自炊用の裁断機おすすめ13選

書籍を電子化する自炊用裁断機のおすすめ機種をご紹介しています。
ペーパーカッターなら何冊もデータ化するときに効率が高く便利。漫画を自炊をして、データにすればタブレットなどで読むことができます。

厚い本までカットできる業務用の大型タイプや、家庭用のコンパクトなタイプなどがあり、選び方もご案内しています。

目次より探す

裁断機で自炊をする
裁断機の選び方
裁断機のおすすめ13選
製品についてひとこと

裁断機で自炊をする

裁断機があれば業者に頼まずに自分で自炊ができるようになります。

作業としてはカバーを外して裁断できる厚みに裂いて裁断していきます。カッターマットとカッターで、1冊あたり5分もあれば裁断できます。
本棚にある文庫や漫画など書籍はすべてスキャナーでPDFに電子化すればタブレットで読書できます。

裁断機の選び方

押切式とロータリーカッター

裁断機にはハンドルをテコの原理で、押して紙を切るタイプと、丸い刃が付いておりスライドでカットする、回転刃のロータリーカッターがあります。切れる枚数も違うので、作業性も変わります。

回転式の方が安全性が高いですが、押切タイプの方が1辺にカットできる枚数が多く、切り屑が出にくい特徴があります。
多くの本を自炊するなら押切式がおすすめ。

大きな怪我を防止するなら回転刃です。厚紙には適していません。

サイズ

By：カール事務器(CARL)

サイズはA4サイズやA3サイズが多いです。
A2、A1、A0に対応している裁断機もありますが、抑えの無いタイプになります。

書籍や雑誌を自炊するならA3サイズが適しています。家庭用で自宅に置いておくなら小型のタイプなら場所をとらずに置いておけます。

大型の裁断機は枚数をまとめてカット

大型の裁断機は枚数をまとめてカットできるのが特徴です。一度に何枚断裁できるかのは自炊時に効率が変わってくるので選ぶポイントになります。
40枚ぐらいから200枚まで裁断機によって違いがあり、家庭用の裁断機は枚数が少なく、業務用では枚数が多く切ることができます。
注意点としてはまとめて裁断できるタイプでも背表紙の近くで曲がってカットされることもあるので、200枚ぐらいが限界でしょう。

刃交換

押切の裁断機のは、使っていると少しづつですが刃が摩耗してきます。およそ、耐久性はおおよそ2000回ぐらいで、刃を交換するタイミングがきます。ですので分厚い本のように裁断可能枚数が多くても、いずれ刃交換があるため交換しやすい方がいいでしょう。

スライダー式のディスクカッターの場合には、滑らかに動かなくなったら刃受マットを交換するメンテナンスが必要で、切る方式も確認するのがポイントです。

あまり、交換したことがないはじめて使う人は、プラスの「PK-513LN」がおすすめ。

裁断機のおすすめ13選

ナカバヤシペーパーカッター A4 / 裁断幅335mm

製品名	ナカバヤシペーパーカッター A4 NSD-KA4BK 黒
メーカー	ナカバヤシ Nakabayashi
タイプ	A4対応ペーパーカッター（手動裁断機）
対応サイズ	A4プリントや写真、本のA4裁断に対応
裁断	最大裁断幅335mm（A4長辺をまるごとカット可能）コピー用紙10枚 64g/m2目安
本体寸法	約W336×D535×H298mm
取付用ガード	◯

特徴:裁断時のガード付き

裁断幅335mmのA4に対応している作業テーブルで、本や雑誌のA4プリントを長辺方向までしっかり裁断できる
コピー用紙10枚 64g/m2目安の裁断能力があり、自炊前の本やプリントをまとめてカットする回数を減らせる
印画紙2枚やハガキ2枚 200g/m2台の厚めの紙にも対応スキャン前処理にも使える
重量が約1.7kgの軽量で、家庭やオフィスの机の上でも持ち上げて位置調整しやすい
紙を押さえて安定した裁断を行いやすい
刃の前面を覆うガードを取り付ける構造で、裁断時に手が刃へ触れにくく安全性を高めている
縦ガイドと目盛付きテーブルにより、A4本のノド部分や雑誌の特定位置を定規なしで合わせやすい
テーブル寸法W305×D350mmで、家庭用スキャナーの横に置いてもスペースを取りすぎず設置しやすい
付属のドライバーとネジでガードを固定でき、購入後すぐに安全性のある加工ができる
樹脂が多い構成のため、金属製大型裁断機よりも持ち運び時の机や台へのキズを抑えやすい

プラス裁断機自炊 A4 コンパクト PK-213 26-366

PLUS(プラス)の自炊向けの裁断機でコンパクトな「PK-213 26-366」です。
A4サイズの用紙で約60枚まで(厚み5.5mmまで)断裁できます。漫画の単行本だと200ページぐらいあるので3～4回に分けて断裁できます。裁断幅は299 mmまでのサイズでA4の長辺までカットできます。

