ボーカル用マイクのおすすめ製品をご紹介しています。
ライブで歌をきれいに収音するには耐久性のあるダイナミックマイクを使うことがポイントです。また、録音するならコンデンサーマイクを使うようにします。
正面に感度があるカーディオイドの指向性マイクが一般的です。人気の商品から定番のマイクまであり製品を選ぶときに、どうぞご参考ください。
便利なナビゲーション
- ボーカル用マイクの選び方
- ボーカル用マイクのおすすめ
- SHURE ダイナミック マイクロフォン BETA58A
- SHURE SM58 ボーカルマイク / プロ用
- TASCAM TM-80 コンデンサーマイクロホン
- オーディオテクニカ AE6100 ダイナミックマイクロホン
- RODE ( ロード ) M1 ダイナミックマイク / ライブ用
- SHURE KSM8 ボーカルマイクロホン
- Audix OM6 ハンドヘルド ダイナミックマイク
- SENNHEISER E945 ボーカル用マイク 超単一指向性
- beyerdynamic ベイヤーダイナミック TG-V70DS
- audio-technica(オーディオテクニカ) AT2020 コンデンサーマイク
- AKG P220 Project Studio Line
- audio technica (オーディオテクニカ) AE3300 / コンデンサー マイク
- コンデンサーマイク MPM-1000 888M
- ボーカル用マイクまとめ
ボーカル用マイクの選び方
指向性で選ぶ
ボーカル用マイクでは単一指向性(カーディオイド)のマイクを選ぶようにします。
単一指向性はマイクの正面からの感度が強く収音することが特徴です。全指向性と違い1つの方向から音を取り込みます。
周囲の音が入らず、歌声だけを録音したいときにおすすめです。注意点としては、角度をつけないように真っ直ぐに入れるほうが安定します。
ダイナミックマイクとコンデンサーマイク(USB)の違い
ボーカル用には、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクがあります。
ダイナミックマイクは耐久性があり、ボーカルがライブで歌うような場合に、手で握って歌うときに使われる場合が多いマイクです。ライブでPAマイクとして使われるのはダイナミックマイクがほとんどです。
コンデンサーマイクの場合は感度が高く、ダイナミックマイクと比較すると繊細です。録音するような場合に使われることが多い種類です。ミキサーに接続をしてDTMやDAWのようなソフトでデジタル作曲する場合にもおすすめです。(接続する端子に注意です。)
USBの場合にはパソコンに接続をすることができます。
ノイズが入らないポイント
ノイズが入らないようにするには、息によるノイズと振動によるノイズをおさえることがポイントです。
息によるノイズは、ポップフィルターをマイクの前に取り付けることで、ポップ音を抑えられます。
また、振動はショックマウントを使うのが一般的です。衝撃をおさえるだけでなく、マイクを握らずに収音することでハンドノイズもありません。
ボーカル用マイクのおすすめ
SHURE ダイナミック マイクロフォン BETA58A
SHURE (シュアー)のダイナミック マイクロフォンでBETA58Aです。
世界基準でプロも使える超単一指向性 (スーパーカーディオイド) のマイクでのボーカル収音に最適なモデルです。
迫力がある豊かな音質で中音域の伸びのあるサウンドが特徴です。パワフルな出力でノイズを抑えて、衝撃に強く耐久性に優れています。
● 選ぶポイント
- プロ向けでレコーディングに最適なSHUREのマイク
SHURE SM58 ボーカルマイク / プロ用
SHUREのSM58はボーカルマイクです。
歌うときにおすすめでライブやスタジオで使うのに最適。耐久性があり実績が豊富なマイクです。
指向特性はカーディオイドで出力インピーダンスが300Ωと高めでプロフェッショナル向けの仕様になっています。
ダイナミックマイクでスイッチが無いシンプルなタイプです。ハンドヘルドマイクロフォンでは定番ですね。
価格は2万円以下で、他の製品と比べてもっと安い製品もありますがコスパが良い機材だと思います。(価格は税込み 13,000 円で、2024年11月15日23:17の時点)
スペック
- 製品型番:SM58-LCE
- 再生周波数帯域:50 Hz - 15 kHz
- 感度(1 kHz):-54,5 dBV/Pa / 1,88 mV/Pa
- コネクター:XLR3ピン、オス
