「Echo Show 10(エコーショー10)」はAmazonの10.1インチディスプレイを搭載したスマートスピーカーです。第3世代は第2世代と違い350度回転するのが特徴で、ビデオ通話などで部屋を移動すると画面の正面が自動で動いて向き調整されます。スピーカーは2chになったことで音質に厚みがでており魅力的な仕様になっています。
レビューやEcho Showシリーズの比較表もあるのでご参考ください。
便利なナビゲーション
Echo Show 10の特徴
出典:Amazon
モーション機能が便利
Echo Show 10の特徴は追いかけるスクリーンで、動いて移動した場合にはスクリーンが向きを自動的に調節。モーション機能は首振りのことで、350度カバーしており左右に175度までそれぞれブラシレスモーターにより回転駆動します。
また、ビデオ通話中に自分が映るようにフレームインするようなフレームイン機能が搭載されているのも便利。カメラカバーなどを搭載しているのでプライバシー保護機能もあり安心です。使い方としては実家と連絡をとる用途で使用しているという感想もレビューにあります。
Alexaに対応
Alexaに対応しておりスマートデバイスを声で操作できるようになっています。「アレクサ、○○して」と話しかけるだけで、スマートに使えるのもポイント。タイマーや天気などできることが多いので生活で便利です。また、Zigbee対応のデバイスを設定することができます。
ビデオ通話
カメラは画素数が高い13メガピクセルの高解像度なフロントカメラを搭載しています。カメラにはカメラカバーが付いているので撮影しない時には閉じておけるのが便利です。
プライバシー機能はEchoシリーズ全てに搭載されている基本的な機能になっています。
マイクの感度は以前のモデルの方が良いという口コミもちらほらあります。今後のアップデートで改善されると良いですね。
動画の視聴
出典:Amazon
動画の視聴は、映画ならPrime Video、Netflixを視聴できます。Hikari TV、Paraviなどの動画配信サービスにも対応しており好きなコンテンツを楽しむのに最適です。
音楽ではAmazon Music、Apple Music、Spotifyを再生できます。曲を再生すれば歌詞がわかるようになっておりアルバムも表示できます。サービスを利用する場合には別途契約が必要ですがAmazon Musicの場合にはプライム会員なら追加料金がなく200万曲が聴き放題です。
10.1インチ ディスプレイ
出典:Amazon
大画面のスマートディスプレイを備えており10.1インチのサイズ。ディスプレイ解像度はWXGA(1280x800ピクセル)で高精細です。ALS RGB センサーを内蔵しており自動色彩調整機能を搭載しています。
自動回転機能のほか、手動で上下の角度調整もできるようになっています。
スマートフォトフレームではホーム画面にて、思い出の写真や、お気に入りの画像を表示することが可能です。周囲の光を検知できるため、部屋の明るさや光源に合わせてフォトフレームの色調が調整されるようになっています。
スピーカーは音楽を聴ける音質
スピーカーは2.1chで音楽を聴くのもEcho Show 10の魅力の1つです。プレミアムな音質で中域から高域まで再生。1.0インチツイーターを2つ内蔵しているステレオスピーカーです。また、低音を再生するための3.0インチウーファーを内蔵しているのも特徴です。
Echoシリーズで比較をするとウーファーを搭載しているのは「Echo Show 10」のみの仕様になります。そのため、低い音も出力できますね。
接続方法
接続方法はWi-FiまたはBluetoothに対応しています。まず買ってから必要になる作業ですが、基本的には無線LANで802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz)でインターネットにつなげればセットアップは完了です。
Bluetooth接続はスマートフォンに入っている曲を流したい場合にペアリングできます。A2DPプロファイルやAVRCPプロファイルをサポートしているので曲の再生や停止を音声コントロールできます。
Echo Show 10のおすすめ
Echo Show 10 (エコーショー10) 第3世代
発売日
Echo Show 10 第3世代の発売日は2021年4月14日です。通話するときに画面が正面に向きが調整される機能を付いており、自動でフレームに入るので簡単です。最新モデルを使いたいかたにおすすめの機種ですね。
カラー
色はグレーシャーホワイトまたはチャコールから色を選べます。ディスプレイとスピーカーの本体部分の両方とも色は統一されており、部屋のインテリアに合わせて選べるのが良いですね。
