パソコンの資格おすすめ16選|人気のスキル

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パソコンの資格は、事務職や専門スキルを使って就職する時に役立ちます。また、スキルアップをして受験をすれば面接で有利になります。転職で使いたい方もいるでしょう。

自分で独学で資格を学ぶには、書籍を使ったりスクールを利用するのも一つの方法です。
難易度はそれぞれ違いがあるので、継続して勉強できる資格を選択するとよいです。

どの職種に付くとしても、パソコンの資格は能力を証明できます。

おすすめのパソコン資格をご紹介していますので、迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。


こちらの記事ではおすすめ製品をご紹介しています。

パソコン資格の選び方

事務職の資格【転職にも有利】

事務職では表計算ソフトを使用したり資料作成をするスキルが必要になります。

とくに、事務職で転職にも有利になりそうなのがマイクロソフトのExcelやWord。就職活動をする時にはパソコンの操作ができることを、人事の方へアピールしやすくなります。エクセルは業種に関わらず使うことが多く、即戦力を求める企業で活躍できそうです。その他オフィスのソフトでは、プレゼンテーションをするためのパワーポイントの技術を求められることもあります。

IT業界であればエンジニアに関わる資格がおすすめ。いろいろな種類があるので自分に最も合いそうな資格が見つけてみてください。

どんな仕事に付くか、目指す業種によってぴったりな資格が変わるので、内容を把握も重要です。

初心者の方は難易度で選ぶ

パソコン資格は初めて取得する初心者の方は、難易度を確認するようにします。
難易度は資格によって違いがあり、3級は比較的とりやすく、2級や1級などは難しくなります。試験の範囲が広いほど覚えることも多くなるため、難関になってきます。
 
もし履歴書にのせるだけであれば3級でもよいですが、アピールするには1級の方がインパクトはあるでしょう。初級であっても基礎知識があることをアピールできます。

MOSの場合にはスペシャリストレベルは、難易度に2つの種類があります。「一般レベル」では基本的な操作が中心です。「エキスパート 上級レベル」では、データの扱いや分析まで出題されます。
文章や表の作成のような一般的なレベルから管理やマクロまで難易度は幅広いです。資格取得をするためには、できるところから少しづつ学んでいくことで知識も上っていきます。



仕事の実務に活かす

仕事に活かすのであれば、MOSやITパスポート試験は実用性が高いです。

企業で実務のスキルを上げたいというかたにもおすすめ。
独学で学んで合格するかたもいて、書籍を検討してみて自分の力だけで、できそうかどうか考えてみるのもいいでしょう。

業界別で活用できるパソコン資格

  1. 事務・経理・オフィスワーク: MOS Excel(エクセル)、MOS Word(ワード)、MOS PowerPoint、MOS Access、日商PC検定試験、日商簿記、VBAエキスパート
  2. ITエンジニア・システム開発: ITパスポート(国家資格)、LPIC(Linux技術者認定資格)、ITストラテジスト、情報処理技術者試験、ネットワークスペシャリスト、VBAエキスパート、パソコン整備士検定
  3. データベース・情報管理: データベーススペシャリスト、Accessビジネスデータベース技能認定試験、MOS Access
  4. 設計・製造・建築業界: CAD利用技術者試験、パソコン整備士検定
  5. Web・クリエイティブ業界: Webデザイナー検定、MOS PowerPoint(プレゼン制作)、MOS Excel(データ管理)
  6. セキュリティ・ネットワーク分野: セキュリティ関連資格(情報セキュリティマネジメント試験等)、ネットワークスペシャリスト、LPIC

それでは、早速、おすすめのパソコンの資格を紹介していきます。

パソコンの資格一覧 おすすめ16選

パソコン資格 MOS Excel(エクセル)

パソコンの資格で役に立つMOS Excel(エクセル)です。MOSとはMicrosoft Office Specialistの略です。

「MOS資格」はマイクロソフトが認定している資格で、普段エクセルをツールとして使っている方にぴったり。受験資格に規定はなく、難易度はそれほど難しくないため、独学をするかたも多いです。
レビューでは2週間ぐらいで合格しているかたもいるようですが、目安としては1日あたり2時間前後は勉強する時間が必要でしょう。スキルにもよるので初心者のかたなら半年ぐらいのスパンで考えたほうがよいです。

試験日は頻繁に行われており毎月のように試験を受けることができます。申し込みはおよそ2ヶ月前までに行います。また、合格の基準は550点~850点(1000点満点)といわれています。

出題範囲カバーできるような問題集で解説が掲載されており独学で勉強するのにおすすめです。
基礎力と実践力を付けることができます。
レビューでは模擬演習が多く合格できたという人もいます。