- 寸法:φ51 x 全長165mm
- 重量:298 g
● 選ぶポイント
- ボーカル向けで歌声を集音するのに最適
TASCAM TM-80 コンデンサーマイクロホン
TASCAMのコンデンサーマイクロホンでTM-80です。
単一指向性(カーディオイド)で18mmのダイヤフラム(振動板)を内蔵しており、ボーカル用として使えるほか、アコースティック・ギターや管楽器などの用途で使用できます。また、耐音圧が136dB SPLと高いのでドラムの収音も可能です。宅録で曲を作ったりするときに欲しくなる商品ですね。
サスペンションやケーブル、スタンドがセットになっています。
● 選ぶポイント
- スタンドやケーブルがセットになったコンデンサーマイク
オーディオテクニカ AE6100 ダイナミックマイクロホン
audio-technica(オーディオテクニカ)のダイナミックマイクロホンで「AE6100」です。
ボーカル用にチューニングされており高音域の輪郭のあるサウンドです。単一指向性と違いハイパーカーディオイド特性なのでハウリングに強いのが特徴です。
Dual Acoustic Chamberによりハンドリングノイズを軽減する仕様になっています。
コンサートなどでも使える頑丈な設計。音楽ライブで歌うアーティストにおすすめです。
>>audio-technica(オーディオテクニカ) マイク
スペック
- 製品型番:ダイナミック型
- 指向特性:ハイパーカーディオイド
- 周波数特性:60~15,000Hz
- 感度(0dB=1V/1Pa、1kHz):-55dB
- 出力インピーダンス:250Ω平衡
- 重量:310g
● 選ぶポイント
- ボーカル専用のダイナミックマイクロホン
RODE ( ロード ) M1 ダイナミックマイク / ライブ用
RODE (ロード) M1 ダイナミックマイクです。
低ハンドリングノイズが特徴で、ポップフィルターを内蔵しているためライブ用として、ステージでパフォーマンスをするのにおすすめです。
コネクタはXLR3ピン(オス)に対応しています。耐久性がある仕様になっているのが魅力ですね。
スペック
- 単一指向性
- 周波数特性:75Hz-18kHz
- 出力インピーダンス:320Ω
- 感度:-56dB +/- 2dB re 1V/Pa (1.6mV@94dB) @ 1kHz
- サイズ:径51mm、長さ171mm
- 重量:360g
● 選ぶポイント
- ポップフィルター内蔵のダイナミックマイク
SHURE KSM8 ボーカルマイクロホン
KSM8 Dualdyne™ カーディオイド・ダイナミック・ボーカルマイクロホンです。
広帯域にフラットで不要な音源を除去することで歌声を明瞭に収音します。
デュアルダイアフラム設計でボーカルを忠実に収録。ダイアフラムがアクティブとパッシブ各1枚ある2枚の構造になっているのが特徴です。
性能が高くプロ用の高級ボーカルマイクとしておすすめです。
● 選ぶポイント
- ボーカルに忠実なシングル・カーディオイド極性のマイク
Audix OM6 ハンドヘルド ダイナミックマイク
Audix OM6 ハンドヘルドダイナミックマイクで、ハイパーカーディオイドポーラーパターンです。
スプリングスチールグリルを採用しています。高域の抜けの良さから、女性ボーカリストで使っているかたが多いようですね。最大140dB SPLで歪みにくく収音することができる製品です。
● 選ぶポイント
- 耐久性があり音のバランスの良いマイク
SENNHEISER E945 ボーカル用マイク 超単一指向性
SENNHEISER(ゼンハイザー) E945はボーカル用マイクで、指向性の高い超単一指向性(スーパーカーディオイド型)です。
ショックマウントカプセルを内蔵しておりフルメタルボディです。ハンドリングノイズを低減してライブでのパフォーマンスの影響も受けにくいですね。
楽器にまけないボーカルを表現したいときに最適です。幅のある周波数レスポンスに対応しています。
● 選ぶポイント
- 広いダイナミックレンジがあるSENNHEISERのマイク
beyerdynamic ベイヤーダイナミック TG-V70DS
beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)のダイナミックマイクでTG-V70DSです。
ON/OFFスイッチを搭載しており、ライブボーカルマイクとして使用するのに最適。
ハイパーカーディオイド特性で低いフィードバックでも声を拾えて高音質です。ハウリングしにくいのもポイント。レコーディングスタジオで声を録るのに最適なマイクですね。