断裁位置に赤い光でカットラインのあたりを付けて、位置がずれずにカットが可能。ガイドが付いているので位置合わせがしやすく、ハンドルは軽い力で断裁が可能です。
替刃と受木のセットを選ぶこともできます。

安全カバーが付いており、指を保護して刃先に触れない設計になっています。

仕様

サイズ:幅 455mm × 前後 120mm × 高さ 190mm
重さ:約5.4Kg

選ぶポイント:

家庭用の大きさ

コンパクトで自炊にぴったりな断裁機

Amazonで見る

カール事務器裁断機 A3対応ディスクカッター

CARL(カール事務器)の裁断機でA3サイズまで対応しているディスクカッターで「DC-230N」です。

安全性の高い回転式のペーパーカッターで、裁断枚数は40枚まで裁断できます。
裁断はハンドルで用紙を抑えてロックをしてズレないように固定してから裁断。
安全な回転式で、2往復から6往復ぐらい操作して紙をカットします。

自炊用として電子書籍化するのに使っているかたも多いです。

仕様

サイズ:幅 360 × 前後 610 × 高さ 80 mm
重さ:3.1kg

選ぶポイント:

コスパがいい裁断機

コスパがいい裁断機で2万円以下

Amazonで見る

カール事務器裁断機スライド式カッター A3対応 / 裁断厚8mm

カール事務器(CARL)のスライド式の裁断機で回転刃カッターの「XTM-500」です。
スリムなデザインですが、A3サイズまで裁断可能です。LEDライトを搭載していてカット部分を照らすことができます。
回転刃は通常品の2倍のサイズで直径60mmで、厚みは8mmまで裁断できます。

裁断力が高く断面がきれいに仕上がりやすく、裁断時には回転式の刃のため、素材がズレにくくカットできます。また、裁断方向にずれる場合には、裁断物の抑えもあります。裁断厚は8mmまでのため、書籍なら何回かに分けてカットするような裁断します。

用紙種類がコピー用紙の場合には、80枚までまとめて切ることができます。真っ直ぐ切れるので自炊用にもよいです。

特徴

LEDライトで手元を明るくして、切断前に手元が見やすい

Amazonで見る

DURODEX 自炊裁断機 STACK CUTTER 200DX / パーソナル断裁機

DURODEX(デューロデックス)の自炊向けパーソナル断裁機で「STACK CUTTER 200DX」です。

18 mmまでの書籍を裁断できるため本や雑誌など自炊するのにぴったりです。
赤い色のLEDでカットラインを表示して裁断できます。

国産でハイス鋼の刃を採用していて切れ味に優れています。サイズはA4、200枚まで対応しています。
まとめてカットできるので製本するときに便利です。収納するときには折りたたんでハンドルロックできます。

選ぶポイント:

A4対応の大型裁断機

文庫本なら一冊まとめて裁断できる(200ページまで)

Amazonで見る

プラス裁断機自炊 A4 PK-513LN

プラスの自炊向け裁断機で「PK-513LN 26-309」です。
光で裁断位置をマーキングが可能です。両手でハンドルを下ろすと裁断できるようになっており、操作と連動して紙を抑えて固定できる構造になっています。
約15mmまでの紙束の厚みまでカットが可能で裁断面がきれいです。
A4サイズまで対応しています。

消耗品の交換目安
受木は約2400回(約300回×8箇所)、替刃交換は160枚まとめてカットしている場合には約1200回使えます。

特徴:厚さ15mmの紙束を裁断

160枚ぐらいの単行本が1回で切れる

Amazonで見る

MAITZ 電動裁断機（CE-4315）/ 業務用 / 安全装置

MAITZ（マイツコーポレーション）の「CE-4315」は、安全装置がある電動裁断機です。

サイズはA3サイズまで対応しています。両手ハンドルで右手と左手の両方同時に操作しないと動作しないため安全性に優れています。

自動で裁断できる業務用で厚みは40 mmまで紙を重ねてカットできるため、作業効率が高い仕様。
会社で使うなどプロ向けにおすすめです。

選ぶポイント:

厚い本も楽な自動裁断機

40 mmまで電動でまとめ切りできる業務用の裁断機

楽天市場で見る

HFS(R) A3/A4裁断機大型ペーパーカッター

HFS(R)の裁断機「16167」です。サイズはA3やA4に対応していて、約3.5cmまで厚み(400枚)までの紙を切ることができます。
性能としては切れ味がよく、紙の切断面が綺麗でまとめてカットできるので効率的です。