Microsoft Officeの資格・検定の売れ筋ランキングでは1位になっています。(2025年08月15日00:06の時点)

就職で役立つ

就職で役立つ資格で、求人の条件でMOS取得者を歓迎というような場合もあります。未経験の職種でも資格を保有していれば応募できるのであれば有利になるでしょう。MOSを求める仕事としては一般事務がほとんどです。そのため、マイクロソフトの人気の資格といえるでしょう。


パソコン資格 MOS Word(ワード)

MOS Word 365&2019 対策テキスト&問題集です。「よくわかるマスター」のシリーズ。MOSのWord(ワード)において文書に関連するパソコンスキルで、独学をするのにおすすめ。
Wordを学ぶわけは、ビジネス文書で必要なツールが理由です。

試験は一般レベルとエキスパートの上級レベルがあります。
一般向けで模擬試験プログラムをダウンロードすることもできます
 
学習方法としてはスキル確認をして計画を立てて模擬試験で力試しをする流れになります。
出題範囲のコマンドを暗記する必要もあるので、普段ワードを使っている方は基本操作がわかるので有利です。

試験は毎月のように実施していて、力が付いたらすぐに受験できるのもよいところ。

合格点は550~850点ぐらいとなっています。

パソコンの文章での実務力の能力

ショートカットキーも活用するため、パソコンの文章での実務力の能力をアピール


パソコン資格 MOS PowerPoint

MOS PowerPointは、プレゼンテーションの内容を変更や管理できるスキルを証明するための資格です。

つまり、試験の目的はプレゼンではなくパワーポイントの操作というところがポイントで、表やグラフを挿入する方法などが出題範囲になります。
レビューでは3日で合格できたという口コミもあり、PCが得意なかたなら挑戦する価値はあるでしょう。プレゼンをする仕事に就いた際に役立ちます。

 
基礎の知識を身に着けて模擬試験を行って効率よく進められる内容になっています。

実用性の高い資格

試験方法は試験会場にて実技試験になるので、実用性が高い資格といえるでしょう。(筆記はありません。)


パソコン資格 MOS Access

パソコン資格の「MOS Access 365&2019 Expert」です。Microsoft製品のAccessについて、データベースのスキルに取り組み始めたい方におすすめです。

基本から模擬試験まで学ぶことができます。試験は筆記試験ではなく、実技のためデータベースエンジニアとしての経験が重要になって試されることになるでしょう。そのため、書籍を見ながら、手を動かしながら覚えていくことになるでしょう。

人気シリーズの問題集のため、理解度も高まります。自分で勉強をして実力アップするための参考書としてぴったり。

データベースソフトウェア

テーブルやリレーションシップなどデータベースの作成から管理まで行います


パソコン 資格 日商PC検定試験

資格名 日商PC(データ活用)Basic
試験内容 Excelの基本操作(データの並び替えや順位の設定、条件に応じたデータ抽出、数式を使った計算、グラフの作成など)
試験時間 30分
合格基準 70点以上

特徴

  • Microsoft Excelを使ったデータ活用スキルを証明できる
  • 企業実務に対応する表計算操作を習得できる
  • 合否判定がすぐにわかるので、次のステップに進みやすい

おすすめしたい人

  • パソコン初心者で「Excelから」という人
  • 事務職や総務職を目指す方で、履歴書に書ける基礎資格を取得したい人
  • 転職や就職活動で、操作スキルを客観的に証明したい方
  • 短期間で資格取得を目指したい学生や社会人

商工会議所のパソコン資格で日商PC検定「データ活用」です。メリットは就職時にパソコンが使えますということが伝わるでしょう。

企業で扱う仕入れ業務のデータの扱いや販売業務の内容、財務諸表の分析まであり幅広いです。とくに経理では必要とされる場合が多い資格です。

3級、2級、Basicならそれほど難易度は高くありません。

実戦的のため独学でスキルが上がるため勉強する価値は高いでしょう。

実践的な内容

知識問題のないBasicをご紹介しましたが、求人の募集では日商PCの文章作成で3級以上という場合もあり、Basicより3級の方が就職の幅は広がります。会計や経理など事務で活躍したいかたにおすすめ


Python 3 エンジニア認定基礎試験

Python 3 エンジニア認定基礎試験
資格名 Python 3 エンジニア認定基礎試験
試験時間 60分
出題形式 選択式(全40問)
受験方式 CBT(Computer Based Testing)方式
合格基準 正答率 70%以上
受験料 一般:11,000円(税込)/学割:5,500円(税込)