ちなみに、家電を操作する場合には、スマートリモコン付き製品も選べます。
価格は2024年03月14日19:50の時点で、税込み33,960 円です。
Echo Show 10 スペック
←比較表はスクロールできます。→
Echo Show 10 | 第3世代 |
---|---|
サイズ | 251 mm x 230 mm x 172 mm |
重量 | 2560 g |
ディスプレイ | 10.1インチタッチスクリーン |
カメラ | 13メガピクセル |
スピーカー | 1インチツイーター×2、2.5インチウーファー |
接続 | Wi-Fi / Bluetooth |
Alexaアプリ | iOS、Android、Fire OS(一部パソコン) |
CPUプロセッサ | MediaTek 8183 メインプロセッサ及びAmazon NNA 補助プロセッサ Amazon AZ1 Neural Edge 補助プロセッサ |
サポート機能 | Alexa字幕サポート、色の補正機能 |
プライバシー機能 | ウェイクワード検出技術、通知用インジケータ、 マイク/カメラ オン/オフボタン、内蔵カメラカバー、 音声録音の確認および削除、モーション機能の有効化/無効化など |
モーション機能 | ◯ |
同梱内容 | Echo Show 10(本体)、電源アダプタ(30W)及びケーブル(1.5m)、 回転幅テンプレート、クイックスタートガイド(説明書) |
サステナビリティ | 低電力モード搭載。再生利用プラスチック30%使用、再生利用ファブリック100% 使用、 再生アルミダイカスト100%使用 |
スマートホームハブ | Zigbee |
保証 | 1年間保証(オプションで延長保証もあり) |
※価格は変動するのでAmazonの販売ページにてご確認ください。
Echo Showシリーズ5・8・10どっちがいい?
Echo Show 10とEcho Show 5、Echo Show 8の性能を比較をしています。
一番の大きな違いは画面の大きさです。1m以上の距離で見るなら10.1インチのEcho Show 10が大きいです。
サウンドではEcho Show 8は他の2つのデバイスと違って2.0インチのスピーカーを搭載しています。価格が安くコンパクトなのはEcho Show5で、アラームなどで便利ですね。
←比較表はスクロールできます。→
Echo Show 比較 | Echo Show 5 | Echo Show 8 | Echo Show 10 |
---|---|---|---|
世代 | 第2世代 | 第2世代 | 第3世代 |
デザイン | |||
価格 | ¥ 8,980 | ¥ 14,980 | ¥ 33,960 |
ディスプレイ | 5.5インチ タッチスクリーン |
8インチ タッチスクリーン |
10.1インチ タッチスクリーン |
モーション機能(画面回転) | × | × | ◯ |
自動フレーミング機能 | × | ◯ | ◯ |
サウンド | 1.6インチ x 1 | 2.0インチ x 2 | 1.0インチ×2 + 3.0ウーファー |
カメラ | 2MP | 13MP | 13MP |
サイズ | 幅148mm x 高さ86mm x 奥行73mm |
幅200mm x 高さ130mm x 奥行99mm |
251 mm x 230 mm x 奥行172 mm |
重量 | 403g | 1037g | 2560 g |
※価格は2023年05月16日20:41の時点での参考価格です。変動するのでAmazonの販売ページにてご確認ください。
Echo Show 10のレビューと評価
良いところ
10インチのHDスクリーンは大きめ画面で色が鮮やか。自動的に向きが変わるので、いつも正面から見られるのは便利です。
コンパクトなスピーカーながら2chのオーディオで幅広い音域のサウンドを楽しめます。
外出先から部屋の様子を見られるので見守りカメラのような使い方もできますね。
気になるところ
マイクの感度はやや低いという口コミが多いです。アレクサのレスポンスのスピードにはあまり期待しないほうが良いかもしれません。
まとめ
Echo Show 10は350度の回転ができるのが特徴で被写体が動いても追いかけて撮影ができます。
監視カメラのような使い方は難しいですが、外出先から見回すことができるのが面白いところ。Alexaで離して音声操作するのも便利。ちなみに日本のモデルもZoomでの通話に対応するようになっています。
以前のモデルに比べてサウンドも強化されているので音楽や映画などエンターテイメントも楽しいですね。
Echo Show 10の関連情報
Amazon Echo Dot スピーカー