ製品で互換インクが見つからない人は探してみてください。
互換インクは知名度があり信頼性が高く、プリンター本体は3年間の保証されているので安心。
検証された色味
印字の品質も国内基準で試験済みのため、互換インクにも高品質を求める方に適する
⑧インクナビ【リーズナブル】

インクナビは価格がリーズナブルで、純正インクのおよそ半分ぐらいのコスト。コストが安くなるため、プリンターを頻繁に使う人には利点を感じる。大量に印刷する場合に便利です。
プリンターのインクカートリッジはキャノン/エプソン/ブラザー用/HP(ヒューレット・パッカード)用などのメーカーを扱っています。
品質が高く、純正品と同じように粒子が細かいインクを使うため、詰まりにくい仕様です。
おわりに
互換インクは、純正品と比べて価格が安く、経済的なことから人気が高まっています。しかし、品質や種類が充実し、どれを選べばいいか悩む方も少なくありません。ほとんどのメーカーではトラブルなく印刷ができますが、保証や品質に違いがあるので、内容を把握したうえで選んでください。
このページで紹介した情報を参考に、ご自身のプリンターに合った互換インクを選んでみてください。
また、印刷中の汚れなどはプリンターヘッドのクリーニングで改善できる場合もある。ヘッドの穴の目詰まりが起こってしまう場合に対処してみてください。細い文字の掠れ具合など、互換インクに取り替える前に品質を事前に調べれば、不具合や異常が起きたときに要因を特定できる。
※保証内容は変更の場合があるので、インクを注文する前にご確認をお願いします。
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