特徴

  • Pythonの基礎スキルを証明できる民間資格で、副業や転職でアピール可能
  • 出題範囲はPythonインタープリタ、データ構造、モジュール、クラス、標準ライブラリなど
  • 全国の試験会場でCBT方式により随時受験可能
  • 試験終了後、その場で合否がわかるスピード判定

おすすめしたい人

  • 副業でWeb開発やデータ分析案件に挑戦したい方
  • プログラミング初心者で、まずは基礎を体系的に身につけたい方
  • Pythonを使った自動化ツールやスクリプト開発を仕事に活かしたい方
  • エンジニア転職を目指す未経験者や学生

PythonはWeb開発、AI、データ分析、業務自動化など多くの分野で需要が高く、基礎を学ぶことで副業案件の幅が広がります。公式対策書や過去問集を使った学習が効果的です。

↓公式問題集のサンプルが見られます。


ITパスポート試験(国家資格)

資格名 ITパスポート試験(通称:iパス)
試験時間 120分
受験方式 CBT(Computer Based Testing)方式
合格基準 総合評価点600点以上(満点1,000点)、かつ分野別評価点300点以上

特徴

  • ITパスポート試験は、ITリテラシーの基礎を証明できる国家試験。社会人や学生、業界未経験者でも受験しやすい
  • 例:システム開発技術、ネットワーク、セキュリティなど幅広く出題。
  • IRT(項目応答理論)に基づいたスコア制で、実力を正確に評価
  • 全国各地でCBT方式による受験が可能

おすすめしたい人

  • IT業界未経験で、基礎から知識を身につけたい人
  • 業務でITを活用する必要がある営業・事務・経理・総務職の方
  • 今後IT関連資格(基本情報技術者試験やMOSなど)も学んでいきたい人
  • 就職や転職で、IT知識を証明したい方

パソコンの国家資格でITパスポート試験で令和7年度(2025年)の最新版です。国家試験の資格ということになります。
独学で過去問するのにおすすめで頻出の過去問が掲載されている対策書です。

重要な用語がまとまっていて暗記するのに便利。試験の内容は、IT系のシステムや開発など幅広く、一般的な事務よりコンピュータを勉強する必要があります。


パソコン 資格 セキュリティ LPIC

パソコンのセキュリティ資格でLPICです。
世界的に共通の基準で認定しているLinuxスキルの資格でサーバーのエンジニアにとって勉強になる資格です。

勉強の方法としては書籍やWebの問題集を使って合格しているかたいるようです。
システムに関係する問題が多く初心者のかたには難易度は高いでしょう。


パソコン データベース 資格 - データベーススペシャリスト

データベースの資格でデータベーススペシャリストです。
パソコン関連の試験としては難しく合格率は14%前後です。
データベースのエンジニアが仕事で使う基本的な部分から言葉の意味など幅広く出題されます。
SQLを書けるひとでも難しいでしょう。


パソコン整備士検定

パソコン整備士検定は、ハードウェアの構成やウィルスの駆除・予防などに対応します。

3級の場合にはマザーボードから周辺機器まで、パソコンに関する一般常識が問われます。2級ではBIOSやOSに関わる部分、ルータやHUBのようなネットワークまで出題されます。1級ではサーバ運用設計から保守までシステム側のスキルが必要になります。

パソコン機器のメンテナンスやインストラクターのようなサポートする人材になりたい人にぴったり。


CAD利用技術者試験

2次元と3次元のCAD利用技術者試験でテキストと過去問題に相当した問題集です。
作図やコマンドなど基本的なシステムを学べます。
業種は幅広く図面を理解することで、ものづくりに関わる仕事で使えるスキルです。Windows、Mac、Linuxなど対応しているOSが多いのも特徴です。

設計をするCADオペレーター専門職です。準1級からは試験には図面の内容などが含まれます。

履歴書に書ける資格

合格後には履歴書に書けるので進路のはばが広がります。製図の割合が40%、CADプラットフォームよりシステムから60%の出題率です。


ネットワークスペシャリスト

ネットワークスペシャリストは、ネットワークシステムの企画をして保守を行う部分までを担う、IT技術で重要な技術のエンジニア向け試験です。

試験の課題として、ネットワークの構築をして維持する知識や能力を求められます。

過去問解説や本質的な知識まで解説していて、考えるプロセスがわかるようになっています。


Access ビジネスデータベース 技能認定試験

Accessのビジネスデータベース 技能認定試験は、サーティファイのビジネス向け能力認定です。
仕事の現場で実務を想定した内容の点が特徴になっています。実践の環境で、データベースのスキルの基となる力量つけるのに適しています。