画像のように幅が広く、大型のペーパーカッターでサイズは76.2 x 53.34 x 30.48 cm、重さは12kgあります。
作りがしっかりしているので会社や学校などで使うのによいです。

特徴

文庫本2冊まとめて裁断できる

Amazonで見る

リヒトラブスライドカッター M30 / A4タテ

リヒトラブのスライドカッター M30です。スライドレールにそって切る構造で、1冊切るよりも、数枚ずつカットします。

A4タテに対応していて、縦方向にカットします。820gで軽いため机でも作業できます。自炊のページ数が少ない人にぴったり。

替刃はカートリッジ式で、直線的にカットができる直線刃です。

Amazonで見る

ライオン事務器断裁機 A4

製品名	ライオン事務器事務用断裁機 PC-A4PN
ブランド	ライオン事務器
対応用紙サイズ	A4判長辺サイズ
裁断幅	300 mm
寸法	W404×D450×H164mm
位置決め	マグネット式紙あて定規

特徴

裁断幅300 mmでA4判長辺サイズの書籍の背を一度に断裁できるため、自炊前のカット工程をまとめて処理しやすい
PPC用紙180枚の裁断枚数に対応、厚めのマニュアルやテキストも分割回数を抑えてカットできる
赤色LEDによるカットライン表示機能により刃の通り道が視覚化されるため、カバーや余白のカット位置をミリで合わせやすい
マグネット式紙あて定規で背幅や余白の位置決めを固定できるため、自炊用にページ端の位置をそろえた断裁がしやすい
安全ロック装置が付いており、使用していないときの刃の不用意な下降を防げるため、家庭内や書斎での設置にも向いている
本体サイズW404×D450×H164mmと重量10.8 kgの事務用クラスの筐体により、机上に設置した際も動作中のガタつきを抑えやすい

コクヨ裁断機 A3 ロータリー式 / 丸刃

コクヨ(KOKUYO)の裁断機で「DN-T61」です。文房具では人気のメーカーです。
ロータリー式のペーパーカッターで円盤型のチタン加工刃が付いています。刃先の硬度2.5倍。

裁断幅は428 mmまで加工が可能でA3サイズまで対応しています。PPC用紙では40枚まで切ることができます。
通常の丸刃とミシン目刃の2種類が付属しています。

特徴

3.2kgと軽量な裁断機

Amazonで見る

スチール製裁断機 A4版

オープン工業の裁断器です。 A4版のサイズのため自炊の用途でも使用しやすい製品です。
スチール製でしっかりしたデザインなのが特徴。透明の紙押えやストッパーもあります。また、縦のガイドがありメモリを参考にしてカットできます。

裁断能力はPPC用紙の場合には約15枚まで対応しています。

他の製品と比較して、コスパがいいのが魅力です。
初めて断裁をするはじめて使う人にもおすすめです。

(¥12,128 ― 2025/12/02 04:31 時点、Amazon 調べ)

特徴

レバーは円弧の刃のため切れ味のよい裁断器

Amazonで見る

裁断機レンタル / 電子書籍化にぴったり

レンタルで電子書籍化にぴったりな裁断機とスキャナーの自炊セット。大型の裁断機は保管するところが必要になりますが、必要なときだけ使えます。
貸し出しから返却までの期間が短期で集中して本をスキャンして、断裁したいひとにおすすめです。

10冊以上の多くの本を自炊するとなると、なるべくまとめて半分に裁断済みの状態にして高速スキャンするような流れにしたいもの。

断裁機はPK-213で60枚までの厚みをカットできます。テコの原理で力をあまり入れずに切れる点がポイントです。

ゲオあれこれレンタルで見る

製品についてひとこと

自炊用の裁断機を解説しました。100枚以上まとめてカットできる機種もありますが、束にして切れる枚数が多いほど大きくなります。コンパクトな機種は枚数が少ないですが、両面用のスキャナーでも最大50枚までしか読み取りできないので、裁断とスキャニングを交互に行えば効率よくスキャンできます。

安全性で選ぶなら、ガードが付いているものを選択しましょう。また、上刃と紙押さえが連動して動くため、作業をスムーズにして効率に優れています。

厚い本を自炊する場合には、大きめの裁断機の方がページがバラけずにすみます。
家庭用や電動式の業務用裁断機など機種によって大きさもことなるので、移動するような場合には軽いタイプも便利です。

また、自炊用の裁断機はレンタルのサービスでも借りられます。厚い本も裁断できるので便利です。

つながるトピック

自炊用のドキュメントスキャナーが便利

書籍を裁断したらバラバラになったページをドキュメントスキャナーにまとめてセットします。
両面で読み込めるのでPDFなどに電子データ化していく時に便利です。
>>自炊のドキュメントスキャナー

▲記事のトップへ「裁断機」

自炊用の裁断機おすすめ13選｜人気機種

裁断機で自炊をする