スペック
- 狭指向性
- 周波数特性:25Hz-18kHz
- 出力インピーダンス:280Ω
- 感度:3.2 mV/Pa = -50 dBV +/-2.5 dB
- 出力コネクター:XLR3ピン(オス)
- 付属品 マイククランプ、専用ケース
● 選ぶポイント
- スイッチ付きのライブ用ボーカルマイク
audio-technica(オーディオテクニカ) AT2020 コンデンサーマイク
audio-technica(オーディオテクニカ)の人気があるコンデンサーマイクロホンでAT2020です。スタジオクオリティーでコスパが良いのが特徴。
幅広い周波数特性で20~20,000Hzに対応した単一指向性マイクです。サイドとリアの収音を抑えて、正面からの声を収音することができます。
接続コネクターはXLR-MコネクターでDTMや宅録をするかたにおすすめです。(PCで動画配信やポッドキャストなどを行うかたは接続方式に注意です。)
※DC48Vのファンタム電源が必要になります。
スペック
- 製品型番:AT2020
- 型式:バックエレクトレットコンデンサー型
- 指向特性:単一指向性
- 周波数特性:20~20,000Hz
- 感度 (0dB=1V/1Pa、1kHz):37dB
- 最大入力音圧レベル (1kHz THD1%):144dB S.P.L.
- 出力インピーダンス:100Ω平衡
- 付属品:専用スタンドマウント、マイクポーチ、変換ネジ
- 重量:345g
選ぶポイント:
XLR接続
- エントリークラスで初心者にもおすすめのマイク
AKG P220 Project Studio Line
AKG(アーカーゲー)のP220 Project Studio Line コンデンサーマイク。ライブでも使える堅牢性の高いデザインです。
マイクの指向特性は単一指向性のカーディオイドで、音源を狙って原音を繊細に収音できます。大口径の1インチ・ダイヤフラムによりボーカルや管楽器などに最適です。
ローカットフィルターと20dBのパッドを搭載しています。また、ケースが付いており持ち運びや保管をするときに便利です。
スペック
- 製品型番:P220
- 周波数特性:20Hz~20kHz
- XLR 3ピン
- 最大音圧レベル:135dB SPL (パッドOFF、THD 0.5%)
audio technica (オーディオテクニカ) AE3300 / コンデンサー マイク
audio technica (オーディオテクニカ) AE3300のコンデンサー マイクです。
フラットな周波数特性で、滑らかにボーカルの表現を再現します。マイクスタンドで必要になるマイククランパー(AT8470)が付属しています。
実際、レビューでのコメントではボーカル用と選択されている方もいますね。ハウリングしにくい仕様になっているため、ライブステージでも使える機器です。
スペック情報
- 指向性:単一指向性
- 感度(0dB=1V/1Pa、1kHz):-42dB
- ローカット:80Hz,12dB/oct
- 周波数特性:30~18,000Hz
- 重量:300g
コンデンサーマイク MPM-1000 888M
マランツプロ「MPM-1000 888M」は、単一指向性のコンデンサーマイクです。大口径のダイアフラム・コンデンサーマイクで周波数が20Hz〜20kHzまでワイドに対応しています。
ウィンドスクリーンとスタンドが付いているので卓上ですぐに使えるのが魅力ですね。
コネクタはXLR端子で48Vファンタム電源のタイプ。ケーブルが付属しています。
スペック
- サイズ:約165 x 48mm
- 重量:約300g
- インピーダンス:Output:200Ω ±30%(@ 1 kHz)、Load: ≥1000Ω
選ぶポイント:
配信で便利なマイク
- ライブ配信などに便利なスタンド付きマイク
ボーカル用マイクまとめ
カーディオイド(単一指向性)のボーカルマイクの場合は、正面に感度があり背面からは音が入りにくいのが特徴で、ボーカル用やスピーチ用として使われています。
自宅で弾き語りをして録音をするような場合には、ポップフィルターが付いているタイプが最適。マイクで収音する環境を作るのは大事です。
ただし、パソコンで動画の配信をするような場合には、接続が大丈夫か把握しておきましょう。
ボーカリストなら自分のお気に入りのマイクが1つあると良いですね。
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