広い業界でデータベースは使われているスキルです。
他の検定よりも受験料が安くてコスパがいいと考えている方もいるようです。

詳細

  • 100ページ
  • 出版社:好学


VBAエキスパート

「VBAエキスパート」はマイクロソフト OfficeのExcelやAccessなどで、作業を効率化できるスキルです。
試験はExcelとAccessでそれぞれ内容に違いがあります。
VBAやマクロはMicrosoftのソフトウェア内で使える処理です。Officeで使えるプログラミング言語で、条件に基づいた処理もできるためプログラムが得意な方におすすめの資格です。

機能などを追加できるスキルで、ビジネスシーンでも業務効率化に役立つでしょう。たとえば、フォルダでファイル管理を自動化できます。

競争率や合格率は掲載されていませんが、1~3ヶ月ぐらいの勉強は必要になります。


Webデザイナー検定

Webデザイナー検定はCG-ARTSの知識の習得しているかどうかの検定です。
表現の基礎やWEBサイトの制作と運用などWebにデザインに関係するスキルにからんだ問題です。

知識や技術に関わる問題で合格率は約44.8%です。(累計での受験数と合格者数)
書籍には練習問題が掲載されており独学をするのにおすすめです。


簿記の検定 / 日商簿記【事務系資格】

簿記の検定で紹介したいのは、事務系資格の「日商簿記」です。事務系の資格の中では定番のため、3級であればこれから勉強する入門として適していて、基本と応用をそれぞれ学べます。
テキストと問題集になっていて、試験と同じ形式で使える確認用テストもあります。

レビューでは基本を理解しやすいのが魅力。定番の資格のため、事務の仕事をしたい方におすすめです。

この記事ではおすすめ製品をご紹介しています。

通信講座

通信講座は仕事をしながら資格をとるのに効率的な方法です。

事務の資格を取る


事務職の資格を取るなら「通信講座」が便利。
通わなくてもオンラインで学べるところとしては、大原やヒューマンアカデミーなどがあります。

大原の場合にはオンラインや資料通信など、いくつか学習する方法が選べるので確認するとよいです。
公認会計士や簿記1・2級など、とにかく専門的に学べる資格が多いです。資格が一覧のため大原などを上手に使うのもポイントです。

もっとも、書籍で独学するよりも通信講座は高いのですが、仕事を選べる可能性が広がるでしょう。運営会社は大原学園グループです。
資料請求もできるので、ぜひ依頼してみてください。

資料は学びたいものを選択できますが、「資格の総合案内」が広く把握できておすすめです。自分の新たな可能性に気づくでしょう。

ランキングから選ぶ

何の資格を勉強するか悩んでいる方は、ランキングで確認してみるのも役立ちます。
大原のランキングでは、取得するべきランキングなどを見ることができます。キャリアになりそうな資格がいくつかのランキングの点が魅力です。特に公務員の資格試験のように講座で学びたい場合には受講するスタイルがおすすめ。

実践として使える定番の資格が並ぶランキングがあり、気になる方も見てみてください。

資格の学習

独学で資格取得を目指す【事務職・社会人向け勉強法】

勉強する方法としては社会人の方なら、会社に行きながら勉強する方もいます。参考書を使えば自宅でも、独学でMOSの勉強ができます。

資格の選び方としてはオフィスソフトのように普段から営業事務で使っているソフトなら、試験勉強も取り組みやすくなります。

ソフトウェアを操作したことがない場合には難しいでしょうが、少しづつでも勉強して復習を繰り返していけばスキルは上がっていくでしょう。

通信講座を使う

一方で、自分で勉強をしてみて難しければ、通信講座を使うのもいいでしょう。オンラインなどで人に教わるメリットはアドバイスを受けたり、モチベーションが上がるようなやりとりがある場合もあることでしょう。

未経験でも事務職に就職をするなら、問題集などテキストで独学するのがおすすめです。書籍ならパソコンがない時でも資格を取得する勉強時間ができるのもメリットです。本格的に学ぶなら学校に行くのもありでしょう。

将来、好きな業種や仕事で働けるように資格をとっておく人もいるでしょう。また、知られている認定資格なら転職でも有利です。

パソコンの資格といっても内容がそれぞれ違いがあり、人によって適している資格は違います。そのため、自分にあるスキルに近い資格が取得しやすいでしょう。


パソコン資格の関連情報

オデッセイVBAエキスパート
ビジネス・仕事

そのほか、株式会社サーティファイのExcel®(エクセル)表計算処理技能認定試験やAccessRビジネスデータベース技能認定試験などもあります。一般的なMicrosoftの資格と比べて認知度は低いでしょうが、ビジネスで興味があるかたはPowerPointやAccessなども資料請求をしてみるのもよいです。



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